団地の紅葉と核のゴミ捨て場・蘭嶼島(台湾)

昨日のお天気がウソのように今朝は雨、あいにく夫は三島(静岡県)まで出かける日です。
傘をバス停で受け取るため二人で7時50分過ぎ外に出たら、小学生の登校時間らしく続々と子どもたちが。
バス停への道はそのまま北へ坂道を上ると小学校へ通じる昔からの通学路です。
時間的に通学ラッシュ! こんなに大勢の集団登校の小学生を見るのは何年振りかです。
バス道の信号のところで子どもたちをボランティアで誘導している電気店のSさんに会いました。
ところで、昨日は今日と違って素晴らしい青空、直ぐ近くの団地のイチョウを見に出かけました。


土曜日の毎日放送、夕方の「報道特集」で、台湾の核ゴミ捨て場となった島の取材を放送していました。
「みんな楽しくHappy…」さんでソックリ動画と内容の書き出し(写真も)というのを記事にしているので、紹介します。
「台湾・先住民の島に放射性廃棄物 見過ごされた危機 台湾の孤島で (11/24)報道特集」:
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2569.html

天然資源に乏しく海に囲まれた地震多発地帯
日本と極めて似た環境にある台湾は、
エネルギーや原発政策についても日本と同じような道を歩んできました。
放射性廃棄物の問題も例外ではありません。
長年核のゴミを、言わば押し付けられてきた台湾の沖に浮かぶ小さな島を取材しました。



台湾本島から南方80kmの沖合に浮かぶ蘭嶼島。
広さ48平方km伊豆七島の一つ三宅島よりも一回り小さな島に、
およそ3000人の先住民“タオ族”が伝統文化を守りながら暮らしている。

だが、この島の南側に、今から30年前放射性廃棄物の貯蔵時絶がつくられて以降
健康被害を訴える声が相次いでいる。

文化人類学だったり医師だったりと、研究の分野の異なる専門家たちが集まって、
チームとしてこういった調査をするというのは貴重な試みだと感じましたね。
そして、今回は日本の調査団が行っているんですけれども、
台湾の原発事情というのはどうなんですか?

(省略)
金平茂樹:
先程ね、このスタジオも震度4の地震がありましたでしょ。
やっぱり地震という事で言うと、台湾も日本も隣接していて地震国という、
そこでこう見えてくる放射性廃棄物の処理の問題って言うのは、
まるでね、日本の状況を二重写しにしてみているみたいで、
情報の隠ぺいとかですね、あるいは都合の悪いものをなによりも過疎地とか、島とか、
特に少数民族に人達に押し付けるという、差別の構造というのは、
見ていて非常にですね、他人事じゃないものを感じましたですね。

◎30年経って鉄のドラム缶がボロボロになって内容物が出てしまっている映像にも驚きましたが、チラッと紹介された、それ以前、アメリカなどがドラム缶ごと海に捨てていた海洋投棄時代の映像には本当にビックリ。核実験による汚染やこういう核ゴミの海洋投棄などで、すでに地球の放射能汚染は進んでいますね。日本のフクシマの事故は世界の知恵と力を借りて封じ込めないと本当に地球規模で迷惑をかけることになると思います。人類の生き残りをかけて…というのが少しもオーバーではないと思いました。
◎◎今朝の「生き生き箕面通信」さんや天木直人氏のブログによりますと、小沢一郎氏が脱原発で新党結成? 嘉田滋賀県知事が新党結成で「生活」合流?という動きがあるとか。
もし、脱原発を掲げる人たちが大同団結できるなら、坂本龍一氏の呼び掛け、「脱原発をめざす政治家は協力してください」に呼応する動きとなり、政治は大変分りやすくなります。選挙後、自公民の推進派が多数になったら日本は大変なことになります。ここで日本が脱原発に舵を切ることが出来れば福島にとっても世界にとっても日本の責任の一端を果たせることになると思います。心ある政治家の勇気と決断を切望します。