公園のハトと「開かれた社会 維持を」(英フィナンシャル・タイムズ)


このところ寒い日が続きます。
昨日は先週末に届いたお任せ鮮魚、その3軒分の料金を振り込むために郵便局へ。
散歩も兼ねて芦原公園を通り抜けることに。

枯れ木の公園は意外と明るく感じます。
ケヤキの木肌にカメラを向けているとハトが一羽。
振り返ると、毛色の変わったハトが一羽。
すると、どうしたことか、ハトたちが寄ってきます。
もっと下がって横から撮りたかったのに動けず。
地面に何か餌になるものがあったのか・・・数羽のハトが寄ってきました。不思議なことがあるものです。

郵便局に着くころには粉雪が舞いだし、帽子を出がけに被ってきたので何とかなりそう。送金を済ませて帰りスーパーで買い物。節分の豆が終わったら、”とよすの雛あられ”です。朝のコーヒータイム用に一袋買うことに。
最近、夫の体調が絶不調。高熱を押して中国から来日したドイツ人同僚を乗せて車で350キロ以上も走って、その夜会食。翌日またホテルから蛍池の空港バス停まで送って、その後、首が回らなくなりました。借金も無いのに…と笑ってる場合ではありません。
昨日やっと気管支炎のお薬を卒業して、整形外科で筋肉弛緩剤を貰って、それで何とか今朝は普通に戻れました。母も心配して、好物の源吉兆庵の和菓子を差し入れてくれ、今朝は皆でコーヒータイムで戴きました。そのあと、この雛あられも出すことに。久しぶりに元気な夫の声を聞いて母も安心して帰りました。祭日の今日は母のヨガはお休み、午後から父のリハビリの送り出しは母に任せることに。二人を送り出した玄関先の水鉢は凍っています。
◎さて、今朝の日経記事からフィナンシャル・タイムズの社説です。
安倍政権のアベノミクスの裏に中国の脅威がある、「少なくとも2016年までの政権の安定が予想されるなか国家主義的な政策を前面に押し出し始めている」として、NHKのトップ人事への介入をあげ、籾井氏の「政府が右なら、左と言うわけにいかない」や従軍慰安婦問題での発言を指摘。以下を移してみます:

安倍首相の政治手法に懸念
開かれた社会 維持を

<前略>


 東京都知事選を前に、NHK原子力業界に対する批判の抑制を図ったようにも見える。自民党原発推進を支持する立場だが、11年に起きた東京電力福島第1原発の事故を受けて国民は警戒感を強めている。
 安倍政権は公の議論の幅を狭めようとしており、中国の日本批判がそれを後押ししている。米ピュー・リサーチ・センターが行った世論調査では、中国に肯定的な印象を持つ日本人は5%に過ぎない。国民の多くが受け身の日本では世論を操作しようとする安倍氏の政策は危険
 


 日本にとって議論すべき課題は多い。「集団的自衛権」の解釈を変更し、同盟国などが攻撃された場合、反撃できるようにするのはその一つ。戦争放棄を定めた憲法9条の改正も議論が必要だろう。
 安倍氏にとって不都合なのは、国民の大部分が戦後の平和主義を支持し、同氏のように保守的ではないことだ安倍氏は議論の機会を減らすことで、自身に好ましい方向に世論を向かわせようとしているようだ
 安倍氏は日本の近隣諸国にとって脅威という中国の主張はばかげているが、同氏の政策は日本自身を脅かしかねない中国の脅威を口実に日本の開かれた社会が打撃を受ければこれ以上の悲劇はない。(10日付、社説)

PS:二つの「選挙を終わって」
◎「今回の結果は結果として受けとめながら、いま、この時から、私は今回一緒に立ちあがっていただいた 志を同じくする方々と幅広く連携し、脱原発の活動をこれからも自分の信念としてしっかりと次の世代に つなげていくつもりです。脱原発イデオロギーの問題ではありません。私はまさに覚悟の問題だと思っ ています。」これは、「カリフォルニア・加州ラジオ草紙 (1)」さんのブログで紹介されていた細川護熙氏の「選挙を終えて」のご挨拶 の一部です。全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/Mapple/20140211/p1
◎「細川陣営に勝った」と喜んでいる共産党の志位さんとは大違いです(「青空学園だより」(http://d.hatena.ne.jp/nankai/20140210)さんが取り上げています.)