今日はヨーガの日、帰りは先週の話の続きになりました。
先週の話の中で、「昭和20年代の人間がいなくならないと駄目」と言われ、私は戦争にたいするアレルギー反応?のことかなと理解していたのですが、それなら2,30年もかかってしまうと気になって、質問しました。
答えは「それもあるけれど全般に・・・」と続けて、「私たち世代の受けた教育や育った社会の慣習とか自然と身についたものと、今の若い人たちとは全く違う。特にウチは中国人と結婚して上海で外国人と結婚している日本人との付き合いがあって、私はいつも”そんな事言ってるから…”と叱られている。”お母さん、考えて言ってるの?”と言われ、”何にも考えて言ってない”」という所で、聞き手の3人は大笑いでしたが・・・
「そういえば、<合いの子>って言うと息子に叱られる。差別用語として使っているわけではないけれど・・・」、「ウチの主人は朝鮮人に対してどうしても受け入れられないと・・」「ウチも根拠がない差別意識が残っていて困っていると言っている」「そういう中国人や朝鮮人を下に見る差別的な見方のこと?」「それもある。今の若い人たちはそういう偏見は全く持っていない」。な〜るほど!
逆に聞かれました、「自分の国を自分で守らないと、と日本人は思えるのかな?」
別のお一人は、「アメリカなしで日本はやっていけるんやろか?」
こういう問いかけをすること自体余りありませんが、何となく避けている質問ではあるような・・・
「若い人たちが希望を持てる社会に何としてもしないと・・・」「ここで、自民党に逆戻りするようでは日本はアカン!」「今踏みとどまって、今より少しでもマシな世の中にしていかな・・・」「政権交代して、今は前政権との変り目で大変な時期」「大変な時期は数年続くよね〜」「鳩山さんが辞めて誰が代わりになれる?」「民主党の若手、内閣府の人とか、小沢さんが抜擢した人とか・・・」「その世代が育つまで・・・」「踏ん張ってもらわないと」と、出てくるのはタメ息とそして微かな見通し?
ブログを始めたのは私たち60代から上の世代も変わらないとと思ったのだけれど、と言ったら、無理と言われました。
「これから貧しくなれば若い人たちは考えるようになるよ〜」とも。「もう、日本だけに拘っていたら駄目な時代だし」「日本が日本であらねばなんて考える日本人はいなくなるのだろうか?」「それは、外国へ出て初めて意識できるのよ」「それなのに海外へ出たがらないし、草食系だし〜」「でも、大丈夫、やっていけなくなったら考えるって。ハングリーにならないと駄目」「今はどん底じゃないの〜?」「まだ、まだ〜」と話は、一層暗く、果てしなく・・・でも、若い人たちへの期待は大きいということです。私たちが足を引っ張らないように勉強しなきゃ〜ですね。
夏ツバキ(沙羅双樹)の花と蕾