エネルギー基本計画(報道ステーション)と「党内議論」(河野太郎氏)


小保方さんの会見で記事にするのが遅れてしまいましたが、スルーするには・・・と、メモ代わりに。本日「春の花と小保方氏会見その後」に次いで2つ目です。
◎4日、エネルギー基本計画案と原子力協定衆議院で可決されました。
みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました」さんが4日の報道ステーションの内容を書き起こしされています。その中から一部コピーしてみます:

自民 エネ基本計画案了承
原発推進 福島の“反省”は


今回の案は与党が、当時政府がまとめたものに修正を加えたものだ。
今回の修正案と当初の政府案で大きく変わった点がある。それは冒頭部分だ。


当初案では
「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直す」
原発依存は可能な限り低減する」とはじまり、
安全神話に頼って事故が起きたことへの深い反省」が強調されていた。


ところが今回の案
「資源のない日本にとってエネルギーの安定的確保は不可欠だ」と強調され、
事故への反省の言葉が消えた


この案に合意している公明党はそもそも公約で
「可能な限り速やかに原発ゼロを目指す」と掲げていた。(2013年7月)
再生可能エネルギーについては、2030年までに総発電量の30%にすると数値目標も明記していた(公明党
しかし、これらも盛り込まれなかった。


さらに公明党 山口那津男代表(2013年7月)<の発言>
もんじゅについては、これが到底成功する見込みは立ちませんので、「廃止をすべきだ」と思います。>

と、全否定した核燃料の中核、もんじゅについては研究拠点とすることで推進を容認した



公明党の当初の主張は反映されず、自民党経済産業省に押し切られた格好だ。


◎この後、原子力協定”衆院で可決 原発輸出トルコUAEへ
これには、「原発推進に反対し、与野党から退席するなどの造反議員が出た。」、「生方幸夫参院議員(民主党):15万人の方がまだ避難生活が続いているし、続けているし、事故原因もですね、ハッキリとまだ特定されたわけではない。無責任に海外に輸出そするっていう事には賛同しかねる。」
この日のコメンテーターは浜矩子氏。コメントを求められて、「非常におぞましい形で富国強兵路線を目指しているというふうなところにどうしても思いが行ってしまいますね」と。古舘キャスター「一気に、今言われている事が今日、サーーッっと両方向が動いた感じがありますよね。」
★全文はコチラで:「エネルギー基本計画案自民了承&“原子力協定”衆院可決」4/4報道ステーションhttp://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3651.htm
自民党で一貫して原発推進に反対している河野太郎議員がブログで「一任してな〜い!」と:
自民党議員の名前と発言内容をよく覚えておいて・・・

★エネルギー基本計画に関する党内議論
2014年04月04日 ごまめの歯ぎしり 河野太郎
http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20140405/1396644678


(写真は、変わった形のつぼみの状態で数か月過ごし、やっと咲き出したミニランの花。)

PS:本日夕刊トップ記事です。
「政府は11日、国のエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画を閣議決定した。原子力を『重要なベースロード電源』と位置付けて再評価したのが最大の特徴だ。民主党政権が2012年に打ち出した原発稼働ゼロの方針を転換したが、電源全体に占める比率は示さなかった。太陽光など再生可能エネルギーを最大限、推進する姿勢を強調した。」(夕刊リード部分より)