実りの準備(柳田邦男氏「前代未聞の学会声明」)

住宅街から第二中学校の校庭に差し掛かる三角の駐車場にあるザクロの木の実が少し色づいてきました。

立秋も過ぎて、日が沈むのが早くなり、
地球は確実に冬至に向けて傾き始めています。
日脚も日一日と長くなり、太陽の位置も少しずつ低くなってきています。
どんなことがあっても、宇宙の中の地球の営みは変わらず。
そして、今日は、東日本大震災から数えてまる5ヶ月、日数にして154日です。
死者 15,689人(宮城9、391人、岩手4、632人、福島1、600人など)
行方不明 4、744人、避難 87,063人(福島約45,000人)
避難先 47都道府県


平成23年長崎平和宣言  2011年(平成23年)8月9日  長崎市長 田上 富久



 今年3月、東日本大震災に続く東京電力福島第一原子力発電所の事故に、私たちは愕然としました。爆発によりむきだしになった原子炉。周辺の町に住民の姿はありません。放射線を逃れて避難した人々が、いつになったら帰ることができるのかもわかりません。
 「ノーモア・ヒバクシャ」を訴えてきた被爆国の私たちが、どうして再び放射線の恐怖に脅えることになってしまったのでしょうか。
 自然への畏れを忘れていなかったか、人間の制御力を過信していなかったか、未来への責任から目をそらしていなかったか……、私たちはこれからどんな社会をつくろうとしているのか、根底から議論をし、選択をする時がきています。


(全文はこちらで* http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/appeal/)


3月11日を境にして世界は変わった。私たちも変わらないと・・・
見えないものを感じることが出来るか、見えないものを想像することが出来るか・・・
見えない人の苦しみに思いを致す事が出来るか、見えない心に触れることが出来るか・・・やってみましょう。

是非、読んでほしい記事、二つ
一つ目:(http://d.hatena.ne.jp/keniti3545/
日本原子力学会は7日、福島第1原発事故の「事故調査・検証委員会」の調査について、「個人に対する責任追及を目的としない立場を明確にすることが必要」とする声明を発表>。この声明に対して「『原子力専門家の責任問う』前代未聞の学会声明」として、あのノンフィクションライターで今回の事故調査・検証委員会の十人の委員の一人でもある柳田邦男氏が問題提起です。
柳田邦男氏といえば、思い出すのは、あの日航機事故での分りやすい解説と、著作で言えば「癌回廊の朝」、最近ではご子息の自死についての著作など。私は勝手に、日本の知性の宝のお一人とも言うべき方、と思ってるのですが。
二つ目は:(http://hiroakikoide.wordpress.com/)(動画)
「8月10日 小出裕章氏と現役学生・原子炉工学科の対話(MBS)」
40年間、原子力学者として原子力村の外から批判を続けてこられた小出氏が、原子力村の入り口で戸惑う現役学生と話し合います。書き起こしブログはコチラ(http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65756992.html