映画「舞妓はレディ」と「日本と原発(予告編)」

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夫が白山へ出かけた金曜日の午後、夫が行きそうにない映画「舞妓はレディ」を見るつもりでお昼過ぎ玄関の戸を開けました。横殴りの大雨に急に萎えて家にいることに。3時ごろ、お天気が持ち直しているのを見て、3時半に間に合うように今度は自転車で出かけました。
「舞妓はレディ」。
タイトルからして「マイ・フェア・レディ」を意識していますが、内容はそのリメイクというよりパロディといった方がいいかも。それも大真面目で一生懸命なパロディで、ミュージカルというより和洋折衷音楽劇でした。パパイヤ鈴木の振り付けのダンスが、いかにも着物を着たパパイヤ流です。
下町なまりのコックニーは鹿児島弁と津軽弁の”バイリンガル”に。淑女は舞妓さんにというわけです。
周防監督が惚れ込んだという美声の新人ヒロインの歌がなかなかいいです。
ヒギンズ教授は「京大学」の言語学教授・長谷川博巳、お茶屋の女将は、お芝居して歌って踊って大活躍の富司純子
京言葉は、難しいですね〜。義姉一家が京都の真ん中に長い間住んで居ましたので姪っ子たちの生まれながらの京言葉を聞いて、大阪弁とは全く違う言葉やイントネーションに”京都だゎ〜”と感心したことがありました。その点、京都生まれの岸部一徳さんや田畑智子さんがいますので安心して聞くことができました。
草刈民代竹中直人渡辺えりの「Shall we ダンス?」以来の常連メンバーや、芸達者な俳優陣が歌や踊りやダンスに挑戦。その一生懸命さがストーリーと重なって面白い見ものになっています。

京都のお茶屋文化の紹介映画でもあり、田舎娘が舞妓デビューするまでのシンデレラストーリーにもなっています。

 日本の刑事裁判をリアルに描いた映画『それでもボクはやってない』(07)の反響で、近年、社会派のイメージを強めていた周防正行監督。そんな監督が、1996年の『Shall we ダンス?』以来、18年ぶりに本格エンターテインメント大作に挑戦したのが『舞妓はレディ』である。
 舞妓を目指して、独特な京都のお茶屋世界に飛び込んだ少女・春子の姿を、ユニークに、そしてハートフルに、ミュージカル・シーンを織り交ぜながら、その成長を描き出すお茶屋ファンタジーだ。
 本作の企画が立ち上がったのは、今からおよそ20年前。満を持しての映画化となったきっかけは、800人のオーディションの中から勝ち上がった、上白石萌音の存在である。まさに"ピュア"と呼ぶにふさわしい彼女のまっさらな魅力、力強い歌声が、物語を大きく動かした。

○「舞妓はレディ」公式サイト:http://www.maiko-lady.jp/info/index.html

◆◆映画のついでに、もう一本、映画の予告編を貼り付けておきます。
河合弘之初監督 映画「日本と原発」。
弁護士の河合弘之氏が映画を作りました。
音楽は偽作曲家事件で本物の名乗りをあげた新垣隆氏。

河合弘之初監督 映画「日本と原発」 予告編  


2014/09/18 に公開


弁護士河合弘之 初監督作品
映画「日本と原発」 私たちは原発で幸せですか?
11/8から『シネマート六本木』3階シネマートホールにて上映開始


★予告編はコチラ:https://www.youtube.com/watch?v=lj-6flmlmcM

☆こちらの「弁護士河合弘之 初監督作品 映画「日本と原発」 私たちは原発で幸せですか?(http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/lj-6flmlmcM)」にたどり着いたとき、欄外の、この映画を取り上げた日記のところに、1つだけ「shuueiのメモ」さんのブログ名が。不思議に思って辿ってみると、この映画を紹介しておられました! 毎日訪問して読んでいるつもりでしたが、この映画の紹介は飛ばしていました。ちょっと嬉しい遭遇でした。