冬薔薇と脱原発世界会議


ここ数年冬でも咲いていたピンクの薔薇が枯れました。
アーチの上に空をむいて赤いバラが一つ咲いていますが、
写真に撮ることは叶いません。高いところにあって、
おまけにどうしても逆光です。


先日、喫茶店・モンキーヒルの窓際にバラが少し咲いていました。
お店が休みだったので、柵の間からデジカメを突っ込んで撮ってみました。
冬のバラは色ごと冷凍保存されたような透明感があります。
冬のバラ、漢字で書いた「冬薔薇」は、
「ふゆそうび」とも読んで俳句の季語だそうです。


そこで、一句できました!とはいかず、一句見つけました!

       思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇    河東碧梧桐


つづいて、正岡子規の三句です。(読み方は「ばら」と「そうび」の両方のようです)
  

       フランスの一輪ざしや冬の薔薇


     枯芝にこぼるゝ冬の薔薇哉


     菊枯れて冬薔薇蕾む小庭かな
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NHKニュースでも今朝の新聞でも報道されなかったニュース、昨日の毎日放送報道特集」のTV画面とネットニュースで:

脱原発世界会議:横浜で始まる 佐藤前福島県知事も参加



 東京電力福島第1原発事故を受け、世界約30カ国の専門家や市民が原発について考える「脱原発世界会議」が14日、横浜市西区で2日間の日程で始まった。ピースボートなど6団体でつくる実行委員会によると、初日は約5000人が参加した。

 開会イベントで、佐藤栄佐久・前福島県知事が「原子力ムラ主導の国の体質は従来通り」と批判。脱原発政策を進めるドイツのレベッカ・ハルムス欧州議会議員は「原発推進の政治家には退場を迫るべきだ」と述べた。

 また、福島県郡山市から横浜市に避難した小学4年、富塚悠吏(ゆうり)君(10)が子供を代表し「原発より安全なエネルギーがある。僕は病気になりたくない」と原発廃止を訴えた。

 期間中は約100のテーマ別部会が開かれ、各国の自然エネルギー活用策について討論したり、ドキュメンタリー映画を上映したりする。15日は福島県南相馬市桜井勝延市長らが参加する「脱原発・首長会議」があり、「脱原発世界宣言」を採択する予定。【高橋直純

毎日新聞 2012年1月14日 21時05分(最終更新 1月14日 23時37分)