◎土曜日、気になっていた方たちに葉書を書いて、奈良の学生時代の友人Wさんには薦めてもらって読んだ「人新世」をやっとゆうパックに入れてメモをつけて送ることに。読み終わったのは、去年でしたが、忙しさに紛れて、それに書き込みをしていたのではないかと思いこんでいて、それも消さないとと思っていたりで、ぐずぐず長引いていました。いざ本を取り出して見直してみると、書き込みはほとんどないし線引きもしていないようなので、これは早く送らなくっちゃと。それが着いたというので電話が。
少し聞き取りにくい発音でしたが、Wさんです。Wさんね~というと、ハッキリ「そう」だと。去年1月、脳出血で倒れて入院、後遺症で不自由になりましたが、回復、ところが、骨折、自宅に帰ってまた骨折とやっと暮れには落ち着かれたようです。本が届いたという電話でした。
「遅くなってごめんね。もう読んだ?」「読んでない」「そう、まだだった。よかった」「もう、読み始めてる」「そう」。妹さんとの二人暮らしで、スマホの電話なので傍に妹さんがいて、通じにくい言葉のフォローをして下さる。
「なに、改竄本?」と私がいうと、「違います。対談本です」と言われて笑ってしまいました。「ゴメン、そうだよね~なんの改竄?本だね」と自分でも可笑しくてって笑ってしまいました。
「聞き取りにくいらしくて、でも私にはどこが分らないんだぐらいなんですけど」と妹さん。「それは毎日一緒に暮らしてるからよ。それに、私も歯茎が衰えてスカスカだから息が漏れてキチンと発音できないのでもどかしいぐらい。年を取ったら一緒だよね」と。そういえば、母の耳が聞こえない時も私が耳元で言うとよく聞こえていたようでした。一緒に暮らしていると阿吽の呼吸でお互い言いたいこと聞きたいことが分かるようになるもんなんだと思いました。
「ところで、本屋大賞の『流浪の月』、私が読んで送ったの覚えてる?」というと、二人で「覚えてるよ~」と。「あれが映画化されることが今日発表された。監督は李相日さん。私が見たのは「フラガール」と妻夫木聡の「悪人」だけど、いい監督さん。主役の女の子は広瀬すず、文(ふみ)は松坂桃李。DVの婚約者に横浜流星」というと、妹さんが「若い人の名前はわからない。テレビ見ないから」「松坂桃李も?」「それは知ってる、変わった名前だから」「そう、来年公開される。撮影は韓国映画でアカデミー賞受賞の『パラサイト 半地下の家族』の撮影をした人だそう」「近くの映画館で見れるかな?」「来年、映画館でぜひ見て」「わかった」と二人で。
その他たくさんの本を紹介されました。「二人は情報源がたくさんあってスゴイよね」というと、「ラジオで紹介されると読んでみようかとなるの」「どこの放送?」「ほとんどNHK。武内陶子さんの番組とか」「竹内陶子さん、いいよね~福岡出身で…最近テレビで見ないと思ったらラジオなんだ」「その番組でいろいろ紹介されるので今度はアレとなるの」「そう、またよろしく」「こっちこそ」で久しぶりに三人で電話で話しました。「土壌」についての本だとか、難しそうなのを又送りますと言われたので、届いたら、ミーハーの私には一寸大変になりそう。
最後は、YWさんから「生き延びて、会わなきゃ」「そう、せっかく東京のNさんが出られるようになったらコロナだから、皆で会える日まで頑張ろう」「そう、頑張る」と。嬉しい電話でした。
🔲バックのシロクロ模様は何?と思ったら、入管でも:
🔲メンタリストDaigo氏の差別発言。謝罪文がまた差別発言だったとか、その後、奥田知志氏の「抱撲」で学びたいなどと連絡を取っておられたことは知らなかった。奥田氏はNHKで「抱撲」の活動が放送されたり「世界で最も醜いベンチ」のことなどでブログでも取り上げています。
渋谷・ホームレス女性殺害「電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~」(奥田知志氏) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
今回はDaigo氏のYou Tubeで「奥田氏に会ってNPO法人抱撲で学びたい」という発言についての奥田氏の見解が発表されています。謝罪アピールや寄付行為は注意深く退けて、本気で学ぶのなら引き受けても良いという内容ですが、その前に差別発言の問題点もシッカリ指摘されています。パフォーマンスなら引き受けないという意図もはっきりしていま。ホントに本気でないとダメなようですので、Daigo氏の解答がみものです:その前に寄付はしたかったようで、抱撲で断られたからかコチラで寄付です:
DaiGoのCM自粛「のむシリカ」ホームレス支援団体に寄付1000万円決定 (msn.com)