「黙秘 裁判員裁判」

黙秘 裁判員裁判 (集英社文庫)

黙秘 裁判員裁判 (集英社文庫)

先週のヨーガで「読んでみる?」と言われた本。読んでみたら面白くて最後まで一気に。
フィクションは40歳を過ぎると読む気がしなくて、ノンフィクションかドキュメンタリーに関心が移りましたので、久しぶりのフィクションでしたが、謎解きがやはり面白くて、引っ張られました。
裁判で被告席の優一郎が誰を守るために黙秘しているのか?が興味のあるところなのですが、3人の男たちの古風なピュアさ!
これは男のための男による切ないラブストーリーでもある、と読み終えた感想です。
裁判員の秋川の視点で書かれているのは今狙いですが・・・
切花にしたジンジャー。沈丁花のような香りが漂って…