まりなちゃん
◎実家側の庭の額アジサイ。今年は白っぽいような気がします。
八重のドクダミがかなり混じっています。去年より増えたかも。
丸い葉はフキの葉。先日何本かの細いフキの茎の煮物が出来ました。
◎5月26日、今週の月曜日、近畿地方は梅雨明けでした。沖縄ではそれよりずっと早く、18日ごろにはもう「梅雨入りしました。その途端に暴風です」と沖縄に居る次男がラインに書いていましたし、25日の日曜には、「台風2号にビビりまくっておりますー。いろいろ買い出ししてきた。湿度92%」と書いています。
湿度92%には大阪、東京の3人ともビックリ! 想像を絶する湿度!!です。
「エエッ! 92%信じられない。」「湿度92%?! うわ~」
「エアコンかけてる?」
「かけてますよ。来月から電気料金30%上がるのです…でも除湿しないわけにも」
「かけずにいられないよね~92%もあったら。電気代、こたえるよね~」と私。
↑「眠るならホタルブクロの花の中」と母が詠んだ花も咲き揃っています。
山アジサイの花。これも一つだけ咲きました。
◎有料老人ホーム入居中の母は、今年10月の誕生日が来ると102歳になります。5歳年上だった父が亡くなったのは丁度102歳でしたので、今年はお迎えに来てほしいと言っています。前向きの母ですから、自分で決めて入った施設でも、後ろを振り返ることはありません。
我が家の隣に同じ敷地内にくっついたようにある小さな実家の建物は、直ぐ取り壊されて駐車場になると思っていたのに、そのままにして門や駐車場が新しくなっている写真を見て、とても喜んでいました。だからと言って帰りたいとか、車で見せに連れて行ってほしいとかは言われたことがありません。前向きだから、施設に入居したら、いかに今日を過ごし明日を迎え、いかに死すべきか…しか考えていないのだと思いました。
月曜日、その母が血中酸素濃度が低下して酸素マスクをつけているとホームのケアマネさんからの電話があり、午後ホームの母を見舞いました。前日の夜から急にしんどくなってと云うことでした。マスクのままでもとても苦しそうな息をしながら、「急なのは良いのよ、突然の方が…長い間苦しんで逝くより」と言ってますので、「誰か会いたい?」と訊くと「もう誰にも会わないでもよい。ここの皆さんがとても良くしてくださって。それに、あんたたち二人が来てくれたから、あなた達には本当にお世話になって・・・」と言いながら胸のところで手を合わされると、夫と二人、もう何と言っていいか分かりません。
そうかと思うと、「ふるさとの味が懐かしい。山代(温泉)の羊羹が美味しいので、世話になってる人に上げて欲しい、あんたのお茶の先生にも」と言ったり。メモにも「羊かん」と書いてありました。「あれは美味しいから、熱いお茶にも、冷たいお茶でも、合うから」と言うので「了解。(夫の実家の義弟に頼んで)手配しますね」とメモに書いて見せました。4月の中頃、母の甥の娘さんが男の子を出産、5月に入って、そのお祝いに積み木を用意するように母から言われていたので、この後、千里阪急に寄ってみるつもりとメモに書いて、引き揚げることにしました。
(↓ 千里中央の駐車場に車をおいて、雨の「せんちゅうパル」)
◎前向きの母のこと、この日は、あの世に逝くつもりだったようですが、今回は焦り過ぎだったようです。翌日訪ねたときは、まだ酸素マスクはつけていましたが、母も笑いながら「もう早くお陀仏したい」と言ったらケアマネさんやナースたちから『まだまだ』『なかなか』と相手にしてもらえなかったとか。「お父さんは病院に入って2週間で上手に逝ったのに。今度は私も逝けるかと思ったのに・・・」と。笑ってこんな話が出来るのも母が百歳を超えるまで十分大切に日々を生きてきたからのこと。今度死を迎えるとしてもあまり悲しまなくて、楽にさせてあげたいという気持ちで見送れるのではないかと想像しています。その母の初夏の俳句です:
少しづつ 薄らぬ記憶 草おぼろ
屋上で 馬鈴薯掘りして 赤と白
山青葉 右目左目 視力の差
衣更え 袖には薄き たたみじわ
歩行器の 足取り確か つばめ来る
🔲どんなにつじつま合わない不都合なことでも「丁寧な説明」をすればよいとでも?
🔲これほど問題点アリと言われていても強行するのは、なんで?