姪っ子来阪、面会と和菓子でお抹茶

◎日曜夜、姪っ子からスマホにメールが入り、大阪に居るのでホームの母に会えるかという問い合わせ。11月から面会OKになっているので、すぐ返事。月曜の1時半、桃山台で落ち合って夫の運転する車でホームへ。部屋に入るとお昼寝中か電気はついていません。声をかけて電気を付けたら、母が起きて「誰かお客さん?」というので、姪が顔を出しました。「まぁ~遠いとこから」と母も気づいてご挨拶。近況報告と母からは「お父さんどうしてる?」と私の妹の婿殿の様子を聞いたり。

ホームの途中のイチョウ並木が色づいて美しい。

◎作り付けの棚の上にハロウィンの衣装をつけた写真があったので姪が「可愛い」とスマホで写真を撮っていました。去年の写真もあって、ハロウィンの帽子をかぶって飾り物を付け扮装している写真でした。籐の椅子とテーブルの間というかテーブルの下に木製の丁度いい高さの足置き台がありました。上に乗っているパッチワークはSさんの作品でした。「あれ!? これ、どうしたの?」と聞くと「親切な人がいるのよ。作ってくださる人がいてね。これ、楽なのよ」と母。これは楽だと思います。ホームのスタッフさんなのか、入居者?の方なのか、今度、訊ねてみようと思いました。

◎母は耳が遠いので筆談の書き役を私が務めます。「お小遣いをやって頂戴」と私に頼むので「分かりました」と私。「まだ私のお金、ある?」と聞くので「今のところまだ大丈夫です」と返事。30分経ったところで、そろそろ退出時間だからというと、歩行器を持って来て、「まだ、私は歩けるから、ありがたいわ」と言いながら、エレベーターまで見送るからと部屋から先導してくれました。エレベーターのところで、私たちは中から手を振ってお別れしました。入室証で自動ドアを開けて受付に返してお礼を言って外に。車に乗ってから今後の予定を聞いて、それでは3時過ぎまで我が家でコーヒーをということに。

姪は独身の40代で仕事をしていて休暇で大阪と京都に遊びに来ました。お目当てのコンサートがあったようですが、この日は京都の東寺のライトアップを友人と観る予定だとか。大阪にはよく遊びに来ていて大阪の友人もいる様子。”りくろ―おじさん”のチーズケーキを教えてもらったり、いつも美味しいお菓子をお土産に持って来てくれます。父が健在な時は、実家の両親、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんに会いに来ていました。

この日のお土産は、中央区高麗橋の菊寿堂の一人分用箱入りの5色の和菓子「高麗餅」2箱でした。5つの並べ方が分からず適当に。3つを手前に2つを奥に、かも知れませんね。あんこがが硬くなってしまうので当日限定のお菓子です。5つの味がして一人で5個?と思いますが、中のお餅が一口サイズなので味がそれぞれ違う5個は食べやすく、お抹茶を点てて戴きましたが、とても美味しく5個全部一人で食べてしまいました。姪はお店で食べて来たからコーヒーとお茶、両方を飲みたいとリクエスト。いつも大阪名物を教えてくれる姪の来訪は大歓迎です。3時半ごろ車で新大阪駅のホテル近くまで送っていきましたが、若い世代の来宅は楽しいひと時です。

◎最近、私は美味しい和菓子が手に入ると、お抹茶を点(た)てることにしています。用意するのは写真の物だけ。缶入りのお抹茶はお正月に生協で購入したもの。蓋を開けた後は缶ごと冷凍庫で保存します。お茶碗(小ぶりのどんぶり茶碗とかお漬物用のお茶碗、或いは大ぶりのご飯茶碗など)と茶杓(柄の長いスプーン)は代用がききますので、茶筅(せん)だけ用意すれば普段でもお抹茶をいただくことが出来ます。茶せんは1000円ぐらいだったと思います。

先に熱湯を少しお茶碗に注いで、お湯を回すようにしてお茶碗を温め、温め終わった湯は捨てます。茶杓に二杯をお茶碗に入れて(2杯でスプーン1杯くらい)茶杓で均(なら)して(抹茶を崩す)、沸騰させた熱湯を注ぎ、茶せんでかき混ぜ泡立てます。最後に茶せんで『の』の字を書くようにして引き揚げます。

茶せんを立てて置いたら、茶碗の正面(絵柄があればそこが正面)を左に45度、右手で2回に分けてずらして、お茶を飲みます(ここは省いてもOK)。飲み干してしまうこと。熱湯はダブダブに入れないで、飲み干せるほどの量を入れること。お茶の葉にはビタミンCがタップリだとか。それを粉にして直に取り入れるので体には良いと思います。