🔲日本は本当に反省が出来ない国だと思います。2011年に起こった原発事故で一体政治や企業は何を学んだというのでしょうか。相変わらず目先の損得で命や健康や安全を蔑ろにして平気というのは一向に変わっていない:
🔲ラジオで小出裕章さんのお話が聞けます。「汚染水」という言葉を使いたくないために「処理水」と言っているが、彼ら自身が汚染を認めている証と。お話の内容は「処理水という誤魔化し、風評被害という欺瞞、規制委員会というウソ」です:
◎小出裕章さんは早い時期から汚染水問題では遮水壁をと提言されていました。ブログで取り上げたものを挙げてみます。汚染水の海洋放出問題ではこちらでも昨日取り上げておられます:原発汚染水海洋放出問題について - A0153’s diary (hatenablog.com)
2013年8月3日:金曜デモと「今さらの汚染水流出問題」(そもそも総研) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
2013年9月7日:金曜デモとIOC委員と「川の上に建てた原発」(日経より) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
2013年9月13日:2年前の幻の遮水壁計画(8/31報道特集より) - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
・TBS報道特集「原発の汚染水対策、なぜ後手にまわったか? 幻の遮水壁計画/漁師の怒り」(8月31日土曜日)より
金平キャスター「取材で実は2年前に汚染水の流出を防ぐ抜本的な計画が作成され公表直前にまで至っていたことが判った。なぜこの計画が葬られまぼろしの計画となってしまったのか?」・ 2年半前の東北大震災の2週間後に総理補佐官に任命され放射線の遮蔽プロジェクトを担当した馬淵澄夫衆院議員に聞く。
馬淵氏が中心となった案とは?
馬淵氏「原発建屋の四方を囲み中の水を抜いて表面処理をして封じ込めてしまう。これが唯一の手だと。費用は1000億円、工期は2年あればできるだろう。」馬淵氏「どこに壁を作るかという境界の確認を吉田(当時)所長らと一緒にやった」。
6月11日の段階で確実に一歩進んでいた。記者発表の3日前まで順調に進んでいた計画が、なぜ実現できなかったのか。金平「何があったのですか?」馬淵氏「巻き返しをはかられてヒックリ返されたと思います」「どこからの巻き返しですか?」「当初から、この案に対して消極的だったのは東京電力です。記者発表を当初13、14日に準備していたが、6月28日に東京電力の株主総会が開かれる、その総会に向けて新たな債務が発生するという発表を避けたいという意向が強く働いたようです」
1000億円に上る工事費用を計上すれば債務超過に陥りかねないと東電はおそれたのだという。さらに馬淵氏は現在進めらようしている計画に対して驚くべき証言をした。
馬淵氏「この凍土遮水壁、凍結バリアについては汚染範囲が狭いところでは効果的であるが・・・ということで、選択肢から落とした」
凍土方式は2年前にも検討されたが、しかし効果が限定的だとして採用されなかったというのだ。馬淵案の記者発表が見送られた後、事態は急展開した。わずか2週間後の6月27日、馬淵氏は更迭され総理官邸を去った。
それから4か月後の2011年10月26日、東電が行った発表(プレスリリース)内容は、海側の遮水壁設置を先行して行うというものだった「2年前のこんな早い時期に抜本的な汚染水対策が出来ていて、あの時着手していれば・・・」「終わってます!」「今の事態は・・・」「ないです! まー私も言い続けてきました。けれども、残念ながら覆ることはなかったですからね〜」。
2015年8月4日:小出裕章氏「いかさまの新規制基準 廃炉は半世紀で完了しない」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
2016年4月2日:金曜デモと豊橋スタンディング、そして「汚染水告発が不起訴処分」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
🔲岸田首相の「育休中に学び直したら」には、即、分かってないと:
🔲一度引っ込めた法案を、まさに”ほとぼりが冷めた”と思ってまた出してくるとは:
🔲しんぶん赤旗のスクープによると、統一教会の昨年1月ソウルでのオンライン集会に自民党議員が複数協力したのだとか:
🔲大阪、コロナによる死者数が全国一多いのだとか:吉本の芸人さんによると、高齢者が日本一多いからだとか同居世帯が多いからとか。でもそ高齢者が多いのは、やはり東京、次いで大阪、神奈川です: