ルリトウワタの綿毛と原発再稼働


トウワタ(唐綿)の花はオレンジと赤の花が咲きます。それと似た花で青い花をつけるものを瑠璃トウワタといいます。
五弁の花びらが開くと星のよう。それで洋名はブルースターと言います。
今年、7月、この花の終わりごろに苗屋さんで安く買った瑠璃トウワタの花は、あっという間に終わって、そのあと、大きな緑色のさやが三つ。その一つが弾けて、細くて長いひげを付けた種が漏れ出ていました。
風船か気球のようにふわふわと辺りに綿毛が浮遊しています。
さやの中には、キチンと種と綿毛が折り畳み込まれるようにして格納されています。

10日前に鞘を切り取って、サンルームのテーブルの上に置いて、朝、ビックリ!
辺り一面、ふんわりとした綿毛で覆われています。さやが弾けて種の気球を放出したのです。
種から育てたくて、そのタネつき綿毛をケースに入れています。
植木鉢の用意が出来れば、種から撒いてみようと思っています。
月曜日の朝、最後の鞘(さや)が、弾け出していたので、切り取りました。

◎鹿児島の川内原発が再稼働しました。翌日12日の日経新聞の切り抜きからです。
福島の事故を起こした東電の原発は沸騰水型、川内原発は加圧水型。
どちらも稼働すればまた使用済み核燃料がたまります。その処理法は判っていません。


◎同じ日の社説の最後。
日経新聞の一面見出しは、「川内原発再稼働で、全ての原発が止まった「原発ゼロ」の状態は約2年ぶりに解消され、2011年3月の東日本大震災で揺れた日本のエネルギー政策は正常化への一歩を踏み出した」です。
これだけ未解決の問題があると社説で書いていながら、これで原発ゼロが『解消』された、エネルギー政策は『正常化』への一歩と表現します。
これだけの問題が「先送りのまま」と指摘するだけで、問題山積の原発をズルズルと再稼働させて、良いのでしょうか。