ジューンベリージャムと内閣改造

日曜日、サッカーが始まって、途中から日曜日恒例の大河ドラマ平清盛」に。夫と息子が酒の肴にしていますので、私は背中で見ながら、昼間収穫したジューンベリーのジャム作りに取り掛かりました。
赤い実はまだ早くて、暗紫色くらいになると手を添えると自然に手の中に落ちるほどです。木が大きくなったので小さなボール一杯摘み取るのに首が痛くなりました。
さてジャムの作り方をネットで幾つか検索して、大体分かったのでやってみることに。
洗って水切りしたベリーを鍋に入れて火にかけます。空き瓶は熱湯消毒。
煮込んでいるうちに水分が出てきます。キビ砂糖を少なめに入れて、かき混ぜながら煮込んで、最後にレモン汁を入れます。

出来上がったものを冷まして漉すのに、戸袋に仕舞い込んだ漉し器を取り出して、やってみましたが、ダメ。
漉し編みの網目が細かすぎてジャムが通りません。目の粗いザルで代用。刷りこむように漉してみるのですが、これが、大変。
受けているボールの下に流れ出てくれません。ザルにくっ付いているのをヘラでこそぎ落としてやっとです。これに一番時間が掛かりました。
網目を通らない滓(かす)の量が大量です。それだけ貴重です。細かい種と厚い皮を残したのでは不味いでしょうし。

隣の両親は朝がパン食ですので、小さいほうのビンはプレゼント用。
少し大きい方は我が家用にと2つに詰めて作業完了です。
ジューンベリーでジャムができるほどになりました。
もう一回できそうです。
午後からは3回目のコサージュ作りに呼ばれています。皆さん、スッカリ、嵌ったようです。
新聞を見てもカラーの広告頁に目がゆくとか、色を見て今度はこれで、次はあれでとチョットした病気状態。私も経験があります。元手がかからないから失敗しても平気ですし。2度目は皆さん個性が出て素晴らしい出来でした。今日はまた多面体か薬玉(クスダマ)も、と言われていますので、色紙持参で立方体から始めてみようかなと考えています。
ところで、野田首相内閣改造、触れないでおこうと思っていましたが、森本敏氏の防衛大臣には"もうダメだ〜"でした。3年前の政権交代は長年続いた自民党政権ではダメだという国民の大きな選択でしたが、今の野田政権は自民党以下になってしまいました。
5月28日の蛙ブログで取り上げた「日米協力イニシアチブ」の記事に書かれていた通り、「日本の原発が衰退すれば米も共倒れになる相互依存の構図」のなか、「安全保障に加えエネルギーを巡る両国の連携強化に重心を置いた。原子力発電の復興を軸に両国の協調関係を深めようとのうねりが生じている」。日米同盟強化、原発再開のための日米協力強化が進んで行くでしょう。
街角のインタビューで「増税に命を懸ける」と言われても、命を懸けるテーマじゃないでしょうと答えている方が。「脱原発」に、あるいは「マニフェスト」の実現に命を懸けると言われるのなら解りますが、国民の大多数が賛成できないものの実現に命を懸けられることほど迷惑な話はありません。誰のための政治なのでしょう。民主党の片肺飛行は、どこかの飛行場で早く着陸させなければ、民家の上に墜落して被害甚大になりそうです。
     ダイニングの片隅の定位置に置いているスパティフィラム。長年艶々とした濃いグリーンの葉だけでした。
 我が家のスパティは花が咲かないとあきらめていたら、今年、一本だけ茎が伸びて白い花(仏炎苞)が伸びて咲き出しました。