「復活した木下ブックセンター」と「従弟夫婦の来宅」と「Netflixシリーズ『新聞記者』来年1月スタート」

◎8月末のこと、行きつけの本屋さんで9月いっぱいで廃業の張り紙を見て箕面(駅近辺)から本屋さんが無くなるとガッカリしていたのですが、どうもリニューアルで続けるみたいという噂。9月になって確かめるため張り紙を見に行くと、11月オープンということで工事が進んでいました。

先日、ヤフーニュースがこの箕面の書店を取り上げていました。それによると、木下ブックセンターは一人の小説家が買い取って再オープンにこぎつけたというお話です。

この本屋さん、もともとは駅前ビルの通称サンプラの2階の一角にあって、我が息子たちもお年玉をもらったら、翌日のお正月2日から本屋さんに行ってました。サンプラが寂れだした頃、今の場所、サンクスビルの1階、道路に面した奥まった場所に移転。それがコロナもあっていよいよ廃業かという時、こんな美談?があったとは。早速、行ってこなくっちゃ…で、一昨日、行って写真を撮ってきました:

大阪・箕面で閉業寸前の書店、小説家の手で復活

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 箕面駅近くの書店「きのしたブックセンター」(大阪府箕面市)が、11月1日にリニューアルオープン。書店を救うために、新たな社長として名乗りをあげたのが京都生まれ、滋賀在住の作家・今村翔吾氏だ。

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1967年に創業、さまざまなジャンルの一般書籍や雑誌を扱う書店として一時期は4店を経営をした同店。箕面の住民を中心に、1日100人ほどが来店する地元密着型の経営で愛されてきたものの、出版界の不況のあおりを受けて売り上げが減少。2代目で閉業寸前となり、エリアから書店が失われる危機に陥っていた。

そんななか、時代小説「羽州ぼろ鳶組」(祥伝社刊)シリーズで人気の今村氏が、M&A業の知り合いから耳にしたのが「箕面の書店が潰れるらしい。うちでは扱わないから、だれか探している。お前がやってみたら?」という、冗談半分ともとれる話だ。

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「僕自身も、幼い頃に本屋で池波正太郎先生の小説と出合わなかったら、今こうして作家になっていないかもしれない。それほどに、本屋は大切な縁を繋ぐ貴重な『街のインフラ』。なくすわけにはいきません」と今村氏は、2021年4月に事業継承を決心。店舗を購入し、自身の事務所の傘下に置いて、再出発の準備を始めた。

9月25日からは改装工事のため閉店。店内に商品の在庫が置けるバックヤードを新設し、改装前の広々とした売り場はやや縮小。本もこれまでの1万冊から、1万3000~1万4000冊に増やす予定だ。

初日には地元の客が続々と訪れ、来店した近所の50代の女性は「今日からオープンしたと知って来ました。きれいになって再開してくれてうれしい」と笑顔で話す。

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また『炯眼(けいがん)に候(そうろう)』(文藝春秋刊)など、今村さん同様に時代小説で有名な直木賞候補・木下昌輝さんは、「今日は江坂から来ました。コロナ禍で書店は久しぶりだが、来るとやっぱりテンションが上がりますね。たくさんの本を眺めているだけでも楽しいです」と語った。

「今後はここで100年続く書店を目指したい」と今村さんは語り、11月28日の自身のサイン会を予定するなど、今後はさまざまなイベントを計画していくそうだ。営業時間は朝11時~夜8時、土日祝は~夕方6時。

取材・文・/中河桃子

大阪・箕面で閉業寸前の書店、小説家の手で復活(Lmaga.jp) - Yahoo!ニュース

<散歩に出かけた聖天さん(西光寺)のイロハモミジの紅葉>

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◎今週月曜の夕方、従弟夫婦から翌日午前10時に我が家に寄るという連絡が入り、お迎えしました。初めて車庫に2台目が収まりました。大きな車なので先端部分が溝にかかって扉は閉まらないものの何とか路上駐車はしなくて済みました。

大学2年目の娘、愛子さまと生まれた年も誕生日も同じ(さすが小松の元プリンス、今はエンペラー!)で、20歳の成人式の前撮り写真とかで帰省していたのを送りがてら上阪して、朝、キャンパスまで送って、大学近くのケーキ屋さんで4人分のショートケーキを買って寄ってくれました。従弟は60年生まれで10歳の時が大阪万博。もう一度見たいと万博公園へ行って「太陽の塔」を観てきたそうです。新しくなった内部の写真のパンフレットを見せてもらいました。

そういえばコロナ前、リニューアル直後はいっぱいで少し収まってから行きたいと思っていたのを思い出しました。岡本太郎はスゴイねという話にも。日本庭園もよかったし、その前のバラ園のバラも咲いていたし、その横の民族学博物館も入ってきた。娘は学生証を見せると無料で入れた。アフリカに関する展示が充実していて喜んでいたとか。大学では去年の秋から対面授業になって、今は吹奏楽部の副指揮者として12月の発表会まで忙しそう。オンライン授業の頃はがっかりしていたので、今はそれなりに大学生活を謳歌しているようで良かったです。

