「人権週間」と「第37回みのお市民人権フォーラム」と「村木厚子さんと考える『つながりあう力』」

◎金曜日はお茶のみ友だちのSさんを呼んで雑誌交換をする日。嬉しいことに手作りのランチョンマットとブローチ、それに可愛い雪だるまの刺繍が入ったクリスマス模様の額縁を戴きました。お返しする「ハルメク」の11月号と12月号は、先日のブログの村木厚子さんと大谷恭子さんの記事が載ったものでした。

村木厚子さんは、翌日の土曜日、ということは昨日の土曜日になりますが、箕面市のメイプルホールに来られて講演が予定されていました。私もチケットを買っていましたので、「ハルメク」の記事を土曜日までにアップしたいと思っていたのでした。

◎村木さんは、郵便不正事件で164日の拘留生活を送りました。扉の窓に食事を運んでくる少女たちも受刑者です。彼女たちの罪名は主に「薬物と売春」です。彼女たちが、なぜ犯罪を犯したのかを考えるなかで「若草プロジェクト」が生まれています。

お話の内容はまた別の機会に紹介したいと思います。民生委員や福祉関係の仕事に携わっている方達にはとても具体的で内容の深いお話だったと思います。

◎ところで、箕面市は「箕面市人権宣言」30周年、「箕面市人権のまち条例」20周年なんだそうです。そして、市民人権フォーラムは第37回とか。

◎帰ってから分かったことですが、12月10日まで法務省の「人権週間」で12月10日は世界『人権デー』なんだとか:
法務省:人権週間 12月4日~12月10日 (moj.go.jp)

誰かのことじゃない  人権週間 12月4日~10日 

 

 昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。

 世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権保障の目標や基準を初めて国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。

 法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、昭和24年(1949年)から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。

 いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、性的マイノリティ等に対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。

 これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。

◎テレビのニュースでは、イスラエルの爆撃を受け続けるガザの人が「人権なんてどこにあるんだ」と嘆いています。つい先日、奈良の小学校の先生が、生徒が「私は死ねばいいのに」と書いたノートに「You can do it! ファイト!!」と書いて花丸を付けて返したというニュースがありました。ヒドイ話だと思います。

「A子さんに頼まれた」“自殺ほのめかしノートに花マル” 奈良女児いじめ・担任教師が明かした「You can do it!」と記したワケ《調査報告書入手》(文春オンライン) - Yahoo!ニュース