3月のお茶のお稽古

◎昨日の25日(月)はお茶のお稽古日でした。いつも前月の最後に4人で次回の日を決めるのですが、月曜日は初めて。霧雨のようなものが降っているのかいないのか…ぐらいのお天気でした。先生のお宅の前庭は春の木の花盛り。

ボケの花

トサミズキ(土佐水木)とアシビ(馬酔木)

ユキヤナギ(雪柳)

イヨミズキ(伊予水木)

お部屋に入ると掛け軸は「花紅柳緑」、お花はトサミズキと蕾の椿

お菓子は桜餡のお饅頭と干菓子

右端の水色のお茶碗、呼び名は斑唐津(まだらからつ)と、NHKで放送中の大河ドラマのお姫様を描いたような京焼のお茶碗(左から2番目)を選びました。

もうお決まりのように私が最初に水屋に入って最初にお茶を点てます。時々、先生の注意を受け乍ら、何とかお二人にお茶を点てて、やっと二番手に交代。

可愛い棚は四方(よほう)棚。立雛が描かれた棗。小ぶりの水差しは見立て遣い。

先生のお話では、漬物用の壺だったのでは…と。蓋置もひな人形の絵。

三番手は立礼式。扇形テーブルで椅子に座ってお点前です。煮立った鉄釜はテーブルの左端に埋め込まれた電気コンロの上に据えて。何故か写真を写さずじまい。
玄関の正面に飾り付けられた7段飾りのお雛様に気を取られたせいではないかと。

この雛飾りの前で長話に。先生は今年は取り出す気が無かったのに、高校2年生のお孫さんが男女の友達6人を連れてやってきて、お茶とお菓子をおねだりして飾り付けて行ったのだとか。今時、家庭でこれほど本格的な飾りつけは珍しいのでは。

箪笥、長持ちのお道具類の中にお茶道具一式が入っていて、写真に撮りました。秀吉の黄金の茶室にあるような金色のお道具でした。

4月のお稽古日を決めて、外に。
辻を曲がると、我が家の前あたりに黒い車が止まっています。黒い車と言えば…小松のと思っていると、やはり・・・車の陰で見えなかったのですが、袴姿の愛子さまと同い年の娘と着物姿の奥さんも。スワヒリ娘の卒業式だったか・・・と。

小松のエンペラーと言うのは父の末の妹の長男で、今の天皇と誕生年と月が同じ、結婚して娘が生まれたのも同じ年と月でした。1年目がコロナでオンライン授業。ほとんど下宿に住まずだったようですが、あれから4年経ったのでした。卒業式をおえて、これから北大阪急行箕面萱野新駅近くの新しいキャンパスでの謝恩会というので寄ってくれたようです。従弟夫婦は娘の下宿を引き払う準備にかかるとか。お祝いを伝えて、記念写真を撮り合って、見送りました。