ジューンベリーの実が赤くなってきました

西日よけにサンルームの脇に植えた「六月の果実」という名のジューンベリーが実り始めました。
とっても小さな実で、このところ毎日数粒づつ口に入れています。

9条について、心情的には、あるいは理想論としては平和憲法はいいと思うけど、現実的に北朝鮮のような国がすぐ隣にあるのに無防備でいいのかしらと、という心配があります。今の政府はその為に日米安保があるという考えなんでしょうが、本当に守ってくれるのか?という疑念を当の政府も持ち始めたのでは? 
安保体制になければ日本は安全保障上、当然周辺国との善隣外交しかなかったわけですから、これも何十年も前にアメリカの世界戦略に組み込まれてしまった日本の運命、などと思いつつブログめぐりをしていると鈴木邦男さんの「愛国問答」が更新されていました。
ちょうど9条についてのコメントでしたので、下のURLにマウスをあててクリックして読んでみてください。
マガジン9条の中の「鈴木邦男の愛国問答」へ直にはいれます。
読み始めは何の話?と思いますが、鈴木氏独特の話芸?で言いたいこと、伝えたいことがストンと入ってきます。
http://www.magazine9.jp/kunio/090527/
一方、「お玉おばさんの…」でも対極の面白い記事がありました。
こちらもマガジン9条が出所のようですが、下記直入できます。
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-672.html
この憲法学者の田村氏の考え方は、伊勢崎さんのソマリアの件と同じで、私もひと頃は同じような思いでいました。
9条を理想化して、9条に値する国家、国民にならなければいけない、とする考え方です。
憲法通りの現状になっていないから現実を憲法に合わせるべきだという考え方で、私はかえってこちらの方が宗教的で9条を聖書扱いしているように思います。その点、鈴木邦男さんの9条のとらえ方が現実的だと思いますが・・・いかがですか?
9条はカードだと考えればどうでしょう? 与えられたカードを今捨てる方が勿体ない。まだまだ有効な使い道がある。
与えたアメリカが取り上げたいと思っても、そうはいかない、と抵抗するところに日本の意地と誇りがあると。


北朝鮮については、小泉元首相のイラク派遣に反対して外務省を辞めた天木直人氏のブログに二つの解決法が載っています。http://www.amakiblog.com/blog/
北が相手にしているのはアメリカだから、アメリカの出方次第で問題は解決する。一つはイラクと同じように叩き潰す。もう一つは核保有を認めて、話し合いの舞台に引きづり出して核の無力化を図る。日本は国益から考えて後者で働きかけるしかない、と一寸極端なまとめ方ですが、ほぼこういう考え方です。
これも、いかがですか?