「今は幕末、第三次開国のとき」

日曜の朝10時もだいぶ過ぎて、久しぶりに田原総一郎のあの番組、どうなってるのか?とテレビ朝日にチャンネルを。
番組名は新聞で確認すると「Sフロントライン」とか、「日本を救え!」というコーナーでした。
珍しくソフトバンク孫正義がテレビに!? お相手は仙石大臣。
孫さんは、日本の製造業にITを取り入れなければならない、これからは情報産業が伸びる。「伸びるところを伸ばさなければ」と言って、今は、300年続いた古いものを壊して新しい時代を切り開いた幕末と同じで、第三次開国の時というご意見でした。第三次開国は仙石さんの発言にあったのかも。

孫さんは「日本が駄目になると愚痴を言いに来たんじゃない、どうしたら良いのかを語りに来た」と二つ提案。
一つは教育。教科書を国費で電子化せよ。もう一つは光の道のインフラを整備しろ。
孫さんの試算では、日本の全教科書の電子化には3500億円(ほど?)かかるが、八ツ場ダム一個が4500億円なので、ダム一個やめれば出来る。次年度からは400億円なので、今の教育にかかる費用と変わらないと。
仙石さんが「70代の人間には紙を無くすのは抵抗がある]と発言。すかさず、一緒に見ていた息子が「子どもの教育の話に、なんで70代の人間が関係すんねん!!」と突っ込み。私も、確かに古いことを言っていては駄目なんだろうな〜と思いました。
孫さんはツイッターの利用者(参加者?)でもあって・・・と息子がケイタイの画面でツブヤキの画面を出して見せてくれました。「今からテレ朝へ行きます」とか実況中継みたいです。「瞬時に沢山の人に自分のツブヤキが伝わるのは感動もの」なんだそうですが、古い私には、「ツブヤキに反応があって、それが、どうした?」くらいの感じしかないのが困った所です。

二つ目の<メタルをやめて「光の道」へ>という孫さんの提案については、息子が、ネット上では問題ありと言われていると言って、池田信夫のブログを見るようにと言います。国策化に反対で、30年後に何が良いかは自由競争で競わせればよいという意見です。(詳しくはコチラの池田信夫ブログへ:http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51412346.html
コメンテーター席には姜尚中さんがいて、最後に「新重商主義をやらないといけないのでしょうね〜」というようなコメント。

久しぶりに「日本のこれから」について面白い議論を聞きました。 オオデマリ、これから白くなります