<ロリ・ワラックさんが訴える「日本のTPP参加は主権の放棄」>


★★★今週中にも安倍総理はTPP参加表明かという話があります。

カレイド・スコープ」さんのブログで知りました。シンガポールから米国市民団体の<ロリ・ワラックさんが訴える「日本のTPP参加は主権の放棄」> の動画もあります。

http://www.youtube.com/watch?v=fm-6DR6o3vs&feature=player_embedded
短いので、文字にしてみました:

ロリ・ワラック(Lori Wallack) /「パブリック・シチズン」グローバル・トレード・ウォッチ部門



私たちはTPP交渉が行われているシンガポールにて日本政府がTPPに参加しようとしていると聞き、大変心配しています。
日本が、ルール作りに参加する権利も、何に合意するのかを知る権利すらないのに、参加しようとしているからです
日本はこれまでのすべての合意を受け入れると言った、私たちはそう理解しています。


それは900ページもあるルールに、日本の既存の、および未来におけるすべての法制度を合わせなければならないということです
貿易だけでなく、医薬品の価格やアクセス、食の安全や食品表示、郵便の規制やエネルギーや輸送サービス、銀行、消費者の権利保障などの分野においてです。
数多くの、貿易に全く間のない国内政策が指図されていくのです


何が書かれているのかを見ることが出来ず、たった一文字の変更も許されないままに、このルールを受け入れること、それが日本がTPPに参加する際に要求されます。
つまり、日本は「交渉」に参加するのではなく、「すでに条項の定められた協定」に参加するわけです



なぜ安倍政権が、日本にとって、こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、とても不可解です
しかし、それが私たちの聞いたところです。



既に協定に参加している国では、強力な反対運動がいくつも起こっています。
しかし、それらの国は、すでに規定された条項が押し付けられているわけではありません。


日本の人々にとってTPPの参加は二重の危険であり、二重の侮辱なのです

カレイド・スコープさんは以下の4点をあげて、<【緊急拡散】「TPP参加の即時撤回を求める会」の議員に「交渉参加反対を求める嘆願書」を送ろう!>と呼び掛けています。詳しくはコチラで:http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1913.html

自民党には240名もの「TPP参加の即時撤回を求める会」の議員がいます。

・自党の六割を超える議員が反対しているものに、安倍政権はTPPの交渉に参加しようとしています。

自民党は、昨年末に「TPP断固反対」を公約に掲げて衆院選を戦い、過半数を超える議席を獲得しています。

・その公約を反故にすることは議会制民主主義を愚弄する行為であり、到底許されません。

●●もう一つご紹介:「カリフォルニア・加州ラジオ草子」さんから去年の選挙前の動画です:■TPP【上村シーラ千賀子】経済植民地化、もう一つの日本侵略計画[桜H24/11/22]
コチラも解りやすく解説されている20分ほどの動画です:http://d.hatena.ne.jp/Mapple/20130311/p1