列島コロナ感染爆発・連日過去最多更新と「墨田区のワクチン接種はなぜ速いのか(江川紹子)」他

◎コロナ感染者数の都道府県別過去最多を示す日本地図が真っ赤に燃えるような勢いです。その対応が緊急事態宣言の対象拡大と延期だけとは。残念な政府の対応ですが、江川紹子さんのインタビュー記事は素晴らしい。コロナに関する痛快成功例。和歌山県に通じる墨田区保健所のお話。大阪の第四波の失敗からも学んで生かされていますし、保健所の働きがよくわかります:

 
 
 
@Iwanamishoten
 
これはすごい記事です。江川紹子さんによる、西塚至・墨田区保健所長へのインタビュー。池井戸潤さんの小説のような臨場感と熱意にゾクゾクし、読み終わると勇気が湧いてきます。
引用ツイート
Shoko Egawa
 
@amneris84
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40代、50代のワクチン接種がダントツに速い墨田区。なぜそれが実現できたのか、聞いてきました。各地の自治体で参考にしてください →東京・墨田区のワクチン接種はなぜ速いのか(江川紹子) #Yahooニュース

◎読んでみると、本来持っている保健所の役割がよく分かりますし、ワクチン接種の優先順位も普通に考えて高齢者より医療従事者が先という常識を実行されています。一部を引用して見出しを並べてみます:  

東京・墨田区のワクチン接種はなぜ速いのか

江川紹子ジャーナリスト・神奈川大学特任教授

 

今月13日付日経新聞電子版によると、同紙が緊急事態宣言下にある6都道府県の主要都市の1回目接種率を調べたところ、墨田区は50歳代で71.9%、40歳代で60.6%とダントツに高かった。40代については、さいたま市(6.7%)、那覇市(16.4%)、大阪市(17.7%)、世田谷区や品川区(17.8%)などと接種率が伸び悩む自治体が少なくない中、墨田区の進捗状況は際立っている。その効果か、陽性者数の推移を示すグラフからは、陽性者が下降の兆しも見てとれる。

 なぜそれができたのか。同区のコロナ対策の陣頭指揮をとる西塚至・同区保健所長に話を聞いた。

困難なスタートからの巻き返し

なぜ墨田区は、こんなに速いんでしょう?

「いえ、決して順調に行ったわけではありません。出足が遅れ、想定外のこともいろいろ起きました。大学病院があるわけでも、集団接種に向いた広い施設があるわけでもなく、大きい施設は五輪で抑えられて、条件は決して恵まれていません。それでもなんとか巻き返し、いろんなことを積み重ねて、結果的に今がある、というのが実情です」(西塚さん、以下囲み内は同様)

高齢者枠を使ってでも、まずは医療従事者に接種、という判断

”災害時の頭”で考える

接種券を早い時期に配ったわけ

対象者の5%が自衛隊のセンターへ

災害時の助け合い

区直営の集団接種をメインに

二転三転する国の方針にも柔軟に対応

「人は大事」

「昔は、検便も結核の検査も、水道の検査も、すべて保健所でやっていた。それが次々に民間委託となり、保健所から検査機能が失われ、保健所そのものも減らされてきた。そんな中、商売にはならない蚊の検査を続けてきた検査技師が1人いたおかげで、コロナにも対応できた。本当に、人は大事です。金にならないことをやって、危機に備える。これこそ公衆衛生です」

適切な情報の公開

「自分が必要な時に必要な情報が得られずに困っている人がいる。そういう人をとりこぼさないようにしたい。災害時は、区としては大きく構えて対策をしなければならないが、こういう細かい情報を補強するにはSNSは有益です」

保健所の役割とは

「いろんな資料を分析しながら、地域の弱みを常にウォッチして、必要な資源を作って供給していく。インテリジェンスとロジスティクスです。墨田区は一貫して、これが公衆衛生を担う保健所の役割と認識してやってきました。私たちは、尾身先生たち専門家が言うことを忠実にやってきただけです。その(提言を実現する)ために必要な資源は用意する。現場の医師たちが『検査をしたい』『患者を入院させたい』と言う時に、ちゃんとできるようにする。これが保健所の仕事です。

