🔲大阪は万博のうえに、未だカジノをやる気でいるんですね。税金の使い方、考え直してほしいと思います:
◎昨日の土曜日、夕方、母の入居しているホームから電話。食事のとき母が食堂で夕食を摂っていて嘔吐、施設のお医者さんを呼んだところ即救急車で入院ということになり、いま入院先を探しているところです、決まりましたら、病院の方へということでした。先月も同じ土曜日の夕方だったなと思っていると二度目の電話。以前の病院で受けてもらえたので、そちらへというケアマネさんに、今夫が外出中で戻り次第行くようにしますが少し遅くなるかもしれませんのでよろしくお願いしますと伝えました。
夫は、川西池田のホールでモーツァルトのドン・ジョバンニを聞きに行っていました。予約の時に誘われましたが、私は今はオペラは一寸遠のいている時期なので一人で行ってもらいました。2時間ぐらいかなと思いながら、前回の経験から8時までには行かないといけないと思い、7時半まで待ってタクシーを呼んで病院へ。タクシーが病院内へ入ったところで担当医師から携帯に電話。駆け付けて、ケアマネさんと一緒になって、医師の説明を聞くことに。母がストレッチャーで酸素のマスクを当てて横になっていました。少し話しても良いと促されて、母に話しかけました。白衣の先生が分らないらしくて、耳元で「お医者さん」と言うと、「わざわざ…」と。「違うよ、お母さんが病院に運ばれて、今、病院よ」と。母がその時の状況を説明してくれていましたが、先生のお話を聞くことに。肺の写真を見ながら、白い部分が肺炎を起こしています、下の方に見えるのが溜まっている水とか。抗生物質で治りますが、抗生物質が効かない菌、耐性菌といいますが、これが回数を重ねると悪さをする、歳が歳だけに重篤になる場合も。前回でも確認しましたが延命は必要ないということで。はい、本人の意志でもありますのでと前回と同じ返答を。
今回は大部屋が埋まっているので個室になりますが支払いは大丈夫ですかと確認を取られました。それからケアマネさんと5階で看護師さんを待つことに。前回も付き添ってくださったHさんというケアマネさん。待っている間に少しお話しできました。夜遅くまで申し訳ない、お近くですか?と聞いたら、上新庄という阪急京都線の急行の止まらない駅。豊中の緑地公園からどうやって帰るのか、桃山台から地下鉄御堂筋線を使って・・・何回も乗り換えて大変な時間がかかる不便なところです。子どもさん、大丈夫ですか?と尋ねたら、4人の子どもたちはみな社会人、土曜日だから誰も家にいないと思うと。子ども4人を育てるのは大変だったでしょ?「はい、それは、もう大変でした。でも家の近くのホームに勤務してたのが途中で転勤になって今のところへ」「それは、きっと優秀過ぎたのね」と私。
看護師さんが来られて前回と同じ手続きに入り、書類をもらって記入して渡し、家で記入して届けるものを貰ってエレベーターで下へ。階下の廊下のベンチに夫が座って待っていてくれました。ホームに戻るケアマネさんとは駐車場で別れることに。今朝になって神奈川の妹にも知らせました。即、「今のうちに会っておこうかな」と言われて、離れているだけにそのストレートさにちょっと驚きましたが、正解です。去年亡くなった妹の時、知らせを受けた私もそう思いました。
★10日の金曜日、久しぶりに用事の無い1日なので、この日公開される映画「あなたの番です」を観ることに。この元になった日テレのドラマは、1クール3か月の春と夏、合わせて半年つづいた大ヒットドラマと言われています。
(トップの真っ赤なモミジの写真は、映画館に行く途中、二中の北側にあるカエデの大木。見納めの紅葉です。)
主演が原田知世と田中圭のこのドラマ、初回を観ましたが、マンションの住人による交換殺人という内容で、何て悪趣味と観るのをやめて、原案者の秋元康ともども悪印象しか残らなかったのですが、1クールの最後で原田知世さんが殺されて終わりました。主役がドラマの半分でいなくなるドラマって!?なんて大胆な・・・と思ってこの回は見ました。
ところが後半には、TBSの春期のドラマででピンク頭の東大受験生を演じて大ブレイクを果たした横浜流星さんが起用され、田中圭さんを助けて犯人探しに加わる大学院生でAIを駆使するコミュ障の二階堂忍として登場するというので観ることに。西野七瀬さん演じるサイコパスの黒島沙和と二階堂との関係がメインになるお話で二人の切ない関係は若手二人の好演もあって見ごたえがありました。でもグロテスクな場面やSNS上の考察目当てのドラマ作りに反発を感じていましたので、この劇場版も冷めた先入観がありました。で、映画「あなたの番です」はそんなに期待しないで見始めました。
ところがです、これは、エンターテイメントとミステリーとシリアスドラマがいい具合にミックスされた映画になっていました。ドラマの話とは別のパラレルワールド。菜奈と翔太はマンションに引っ越して2年後、結婚式を挙げることに。住人を招いて船上ウエディングパーティーを開催。舞台はこのクルーズ船、ドラマと同じく管理人さんが殺されて話がスタートします。お馴染みのメンバーに新たに門脇麦さんが参加。
黒島沙和と二階堂忍の若手二人がメインになったストーリーにも驚きましたが、これは切ないラブストーリーでもあって、船上のそれぞれのカップルの愛情の在り方を問うようなお話にもなっています。ドラマを観なくても…と謳ってありますが、やはりドラマを見ていたものならではの理解の深まりやユーモアにも気づきます。勝手に秋元康さんを避けていましたが、これは西島秀俊、宮沢りえ主演の同じく半年2クールドラマ、日テレ日曜の「真犯人フラグ」を観ないでいたのは失敗だったかなと反省したりしました。思い込みや先入観はいけないですね。