三寒四温の最近、あと一息の春を待つこの頃、庭に出てみるとクリスマスローズや透明感のある黄色が美しい龍金花が
あちこちで咲いていますし、椿が次々と花を咲かせ、咲き終わるとボタボタと周りに花ごと落ちています。
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(オランダ・ハーグ)で、2005年の浅田真央さん以来、5年ぶりで村上佳菜子さんが優勝。それより以前、男子も羽生結弦くんが優勝。男女とも、フィギュアに関しては後輩の成長著しく頼もしい限りです。
先週金曜日のNHKの討論番組「日本の、これから」はテーマが「いま考えよう日米同盟」でした。1時間半では短いし、設問が黒か白かというのでは、答えにくいし、討論にならない発言だけでかみ合わず、終わってから、安全保障の問題をどう考えるかという話にしないと・・・なんて思ったくらいでした。
[←白花が盛りを過ぎると色づきます
日曜日の”たかじんのそこまで言って委員会”はいつもの時間の後に1時間半のスペシャルがあって、そちらが面白かったので見ました。
3時のティータイムに重なって、母が顔を出しました。お茶に誘ったら父も写真撮影から帰ったところだということで、山の会の総会で留守の夫抜きの三人でテレビをつけたままお茶に。母もこの番組はかかさず見ているようです。「言いたい放題だけど中にはシッカリしたことも言いはるから・・・」と言い訳めいたことを言うのが面白い。「右寄り」を意識してのことか?
今日は「いつまでも反中でいいんかい」というテーマで司会はいつものやしきたかじんと辛坊治郎(読売テレビ解説委員長)、パネラー席はアジア各国からペマ ギャルポ、朴 一、孔 健、張 景子、松尾カニタ、クンナ ダッシュ、ヘリョン 、相対して囲むようにレギュラーメンバーの 三宅久之、田嶋陽子、勝谷誠彦、宮崎哲弥、桂ざこば、田丸麻紀、 金美齢の各氏。
紅茶を入れて席に付いた頃がちょうど三宅さんが靖国神社の遊就館の花嫁人形を見ながら涙を流しておられるところ。「国を守るために命をささげたこういう人たちのお陰で今日がある」というのを母も「みんな戦地へ送り出して帰って来なかった世代、三宅さんも仲間がそういう世代やったんやね〜」と昔話に。中国人パネラーが猛然と「日本のあの戦争は国を守るための戦争ではなかった、侵略したんだ。ほかの国の者はどう言えばいいんだ!?」と言う突っ込み。私は以前同じような場面(あの戦争で無くなった人を悼む)を見ていて息子が「攻めていった日本人がこんな思いをするんだったら、攻められて無残に殺されたアジアの人等はもっと惨めで悔しいやろ」と言ったのを思い出します。あの戦争は日本人が被害者意識だけで語ることは許されない戦争だったことを忘れてはいけないと思い知らされます。
母と私は「どうしてもっと早くやめることができなかったのか、あんなに沢山死ぬ前にどうしてやめられなかったのか」と。
父は相変わらず一言も言わず紅茶を飲みながらテレビを見ています。
日本国籍を取得したぺマさん、金さんは、もし闘う事になったら日本のために闘う覚悟で・・・と発言、張さんは日本国籍のパスポートの信用が便利だからと。これからは無節操に聞こえる張さんのような国際関係になっていくような気もしました。勝谷さんが大人しかったのはなんで?と一寸不思議。
いつまでも反中ではあかんと思いはったんかしら?[←困るくらい増えるよ〜と脅されている龍金花