- 作者: 小杉健治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: 文庫
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フィクションは40歳を過ぎると読む気がしなくて、ノンフィクションかドキュメンタリーに関心が移りましたので、久しぶりのフィクションでしたが、謎解きがやはり面白くて、引っ張られました。
裁判で被告席の優一郎が誰を守るために黙秘しているのか?が興味のあるところなのですが、3人の男たちの古風なピュアさ!
これは男のための男による切ないラブストーリーでもある、と読み終えた感想です。
裁判員の秋川の視点で書かれているのは今狙いですが・・・
切花にしたジンジャー。沈丁花のような香りが漂って…