🔲そうですね、ジャニーズ問題だけが性犯罪問題ではない、フィッシャーさんは以前から訴えていました。『こうした二次被害に耐えながら彼女は警察の捜査に協力したが、検察は犯人を不起訴にした。米軍も軍法会議にはかけず、犯人が裁かれることはなかった。』その後も諦めない彼女の行動が素晴らしかった:2016年の12月の記事ですが「地位協定」と「日米合同委員会」(報道ステーション) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
◎10月20日(金)旅の2日目、いよいよ東北へ向けて出発です。旅はナビまかせ。時々とんでもない所へ連れて行く愛車のナビですが、この日選んだのは常磐自動車道でした。
まず築地本願寺が見えるGSで給油。8時、ナビの目的地を平泉の中尊寺の手前にある毛越寺(もうつうじ)に。
高速で北に向かう。目的地到着予定は14時40分、450キロのドライブです。
スカイツリーの見送りを受けて…東京を出ます。
流山、柏、夫の知人がいつも9月になると梨を送ってくれる地名が出ました。
茨城県に入り、利根川を越え、水戸で9時半ごろ。東京から100キロです。日立からトンネル続き、10時半頃いわきジャンクションで常磐自動車道へ。福島県の海岸沿いの道です。
道路わきの電光掲示板に放射線量が出てきたのには、やはり驚きました。それに原発事故時以降、ニュースで聞き馴染んでいる町の名前が次々に出てきました。
下の図の左のマル印、2番目の”ならはPA”で車を止めました。
パーキングの鳥の絵のガラス戸越しにススキが見えて・・・
大熊ICから浪江ICまでは「原発事故に伴う『帰還困難区域』(23年8月1日現在)」と道路地図では。線量の一番高い所で1.9シーベルト、低くて0.2シーベルトでした。
下の写真は大熊で。
双葉で。
高速道路で放射線量を知らせる電光掲示板があるというのは、やはり、原発事故は終わっていないということをひしひしと感じます。ナビは空いている道路を選んだのだろうと思いますが、旅に出る前、原発事故跡を遠くからでも…と思ったりしていたので、私には、このナビ、グッジョブ!です。
11時40分ごろ、宮城県へ。常磐自動車道は仙台空港手前の亘理(わたり)まで。
東北大震災で水に浸かった仙台空港がテレビで写っていましたが、いよいよ仙台港北から90度方向転換して北部道路で東北自動車道へ移ります。
12時20分、冨谷(とみや)分岐で東北自動車道へ。残り128キロです。
そのまま北上して平泉まで。とうとう、「平泉」が出てきました。
13時、一関で東北自動車道を出ました。
先ず手前の毛越寺(もうつうじ)へ。
寺の名の読み方
毛越寺はモウツウジと読みます。通常、越という字をツウとは読みません。
越は慣用音でオツと読みます。
従ってモウオツジがモウツウジになり、更にモウツウジに変化したものです。
平安時代に建てられた天台宗の大きなお寺。杉木立と大きな池が美しい。
「大泉が池」は平安時代の浄土庭園の素晴らしさを今に伝えている。
先ず、池を観て、周りを一周することに。
対岸に紅葉した木が見えます。
左手の池の端から、右正面を見ると杉の木の間から山の頂が。塔山とか。
対岸の伽藍跡を過ぎて池の水の取り入れ口・・・「曲水の宴」の流れ。
平安時代の東北の地で貴族文化が取り入れられていたというのもスゴイです。
砂浜を模した「州浜」
開山堂
本堂正面前に芭蕉の夏草の句碑
元禄二年(1689年)旧暦5月13日、松尾芭蕉は、悲運の武将源義経公主従を偲び詠んだ。
夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡
対岸にあったという大きな建物は焼失して今は跡地のみ。
池には橋が架かっていたようですが…
看板の上の方に「中尊寺」が見えます。
前日の天気予報では雨でしたが、大丈夫のようです。
次に、下の赤い「現在地」から、上の「中尊寺」まで車で。