「特定秘密保護法案」パプコメ明日締切!と"国際公約を果たす日本に"

「おとじろうとらいるのひび」さんのパブコメについての記事「9/14 特定秘密保護法案」(http://blog.rairu.com/?eid=1299)の一部から:

おかしいと思った人、パブリックコメントしてみませんか

特定秘密保護法案について入口紀男さんのfacebookよりhttp://www.facebook.com/otojirou.matsusita?ref=tn_tnmn#!/norio.iriguchi


          『秘密保全法案』が成立する見通しです。


     
 経産大臣が、たとえば福島の事故に関する一切の情報について「特別秘密」に指定すると、マスコミの取材も、国会での追及も、フェイスブックでの個人の発信も、すべて違法・厳罰となります。

 処罰されるのは公務員だけでなく、仕事上「特別秘密」を取り扱った民間の労働者なども含まれます。
 放射線量の分布や健康への影響、環境汚染などに関するデータを調べて、公表しようとして取りやめた場合でも「未遂罪」としてやはり刑罰が課せられます。それに関して一般の民間人の日常会話でも、フェイスブックで何かコメントを書き込むと「共謀罪」が適用されて前科がつきます。
 また、福島原発で放出された放射線量について情報を開示しろとして呼びかけると、「特別秘密の取得罪」が適用されます。     
 マスコミも、どのような取材が正当かを、マスコミで...なく一切を政府が判断することになります
 一般の民間人は何が「特別秘密」であるのかわからず、自分は知らなくても犯罪を犯していることになるのでフェイスブックへの投稿やコメントも、この法律に基づいて捜査機関によって監視されます。そこで何が「特別秘密」であるかを知りたいと表明すると、検挙されます。
 また、たとえば防衛大臣が「特別秘密」に指定すると、自衛隊が海外で憲法第9条を無視して戦闘行為を行うことも可能となります。それをマスコミが取材したり、違憲であるとして国会で追及すると検挙されます。  
 この法律は、この秋の国会で自民賛成多数で衆参両院を通過して成立する予定です。
 独裁政権の党首である限り、首相が外国に向けて公式の場で虚偽の証言を発信しても、それで国民には何かができるわけでありませんね。加えてこの法律の制定も、独裁政権というものの力でしょう。
   
☆「わかりやすい秘密保全法 Q&A」:
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/himitsu_hozen_qa.pdf  

http://nohimityu.exblog.jp/20720759/ ☜パブリック コメント (例文付き。難しい事解らない人は、「絶対反対」でもOK)

☆9月17日まで☆

◎明日17日が締め切りです。まだの方は、まずは、これを済ませて。

さて、昨夜は台風の雨風で一晩中騒がしく我が家も北側は朝起きて見ると大変な荒らされようでした。
関西では大雨で大きな川の水量が大変なことになっています。被害が出なければよいのですが。
昨日は、雨の中、中央学習センターの講座室の「古典文学」の集いに出かけました。8月号の市の広報誌「もみじだより」で見つけて申し込んでいました。前回ヴィソラの方丈記は、あの回だけで、一つの作品をじっくりというわけではなかったので、探してみたら、今度は「平家物語」をじっくりという講座でした。
途中参加ですが、今回は女性ばかり、人数は台風混じりの雨風もあって欠席者があったとかで20人ほどだったか。資料代を払って席につきました。巻四の「競(きほふ)」から。先生が原文を読んで、私たちが後をついて音読します。これが嬉しい!! そして先生の解説が入ります。系図と京都の地図は次回頂けるそうです。NHK大河ドラマの「平清盛」をもっと熱心に見ておけばよかった。脇役の方たちまでは覚えていません。
3時半にキッチリ終わりましたので、夫に連絡して車で母と3人で父の面会に出かけました。父は血色もよく元気そうでした。毎日来なくていいと父が言いますし、母は俳句があるので今日はお休み。私たちは夕方にでも会ってこようと思っています。

