NHKドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」と「高峰秀子『敗戦によって知った男の正体』」「餓死した日本兵」「岸田首相、一兵卒に」「万博とIR」

◎真夏の8月に咲くツルバラ。我が家の異変です。一度、涼しい日、と言っても35℃くらいが2,3日続いたので、秋が来たと勘違いしたかな・・・

🔲さすが、高峰秀子さん、辛辣!

あれ以来、女は強くなって、今では、戦争への道を選ぶ女性政治家も・・・

男たちは戦争をした。男たちは戦争に負けた。自業自得であるワリを食ったのは女たちである。「付き合いきれない」。それが女たちの本音だった。敗戦を境にして、「女が強くなった」と、私は思わない。けれど、敗戦によって、女がはじめて男の正体というものを識ったのは事実だと思う。

🔲日本兵の殆どは「戦死」ではなくて「餓死」だった。NHKのドキュメンタリー番組を思い出します:

NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」(その1) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com) 

NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」(その2) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com) 

NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」(その3) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com) 

内田樹さんがリポスト

 

140万人もの日本兵を、自分たちで始めた数年間の戦争で「餓死」させた大日本帝国
指導部。日本軍人は死んでも魂が靖国神社に還ってくる、という「宗教」を皆で信じ、
人命の損失を軽んじたその責任者に一切目を向けない「感謝」は、悲惨な死者を政治
利用する二重の罪です。
引用
 
 
川上芳明
 
@Only1Yori
返信先: @akie_officialさん
250万人とも言われる旧日本軍兵士の6~7割は「餓死・戦病死」
侵略戦争で理不尽な死を強いられた人たちを「英霊」などと祀り上げることは、
その死を冒涜するものでしかない!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岸田首相が退任会見でくり返した「一兵卒」とか「ドリームチーム」とか。一兵卒なんて男性しか使わないし、どんな言葉を使うかは政治家の資質と関わる。
自民党が変わったことを示す第一歩が自らの退任」って、そんなことで自民党は変わらないこと、みんなわかってる。終わらせましょう、自民党政治
 
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🔲中島岳志氏の岸田首相評、「中身は空っぽ」です:

「岸田首相を端的に評すれば、首相になることだけが目的で、首相になってやりたいことのなかった政治家だろう。保守本流のリベラルな派閥、宏池会出身で30年ぶりの首相として期待されたが、中身は空っぽだった」 岸田首相「自民党を清和会化させた」 中島岳志東工大教授

🔲政権トップが変わっても変わらない日本の政治なんです、自民党では:

現職総理が行き詰まると交代させて「今度こそ自民党は変わります!」と選挙で騒いで自民党は楽勝、政権を維持してきた。交代直後は支持率も上がる。その後、また問題が噴出し総理の人気が無くなると、また代えて…の繰り返し。自民党=利権。誰がやっても絶対変わらない。目を覚まさなければならない。

🔲万博期間中も続くIR工事? さて、どうする・・・

大渋滞に延々待たされ、ショボいパビリオンにガス爆発の危険、空飛ぶ車も雲散霧消して、せめてもの売りの木造リングから見えるのは、絶景ではなく工事現場.....
吉村洋文知事にIR撤退の危機感 万博開催中の工事中断要望に事業者「商売として成立しないなら…」(AERA dot.)
引用

NHK特集ドラマ「昔は おれと同い年だった田中さんとの友情」

昨日は8月15日の敗戦記念日終戦記念日とも言いますが、御盆と重なって死者を思う日でも。岸田首相がその前日に総裁選に出ないと退任を発表。ところが、真っ先に伝えていたのはアメリカのバイデン大統領だったという。引き際までもいかにも・・・なのは一貫している? NHKの戦争に関するドキュメンタリー番組は、今年は原爆医療に関する「いのちの塔」以外は不作? 唯一「特集ドラマ」が昨夜放送され、これは、とても良かったです。

昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 - NHK

第69回小学館児童出版文化賞を受賞した椰月美智子さんの『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』を原作に、夜ドラ『あなたのブツが、ここに』、連続テレビ小説『ブギウギ』の櫻井剛さんの脚本で、特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」を制作します。 主人公の拓人を演じるのは、NHK大阪制作の朝ドラにも多数出演する中須翔真さん。そして拓人と交流を深める81歳の“田中さん”を演じるのは岸部一徳さん。ふたりの年の離れた心温まる友情を軸に、笑って泣けるドラマをお届けします。

岸部一徳さん演じる田中さんは、父親と兄は戦死、残された母と妹は空襲で亡くなり、それ以来、70年、神社の管理人小屋での一人暮らし。そうです、このお話は今から10年前の戦後70年辺りのお話です。

ある日、境内でスケボーで遊んでいる拓人と出会い、試しに乗って見たスケボーで転倒、手を骨折。それから、手助けにやってくる子どもたちとの交流がスタート。この町が昔空襲に遭って、田中さんはその空襲で妹と母親を亡くしたことを知ります。田中さんと拓人、二人の情の交わし合いが、文字通り、『友情』となっていきます。

田中さんは、拓人の小学校で戦争の語り部として、大勢の子どもたちや父兄の前で自分の戦争体験と戦争への思いを語ることになります。田中さんと子どもとの不思議な絆がしっかり出来ていく過程が丁寧に描かれて行きますし、拓人が自分の判断で物事を決めて進めていくとてもシッカリした11歳の子どもであることも、また、ここぞという時に出ていく母親、大人の役割も描かれていて、とても嬉しいドラマでした。『泣けるドラマ』は、偽りではなく本当でした。