ピンクのツルバラと母の俳句と

ピンクのクレマチスが一斉に花開き、高い所で咲いています。

今年の沙羅の木(夏ツバキ)の花付きは最高です。次から次へと咲き続けて、木の下には落ち椿があちこちに散らばっています。

◎五月のゴールデンウィーク伊丹市の荒牧バラ園を訪ねましたが、不思議なことにピンクのツルバラ、ピエールドロンサールは見当たらず。花期が遅いということもあったのかもしれませんが、なかったようでした。

バラの木にも寿命があって、意外と短いような。というのは、毎年訪ねていた青い北欧住宅の垣根のバラも寿命が尽きたのか、今は代替わりして若木になり小さな花になっています。

我が家は手入れ不足で放ったらかしのツルバラに赤も一輪、ピンクも一輪咲いたきり。ところが、実家側の庭のツツジの剪定を終えてアーチのバラの病葉を取っていたら、新芽の先に蕾がついていました。2番花の蕾が沢山ついているのを見つけました。咲くかな!?

先日、ピエールドロンサールの花を訪ねてカメラを手に散歩がてら出かけることに。唐池公園のお宅は今年は一面に咲きこぼれるほどに成長していました。

これは見事です!!

もう一軒、バス道の北側に見えるフェンスに絡ませたバラの花を訪ねることに。

去年と違って、今年はゼロ、代わりに柏葉アジサイが茂り、パーゴラには赤いバラが絡んでいました。

◎先週は腰痛のためヨーガをお休みしました。週末には京都にいるからと高知の古くからのブーニンファンさんからお誘いの電話。京都までの電車がこの痛みで大丈夫か…と迷っていたら、雨が降るから今回は見送り、観光バスに乗ることにするとのこと。私もまだ不安を抱えていたので、じゃあまたの機会にと言いながらブーニンファン時代のあれやこれやの思い出話や、高知のお宅で泊めてもらって夫の運転する車で四万十川を訪ね河原でテント泊した思い出話になりました。あの頃は私たちも若かったのよね…と。

その後、整形外科で診察を受け、レントゲン写真で骨の異常なし、筋肉痛ということでしたが、先生から転べば骨折の骨粗しょう症だとお薬を出されました。年相応の骨ということです。

◎ところでゴールデンウィーク前から帰省してそのまま私のパソコンで就職活動をしていた息子は、先日WEB面接を受けたり、ぼつぼつ問い合わせがあったりと手ごたえも感じている様子。日曜には東京に向けて出発する様子。昨日は、第七藝術劇場で観たかったドキュメンタリー映画「ハマのドン」を観てくると出かけました。

息子は19の時から大阪を離れて30数年、珍しく今年は我が家で過ごすことが増えました。体を壊して好きだった仕事を辞めるという人生初?の『挫折』の時を過ごす長男ですが、夫に似たのか随分と前向き。私としては親らしいことをしてやっていないという悔いを埋めるに十分な時間をプレゼントされたみたいな気持ちで過ごせた数ヵ月でした。先日は日遅れのミニカーネーションの鉢をプレゼントされたり。良いことがあれば悪いことも、悪いことばかり続くわけではなく、取りようによっては良いことも、と改めて思うここ数日です。

◎母から俳句が届きましたので書き移してみます。101歳の句です:

 

   戸を開けて 前の青葉に 深呼吸

 

   屋上で いちご狩りして 四つかな

 

   今年竹 わたし小さく なるばかり

 

   飾らない 言葉で話す 麦の秋

 

   記憶の糸 たどり直して 母の日に

 

 

今年も花をつけたスパティフィラム