コーヒーを淹れて、美味しいケーキを頂いて、話しているうちにお昼前になったので「おうどんなら出来るから食べて行って」と明るいうちに小松まで帰りたいと腰を浮かしかけているので言ってみる。冷凍うどんには一枚分の油揚げが入っているし、ネギはないけどほうれん草があるし、竹輪もあるし、具は大丈夫。4人分2つの鍋で2回に分けて作って、あとデザートには我が家の定番、フルーツに自家製カスピ海ヨーグルトを掛けて出しました。天皇陛下と同い年の従弟の定年の話や連れ合いの彼女のお母さんの認知症の話や、父の妹に当たる従弟の母親(叔母さん)の近況、施設で元気にしておられる話などタップリ。娘が大阪にいる間に大阪観光をしてまわるつもりだそうですので、こうやって寄ってくれるのもあと2年。加賀市に帰っていく車を見送りました。

あの「新聞記者」がネットフリックスに登場です。と言っても映画の「新聞記者」ではなくて、藤井道人監督自らドラマにリメイクしたという米倉涼子さん主演の新たな「新聞記者」です。改ざん問題で自殺した公務員とその妻も登場、新たに新聞配達をしながら就活する政治に疎い大学生を登場させて一般市民の視点も加えています

藤井道人監督、映画の方はプロデューサーに押し切られて渋々?(当時は新聞も読んでなかったと話していました)だったのに、今回は藤井監督自ら「映画にはとらわれないで」と言って新たな内容になっているようです。日本アカデミー賞を取った2019年公開の「新聞記者」ですが、あれは映画界挙げて反安倍の意思表示をしたようなもので、やりたい放題の安倍私利私欲政治に一矢報いるという社会的な意義もあったし、その事が映画作品としての内容評価より勝っていたとしても仕方がない状況、というより内容が政権批判のためメディアのPRほぼゼロだったにもかかわらず、あの作品を歓迎した大勢の観客がいたことも2019年の大きな出来事だったと思っています。でも藤井監督としては心残りだったでしょう。(10日のトークイベントの発言によると、終わった後感じたことをキャラクターとして表現したいと思ったとか)で、これは、そのリベンジ作品なんだろうと勝手に思っています。新たに加わったという市民の目線、若くて政治に疎い就活大学生を登場させているのは藤井監督自身のあの当時のリアルなんだと思います。これは、見てみたいと思います。あの映画のノッペリ感が、どんなふうに変わったか興味があります。

6回シリーズで、1月13日、全世界同時配信とか。森友問題で自殺した財務局の赤木俊夫さんと妻の雅子さんがモデルとなって取り上げられるのも初めてですね。ネットフリックス、考えてみようかな。

綾野剛、横浜流星も参戦!Netflixシリーズ「新聞記者」が来年1月始動&追加キャスト解禁|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれた藤井道人監督作、シム・ウンギョン×松坂桃李出演の『新聞記者』(2019年)。その衝撃作を全6話のNetflixオリジナルドラマとして描く本作。 “新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞社会部記者の松田杏奈を米倉涼子が務め、映画版に引き続き藤井監督がメガホンをとる。

理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚の村上真一を綾野剛新聞配達をしながら大学に通う就活生の木下亮に横浜流星が扮し、政府が起こした公文書改ざん事件を軸に一般市民とりわけ若者の視点から物語を描く。さらに、自分の意思に反し改ざん作業を強いられる公務員の鈴木和也とその妻の真弓を吉岡秀隆寺島しのぶが演じるほか、吹越満田口トモロヲ大倉孝二田中哲司萩原聖人柄本時生土村芳小野花梨橋本じゅん、でんでん、ユースケ・サンタマリア佐野史郎と個性豊かな実力派俳優陣が脇を固めている。

予告編は「ここには都合が良くないものが存在している」という気になるセリフから幕開けする。ある国会答弁を引き金に、エリート若手官僚の村上や官邸記者会見で忖度なしの質問をする松田、改ざんに直接関わったことで悩み苦しむ鈴木とその妻らが次々と登場する。それぞれの正義がせめぎあうなか、自分の仕事を全うしたことでジレンマに陥る村上や、政治には興味も知識もなかった大学生の木下が真実を知るために動きだす様子が映しだされ、興味を掻き立てられる。また、あわせて解禁されたティーザーキーアートでは、正面をまっすぐに見据える松田とともに、鋭い眼差しをした村上と木下の厳しい表情が切り取られている。

孤軍奮闘する女性記者は真実を暴くことができるのか?豪華キャストでつむぐ新たな物語に期待しよう。                   文/足立美由紀

横浜流星さん、11月5日のインスタグラムから:

『新聞記者』1月13日よりNetflixにて配信!
やっと発表できた。今回は映画では無かった、一般市民の視点も描かれます。僕が演じた亮は大学に通う就活生で政治に全く興味が無い若者です。
亮と共に政治に興味を持ち、世の中の出来事を他人事だと思わず自分事として捉えて、考えようと思って頂けたら嬉しいです。責任を持って演じましたので、お楽しみに!!

★予告編はコチラで:綾野剛、横浜流星ら16名がNetflixシリーズ『新聞記者』に出演 第2弾キャスト&予告編が解禁に | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)

東京新聞も取り上げています:米倉涼子さん主演ドラマ「新聞記者」 来年1月世界同時配信 ネットフリックス 綾野剛さん横浜流星さんら:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)