ところで、今朝の日経の記事から(←1面・3面→):
関電大飯原発4号機が昨日午後11時、定期点検のため運転停止。1年2か月ぶりに国内の原発50基がすべて稼動しなくなった原発は13か月ごとに3か月程度の定期検査を受け、問題が無ければ再稼働する。ただ、今回は、政府の原子力規制委員会の安全審査が必要で、いつ再稼動するか見通しは立っていない。政府は原発ゼロを前提に冬の電力需給見通しを立て、今冬に企業や家庭に節電を要請する。(一面)」
三面の囲み記事では、「再稼動が無ければ…関電、再値上げ現実味」の見出しです。

ところで、前日の15日の日経の社説は、イプシロン打ち上げ成功を受けて「新型ロケットで世界市場開け」というのと、その前に汚染水問題で政府に取り組みを強化するよう訴えています。日経の社説、あんまり読まないのですが、これは1日遅れで読んで、安倍総理のウソの効用かな…と取り上げてみます。

社説 「想定外に備えた総合策で汚染水にあたれ」


 戦力の逐次投入に陥っていないか。東京電力と政府の汚染水対策をみていて、もどかしい。
 政府は国費を479億円投入すると決めたが、名目は研究開発費で、凍土壁など技術的に難しい対策にしか使えないという。急を要するのは汚染水を漏らさず管理できるタンクの増設だが、対象外だ。国の本気度も現時点ではそこまでということらしい。

 赤字経営の東電が対策を小出しにしたことが汚染水問題の傷口を広げた。政府が同じ轍を踏むのは避けるべきだ

 安倍晋三首相は国際オリンピック委員会IOC)の総会で「汚染水問題は制御出来ている」と話した。この言葉が素直に胸に落ちた国民は少なかったのではないか今必要なのは外見を取り繕う言葉ではなく、具体的で多重性のある総合対策だ。


<中略>


 政府がこれまでより前に出たのは良い。しかし根回しなど役所の流儀が幅を利かせれば意思決定に時間がかかり情報公開も滞りかねない非常事態であることを考えれば、指揮命令系統を短く明確にし、現場への権限移譲が要る。 
 それにしては政府内に対策チームや会議が乱立気味だ関係者が一堂に会する組織を作り、情報をしっかり共有することが大事ではないか。 
 政府の対策責任者(廃炉・汚染水対策チーム長)は茂木敏充経産相だが、経産相は他にも多くの重要案件を抱え多忙だ。緊急時にも任せ切れるのか。安倍首相には良く考えてもらいたい。
 海外への情報公開も不足している。迅速な説明を怠れば、海外で風評の被害を広げるばかりだ
 汚染水問題の解決は首相発言によって事実上の国際公約になった。世界が日本政府の決意と実行力のほどを注視している。

◎これはコメント欄にhatehei666さんが書いておられた「汚染水だけを止める作業の出来る、嘘をつかない臨時内閣を作り出す事です」にも通じる考え方だと思います。
タンクの汚染水漏れが何年も止まらず汚染された地下水の海への流出が続いたり、汚染数値が危険を示すことになったり、大きな地震が起こったり、富士山が噴火したり、等々が起これば、1940年に続いて、二度目の東京五輪返上が現実となりかねません。
人知の及ばぬ自然任せの問題については祈るしかありませんが、日本の総理大臣が世界に向けて約束した汚染水制御は実現しなければなりません。コチラは全力を挙げて、お金も人も出し惜しみなく投入して、国力挙げてやってみて、それが不可能と分れば、五輪返上やむなしは国論になるでしょう。
安倍さんのウソの追及をしても、覆水盆に返らず。日本の総理大臣が言ったことです。投票してないからとか支持してないからは世界には通用しません。福島を無かったことにするのではなく、皆でウソを本当にする方向に進みたい。安倍さんのウソは、オリンピックのために福島の対策を最優先にせざるを得ない道を世界の前で選んだということですので、その道を邁進してほしいと思います。