 資源が足りなければ、作る。たとえば、東京都の検査能力が限られているからと、検査数を絞るのではなく、検査がより多くできるようにしてきました。国や都の対応を言い訳にせず、資源にニーズを合わせるのではなく、ニーズに資源を合わせるんです」

だいぶ減らされたとはいえ、うちに検査技師がいたように、今もまだ保健所には様々なスキルが残っています。その力を、今発揮しないで、いつ発揮するのだ。そんな思いでやっています」

◎日本でも9割以上がデルタ株に置き替わったとか:

山崎 雅弘さんがリツイート

 
 
 
清水 潔
 
@NOSUKE0607
 
デルタ株の猛威は五輪前から言われていたにも関わらず酒だけ規制し、エアゾル感染は知らんふりで五輪、満員電車、デパートなどを放置してきたのは政府ですよ。 これまでない場所でクラスター 百貨店、学習塾… 政府が対策強化を呼び掛け
デルタ株の影響か、これまでない場所でクラスター 百貨店、学習塾… 政府が対策強化を呼び掛け:東京新聞 TOKYO Web
首都圏などでの新型コロナウイルスの感染拡大は、感染力の強い変異株「デルタ株」が中心となり、これまでにはなかった場所でのクラスター(感染...

🔲そうなんですね、説得力が問題です:

 
 
 
清水 潔
 
@NOSUKE0607
 
「オリンピックも諦めました。国民の皆様、引き続き緊急事態の収拾にぜひご協力を…」ならば、国民の意識も相当違っただろう。それが「金メダルおめでとう」「五輪とコロナ感染拡大は無関係」を連呼したあげく言っても説得力はない。あなたたちがそういう国にしたんです。
 政府は17日、「緊急事態宣言」の対象地域に茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を加えることを、新型コロナウイルス感染症対策本部で決定した。期限は8月20日から9月12日までで、すでに発出されている東京や大阪など6都府県も期限を延長する。

🔲12日まで延長には政治的な思惑?が:

 
 
 
@hiranok
 
科学的な理由はない。ただ、ひたすら自分の政権維持のため。あるのは、またしても楽観的期待だけ。五輪で支持率が上がるというバカげたシナリオが挫折してもまだ懲りない。いい加減にしてほしい。 #NewsPicks
12日まで延長は「政治判断」 透ける菅首相の再選戦略朝日新聞デジタル
 緊急事態宣言の9月12日までの延長が決まった。新型コロナウイルスが猛威を振るう中での小幅延長に、9月の衆院解散の選択肢を残したい菅義偉首相の思
惑が透ける。ただ、早期の感染収束は困難とみられ、期待した五輪による浮揚効果もうかがえない。首相が描いてきた政権戦略は、いま行き

🔲確かに、この時は首相の感情と言葉が一致して鮮明に伝わります:

 
 
 
tomoaki watanabe 渡辺智顕
 
@abi_nabe
 
唯一、菅さんの言葉が届いて来るのは、記者の質問に逆ギレする時なんですよね。自分の言葉で話すので、力強く滑舌も良く聞き取りやすくなります。
引用ツイート
 
@hirakawamaru
· 8月18日
菅さんの会見は、原稿を読んでいるだけで、しかも滑舌が極めて悪いので、さっぱりこちらに届いてこないんですわ。滑舌悪くとも自分の言葉で喋れば届くのだけれどね。

 🔲健常者の五輪を済ませておき乍らパラリンピック中止は言い出しにくいけれど?:

 
 
 
@kei_nakazawa
 
パラリンピックは今からでも中止を検討したほうがいい。医療機関が患者を受け入れられなくなっている状態でやるべきではない。 
 
 
 
東京新聞編集局
 
@tokyonewsroom
 
東京五輪パラリンピック組織委員会は18日、パラ関連で新たに18人が新型コロナ検査で陽性になったと発表しました。五輪関連で陽性が判明したのは4人でした。
パラで18人、五輪4人陽性 新型コロナ、累計615人:東京新聞 TOKYO Web
東京五輪パラリンピック組織委員会は18日、パラ関連で新たに18人が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。内訳は業務委託スタ...