台風一過?

超低速台風がやっと日本海側に抜けたようです。
それでも左巻きの風雨が当たる東南側の近畿・東海地方以東はまだまだ雨の心配があるようです。
どうも、この台風のお陰で気圧が低く、夫の山の道具の時計型の気圧計では980ミリバール(ヘクトパスカルでした!)を切る低気圧で、300メートル以上の山の気圧と同じだそうです。道理で疲れ気味でゴロゴロ?だったのか・・・と思ったり。
今年はとにかく自然災害が日本列島を襲って、日本は本当に疾風怒濤の国難に立ち向かわされています。
勿論、福島では長年の人災も加わって、国も人も試されているような気がします。
ユックリでもいい、一人ひとりの努力が積み重なって大きく変る日に向かって一歩一歩です。

昨日、アンテナに入っているフェルト2さんのブログの記事に2日(金)の新聞の巨大広告について触れてありました。そうそう、そういえば、あったあった。私もあの全面広告は不思議だった、と思い出して、今朝、新聞を捜してみて写真に撮ってみました。
「いい国つくろう」はわかります。「何度でも」? で、写真がなんでマッカーサー? どこ? 「宝島社」? ついこの先日、脱原発のお薦め本で紹介したあの本は出版社が「宝島社」だったはず。 どういう意味? 敗戦以後、いい国になったといえる? 結局、この写真のままが続いているんじゃない? そのことを気付かせる皮肉? 国は栄え、民は貧しくないと一応は言える国になった・・・ わからない・・・変にひっかかる広告・・・
引っかかった人たちがやはり多かったんですね〜 


ところで、今朝のコーヒータイム、母が言います。「野田内閣の支持率65%。頑張ってほしいね。自民党の谷垣さんがまた解散なんてことを言い出して。今選挙したって自民党もダメ。自民党に若い人材はない。若手の小泉くんだって4世だし。それに引き換え、民主党の方は志があって政治家になった40代、50代がそろっているから、ひとふん張りして東北復興してもらいたいね〜。」「さすが政治のことはよくご存知で。私もやっとついていけるようになりました」と私。
父は日経の「美の美」の頁、丸山応挙と司馬江漢の2面に渡る日本画の解説記事を熟読中。テレビはNHK日曜討論。私たちの話に夫が「いえいえ、お二人には負けます」といい加減な事を言い、今朝のコーヒータイムはお開きに。 

国会は明らかに日本の私たちの政治レベルを正確に?反映しているものだと思います。
内向き、与党の党内融和、挙党体制が2年がかりでやっとこ、というのが今の私たちのレベルだということです。野党が揚げ足取りをやめて何処まで大きな立場で臨めるのか、これも私たちの政治レベルの反映です。そして、2年前、自民党政権にNO、政権交代を求めたのも私たちです。
万年野党で遣る事為す事に反対を言っていれば済むなんて立場は本来ありえません。
全ては自分に返ってきます。自分の問題として考えること・・・ですね。