沙羅双樹の花の色

平家物語に出てくる沙羅双樹(=夏椿)の花が咲き出しました。

 
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者(じょうしゃ)必衰の理(ことわり)をあらはす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ。偏(ひとえ)に風の前の塵(ちり)に同じ。」
                                 (斉藤孝「声に出して読みたい日本語」より)



ピンクのピエール・ド・ロンサールも咲き続け、今年初めて咲いたピンクのテッセンも二つ目が咲いています。

昨日は久しぶりにヨガの後皆さんと一緒にお食事にも。6人で野菜屋さんの食堂へ。
食事が終わった辺りで、自然に原発の話になりました。皆が均等に話し合って、少々不便になっても脱原発という結論に。
それにしても手を出すべきでなかった原発、取り返しがつかないわね〜と誰も福島の原発の事になると胸がふさがる思いです。
原発が止まると電力不足で困るかも、でも、それって、原発頼みという刷り込みかも、原発に掛けるお金を他のエネルギー産業に掛ければ解消される話かも、と。「もう騙されないわよ」と、主婦は考えるようになってきています。
脱原発を願う者同士が「一つになる」のは夢ではないかもです。

赤い薔薇は少し小ぶりの二番花にバトンタッチ。花の名前が分りました。デトロイターといいます。
4年前苗を買った時、付けてあった札が、花アルバムに残っていました。