8月のドラマを集めてみました:
★8月21日(土)「生徒が人生をやり直せる学校」
テレビの番組欄のお薦め欄で取り上げられていた読売テレビの夏恒例の番組「24時間テレビ」の中のドラマで9時過ぎから2時間ほど。実話をもとにしたドラマですが、新米教師の体育教師に平野紫耀と英語教師に浜辺美波。赴任したのは公立高校の底辺校と言われる学校。朝日の「試写室」より:
「着任早々、生徒の態度の悪さに衝撃を受ける。生徒に何とか寄り添おうとする2人に、生徒の妊娠や親からの虐待など様々な問題が起る。『困った生徒』が実は『困っている生徒』であるという視点がドラマの核だ。主役のフレッシュさ、國村準、伊藤英明、北村有起哉ら手練れのわき役陣が物語に説得力を加える。(斎藤勝寿)
内容は「ドラゴン桜」でもありましたが貧困家庭で生活保護受けている家庭の子どもやヤングケアラー、夢はあってもあきらめざるを得ない状況の子ども達に親身になって相談に乗っていく先生たち。篠原涼子さんが演じる元教師で校長の要請で生徒の応援チームに加わる司書、食を基本に学内を変えていく様子が痛快です。
2018年に発表されたノンフィクション作家黒川祥子の「県立!再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校」が原作。
終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」
恐ろしい実験手術。医師がたどりつく「何もしなかった罪」とは?
太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス!
<あらすじ>
1945年5月。西部帝国大学医学部の助教授・鳥居太一(妻夫木 聡)は、教授の指示で米兵捕虜の手術を手伝うが、それは治療のためではなく実験手術であった。 教授に手術の中止を進言するが却下され、4回にわたる手術により8名の捕虜が死亡。戦後、この実験が明るみに出て、太一は占領軍に逮捕され裁判を受ける。戦犯として死刑判決を受けた太一は、凶行を止められなかった自分と向き合うことになる。 一方、妻・房子(蒼井 優)は、裁判の中でゆがめられた真実を明らかにし、事件の首謀者にされた夫を死刑から救おうと奔走する。 房子の必死の思いと、それぞれの罪を背負った死刑囚たちとの出会いによって、太一は目を背けていた本当の罪に気づいていく・・・
【出演】
妻夫木 聡 蒼井 優
これは戦争末期、九州帝国大学で行われた米軍捕虜に対する「生体解剖」が題材。遠藤周作の小説「海と毒薬」、熊井敬監督の同名映画でも取り上げられた事件。
事件の首謀者は自殺してしまって、その分も含めて事件の責任を取らされる太一、裁判の過ちを覆そうと奔走する妻。しかし、 仕方なかったでは済まない罪の重さに嘆願書を書けない太一。今現在も「仕方なかった」で済まそうとしている者たちに訴えかけるドラマでした。
★TBS系日曜劇場「TOKYO MER」
「最新の医療機器とオペ室を搭載した緊急車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)の活躍を描く本格救命医療ドラマ。」 チーフドクターの喜多見幸太の大活躍とまとまっていくチーム。快調ですね。臨場感たっぷり、政府(厚労省)と都知事(石田ゆり子)とのやりとり、政府から解体の密命で加わっている音羽(賀来賢人)も医者の本分に目覚めたり。後半過ぎてからはいよいよ喜多見の過去が明らかに・・・そして話も大きくなっていきそう。
★TBS系金曜ドラマ「#家族募集します」
コロナ感染でお休みだった仲野太賀さん復帰で再開されました。とうとうお母さんが亡くなったことを息子に告げる日がやって来て、3組の親子が共同生活をスタートすることに。そこにまた訳アリの一組の親子がやって来て・・・
★フジ系火曜日「彼女はキレイだった」
韓国版のリメイクなんですね。なんと言っても、佐藤愛(小芝風花)になりすます友人(佐久間由衣)に中島健人がいつ気づくのか、気付いた時、彼女と彼(赤楚衛二)はどうするのかが気になります。いよいよかな・・・
★フジ系月曜「ナイト・ドクター」
沢村一樹さん、コロナ感染とか。とても真面目な内容。
朝倉美月(波留)は働き方改革を目指す「あさひ海浜病院」に設立された夜間勤務専門の救命チーム「ナイト・ドクター」を志願した責任感の強い医者。研修医上がりの医者深沢(岸優太)や桜庭(北村匠)、かつての同僚成瀬(田中圭)、優秀な医師高岡(岡崎紗絵)と共に奮闘する青春群像医療ドラマ。先週は、夜勤の医師は昼間の医師に比べて腕が落ちると思われていることがテーマでした。そんな風評を覆すという意味でも高い能力を持った夜間専門のナイトドクター確立を目指すという・・・
★日テレ系水曜「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」
永野芽衣さんもコロナ感染から復帰。女性版先輩後輩バディ(相棒)もの。
シッカリものとチョットぬけてる二人の組み合わせは定番ですが、安定感?安心感?あって見ていられる。