🔲記事によると「昨年、日本で難民認定されたのは74人、4万人近いドイツや、3万人をこえるカナダやフランスに比べ極端に少ない日本。認定率もわずか0.7%。中でもトルコ国籍のクルド人は日本で一人も難民認定されていない」:
これは酷い話。日本に来たクルド系のトルコ人が、クルド音楽を披露しただけでトルコ政府から「テロリストの同調者」と見なされパスポートを無効にされた。 行き場を失って日本政府に難民申請したが却下され、家族全員が在留資格を喪失。健康保険もないので医療費は全額負担。
🔲今日6月23日は沖縄「慰霊の日」です。参院選の公示日はこの日を避けて1日前の22日になったとも。23日は、日本軍の牛島満司令官牛島満司令官と長勇参謀長が自決し、日本軍とアメリカ軍(連合国軍)との間の組織的戦闘が終わった日とされ、この日が「慰霊の日」に。その牛島満司令官は多くの沖縄の人々を戦闘に巻き込み、自決の際にも部下や住民に生き延びる道を閉ざした人物でした。その評価がある時期を境に変化したと阿部岳記者の報告です:
この自衛隊幹部の「牛島慰霊碑詣で」が気持ち悪いと思うのは、記者からの質問に幹部が「誠実に答えよう」という意思が全く感じられないこと。 内輪で共有される「大きな力への忠義」だけが重視され、県民の不安は無視してよい。この考え方は、1945年の日本軍と何が違うのか。
原発と基地――「国益」の名の下に犠牲を強いられる「苦渋の地」で今、何が起きているのか。政府や行政といった、権力を監視する役割を担うメディアは、
その機能を果たせているのか。福島と沖縄を持ち場とする2人の新聞記者が、取材現場での出来事を綴った『フェンスとバリケード』。
著者で沖縄タイムスの阿部岳記者が、沖縄「慰霊の日」に行われる自衛官参拝と、戦没者の遺骨を広い続けるボランティアへの取材を通して見た、い
まだ続く沖縄と本土との“分断”について綴った第12章「捨て石の島で」から一部抜粋してお届けします。...
山崎 雅弘さんがリツイート
本土決戦の時間稼ぎだった沖縄戦。投入された軍は不足を現地住民の動員で凌ぎ、動員された住民達は殺されたり艦砲射撃の下で死んでいった。生き残った住民や子孫にとって日本軍はおぞましい存在だったのに、その事実から目を逸らし、「良き伝統の継承者」を気取って嘯く自衛隊は醜悪でしかないなぁ。
引用ツイート
沖縄タイムス阿部岳記者の寄稿。少し長いが、とても大事な問題がいくつも指摘されている。 大勢の県民を巻き添えで死なせ、日本兵にも降伏を許さず死ぬまで戦えと命じた沖縄戦の日本軍司令官の慰霊碑を、ある時期から詣でるようになった自衛隊の幹部たち。精神文化の継承。https://dot.asahi.com/dot/2022051700
92.html
◆一部、コピーです、ぜひ全文を:
戦前、日本軍は住民を飛行場建設や陣地壕構築に動員していた。いざ戦闘になると、住民は足手まといなだけでなく、軍事機密を知るやっかいな存在になった。沖縄の言葉を話す者はスパイとみなして処刑するものとされ、実際に処刑された。「友軍」は自らが生き延びるために住民の食料を奪い、避難場所である壕を奪い、赤子の泣き声が敵に聞こえないように命を奪った。根底にあった住民に対する蔑視が、牙をむいた。
沖縄戦の死者は約20万人。うち一般県民は9万4000人に上る。その総責任者であった牛島はいよいよ自殺する時も、「最後まで敢闘し、生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかし)めを受くることなく、悠久の大義に生くべし」と命じた。住民や部下から降伏の道を奪った上で死んでいった。
1972年の日本復帰とともに沖縄に上陸した自衛隊は、日本軍とは絶縁して再出発した民主主義国家の実力部隊であるはずだった。日本軍のDNA継承を誓うような儀式、異様な深夜行軍は県民の批判を浴びた。当時の沖縄タイムスは「戦争に巻き込まれた非戦闘員は何と受け止めるのか」と報じた。桑江は中央トップの陸上幕僚長から注意を受け、深夜行軍は一度きりで終わった。
時代は下って2004年。第1混成団長の君塚栄治が再び、ひっそりと集団参拝を始めた。後に陸幕長にまで上りつめる人物だ。過去の経緯を知らないまま自ら発案したという説明に、自衛隊と旧軍の連綿たる結び付きが浮かぶ。
「どうも自衛隊が集団参拝しているらしい」。翌年、私は情報を得て、半信半疑で張り込んだ。現れた自衛官は制服姿の約100人。塔を仰ぎ見て整列した。鎮魂のラッパが響いた。君塚が式辞を述べた。「沖縄を守るために戦った第32軍を現在の沖縄の防衛を担うわれわれが追悼するのは大切なことだ」
果たして、日本軍は沖縄を守るために戦ったのか。無謀な作戦を肯定するのか。第1混成団広報室に見解を尋ねたが、「有志を募って開いた個人的行事」「県民感情を害するつもりはない」などと要領を得ない答えが返ってくるだけだった。
以来、集団参拝は毎年続いている。自衛隊はトップ以下が制服姿で連れ立って参拝することを「私的参拝」と言い張っている。
🔲「そろそろ変えよう…」で憲法を変えられては困るんです:
想田和弘 新作「精神0」・新刊「なぜ僕は瞑想するのか」「人薬」「下り坂のニッポンの幸福論」
原案を示さずに選挙に入り、選挙が終わってから原案を示すそうです。騙し討ちで憲法を変えたいんですね。緊急事態条項が通ったら民主制ではなくなりますが、皆さんいいんですかね。→憲法改正原案、参院選後の提出めざす 自民・茂木氏「なるべく早く」:朝日新聞
は触れなかったが、自民は原案のたたき台となる改憲4項目として「自衛隊明記」などを掲げている。
🔲コロナ禍で強行された東京五輪、公表分だけでも1兆4238億円!
公表分だけでも1兆4238億円。これだけのお金があればどれほどの小中学校を改修でき、高校生が大学に進学でき、コロナで苦しむ飲食業者を救えたのか? それらに比較しても五輪を開催する意義があったかを真摯に総括することが、税金を支出する政府に求められることだと思う
🔲寮美智子さんのツィッターから:
寮美千子さんがリツイート
財政民主主義を完全に踏み躙って「コロナ対策」を名目に計上され、9割超の使途が追えない10数兆円もの「予備費」にしろ、1兆4200億円にまで膨れ上がった東京オリンピック経費にしろ、巨額になればなるほど「使途不明」が常態化し、責任者が説明もせず野放しにされている本邦の現状は極めて異常。
🔲「今だけ、金だけ、利権だけ」・・・そうなんですね、今の政治、そうなってしまっているんですね。選挙で変えるチャンスですが・・・
今だけ金だけ利権だけの国。 神宮外苑の樹木892本伐採して高層建築、賛成多数で承認 批判意見も「議論は十分尽くされた」 都審議会:東京新聞 TOKYO Web