大雨の後・・・

大雨にうな垂れて咲くバラをサンルームから写しました。
ツルバラのサマースノー、ピンクのヘリテイジ、ツルバラのピエール・ド・ロンサール
  

今朝はさわやかな晴天、ちょうどゴミ出しの日なので、花柄を積んだり、バラを切ったり、と朝の仕事です。
切る前にと、ピエールを写しました。
頬すり寄せて、タイトルをつけるなら、「仲良し」がピッタリかな…

さて、今年のフィギュアはオリンピックもあって大変盛り上がって楽しませてもらいましたが、日経月曜夕刊に「駆ける魂」と題する新しいシリーズが始まって、その第一回が「原真子」担当となっています。フィギュアの記事で現地取材を含めて原真子氏担当の記事は大変読み応えがあって、この記者の署名入り記事を探して読むようになっていました。取り上げられているのはコーチの長光歌子さんです。今回は「上」となっていますので来週「下」があるのかも。見出しの大きな字は「11年前、高橋の才能を確信」「『男子こそ表現力』貫く」となっています。
長光さんはコーチを外国人にと考え、キム・ヨナのコーチ、ブライアン・オーサーに付くよう薦めたが高橋の答えはNO。五輪だけでも振付師のパスカール・カメレンゴに頼もうとしたがそれも駄目。「(長光コーチだけでいいと決めたのは)僕の直感。(今回の五輪で)歌子先生はすごいと再認識した」と高橋。「波長の合う2人によって、フィギュア日本男子初のメダルはもたらされた。」と最後に。とってもいい子弟関係が伺えます。

 ところで、朝、コーヒータイムの時に付けていたテレビでロバート・キャパが取り上げられていました。ロバート・キャパといえばあの有名な死にゆく兵士の写真です。
銃弾に当たって今まさにくず折れんとする兵士の姿の写真。あれはスペイン内戦の時の写真。その後ノルマンディー上陸作戦に唯一のカメラマンとして同行、ぶれた写真でオマハビーチ作戦を記録。戦場写真家というジャンルを切り開いた写真家として有名ですが、初耳のことがありました。
彼はハンガリー生まれのユダヤ人で、実名はエンドレ・フリードマンロバート・キャパは写真家としてのペンネームだったとか。
彼の従姉妹という女性が語っていましたが、「キャパ」を生きていたと、「もう戦争は撮りたくない。もっと穏やかなものを撮りたい」と言っていたそうです。丁度日本に呼ばれている時に、アメリカの「ライフ」社から呼び出されて第1次インドシナ戦争の戦場であるベトナムへ出向き、地雷を踏んで吹き飛ばされて亡くなったのが1954年の今日、5月25日、40歳だったといいます。
あの有名な兵士の写真はライカで撮ったそうですが、ニコンのカメラが写っていたのでキャパが使っていたということでしょう。それ以後、キャパに続いて戦場カメラマンとなって亡くなったり、行方不明になった日本人カメラマンも紹介されていました。戦争はまだ無くなっていないということです。