ラグビー日本代表”「勇敢な桜」散”ると”ガマの穂”と”もみじ”

ラグビーアメリカ戦は危なげなく日本が勝ちました。起きて見るつもりが、キング・オブ・コントの決着が気になって就寝時間が遅れましたので、起きたのは5時。後半戦を見て、前半は夫が最初から見始めた録画で。勝っても1次リーグ敗退が決まっていたのですが、試合はとても面白かったです。押し負けてないしパスは早いし、大活躍でした。
デイリースポーツのニュースは嬉しいですね〜!次回ワールドカップは日本だそうですが、楽しめそうです!!

デイリースポーツ/神戸新聞社
 ラグビーW杯・1次予選B組、日本28−18米国」(11日、グロスター)


 すでに敗退が決まっていた日本だったが、4試合目となる米国戦を勝ちきり、3勝1敗で大会を終えた。1次予選で3勝を挙げながら準々決勝に進めない史上初のチームとなった日本に対し、英国メディアも惜しんだ。


 「インディペンデント」電子版は「ブレイブブロッサム(日本の愛称)が歴史的な3勝目を挙げ、一礼して去る」と報じた。記事の書き出しも「さようなら、日本」と別れを惜しむ表現だった。


 「テレグラフ」電子版は「多くのファンを獲得した」と日本の戦いぶりが、開催地イングランドで大きな支持を得たことを伝えている。「間違いなく最も不運で、最も勇敢だった」と3勝を挙げながら8強入りを逃したことに同情すると同時に、ジャパンの戦いぶりを評価。大会を去る選手たちを「彼らは満面の笑みをたたえていた」と表現した


◎日曜日の朝、散歩に出かけた芦原公園と中幼稚園の間にある葦の湿原&池の北側にガマの穂が見えました。近づいて写真を撮ることに。
ガマの穂と言えば、私が思い出すのは、箕面に引っ越してくる前の岡町のお寺の幼稚園で私が白ウサギになった「因幡(いなば)の白兎(うさぎ)」です。「♪が〜まのほわたにくるまれと、よくよくおしえてくれました〜」。
このウサギ、湖か川を渡るのに知恵を働かせて、サメ?を並べてその背中の上をピョンピョンはねて向こうへ渡る直前にウソがばれて、生皮を剥がれて泣いていると、そこに意地の悪い神様が通って、教えられたとおりにすると一層ひどいことになって…、そこへ大黒様がやって来て、優しくガマの穂綿にくるまるといいと教えてもらって・・・というお話でした。「♪赤は〜だか〜」のところで、白い長そでシャツの上に赤いチョッキ(ちゃんちゃんこの袖なし)を着て目をこすって泣いているしぐさをしているセピア色の手のひらに収まるサイズの古い写真がありました。ネットで歌を調べてみました。

<「大きな袋を肩にかけ」が歌い出しの童謡『大黒様』(だいこくさま)は、1905年(明治38年)「尋常小学唱歌 第二学年」上に掲載された文部省唱歌。歌詞では、大黒様(大黒天)として信仰されている大国主命オオクニヌシノミコト)が登場する日本神話「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」のストーリーが描かれている。作詞者の石原和三郎と作曲者の田村虎蔵は、他にも『金太郎』、『花咲爺(はなさかじいさん)』などの日本の昔ばなしの歌を、この童謡『大黒様』と同じく両名のコンビで作曲している。>
ガマの穂がどんなものか、この頃は勿論、知らないで歌っていました。穂が綿毛になるのを見てみたいと思っています。


大黒様 だいこくさま


大きなふくろを かたにかけ
大黒さまが 来かかると
ここにいなばの 白うさぎ
皮をむかれて あかはだか


大黒さまは あわれがり
「きれいな水に 身を洗い
がまのほわたに くるまれ」と
よくよくおしえて やりました



大黒さまの いうとおり
きれいな水に 身を洗い
がまのほわたに くるまれば
うさぎはもとの 白うさぎ


大黒さまは たれだろう
おおくにぬしの みこととて
国をひらきて 世の人を
たすけなされた 神さまよ


◎さて、連休でお休みの今日の午後からは母に演奏会のお供をするように言われていました。先週のヨガの教室でお仲間さんのお一人から招待券を2枚貰ったという事です。丁度お天気が悪くて家にいた夫も一緒に3人で、 父に留守を頼んで出かけました。
箕面コンセルト室内合奏団の定期演奏会です。チケットを戴いた方は母が客席からすぐ見つけました。ヴァイオリンを弾いておられることは今まで知らなかったそうです。私より少し年下の方だそうです。
指揮は西村恵一さん。プログラムのプロフィールによると、大阪音大を出てイタリアやアメリカに演奏旅行に出かけ、2000年にはウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウスアンサンブルの日本公演で客演とか。2007年〜2009年の京阪電車のテレビCM「おけいはん」のお父さん役で出演。現在も松竹芸能所属タレントです。お顔を見れば分かる人は分かるかも。
前半はモーツアルトのディヴェルティメントK137、ヘンデルの合奏協奏曲ニ短調、ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調。ここでは指揮者の西村さんとコンミスの平賀幸奈さんがヴァイオリンを演奏しました。
休憩後の後半は、ピーター・ウォーロックとグスターヴ・ホルストの知らない曲の後、モーツァルトのK546、アダージョとフーガハ短調ホルストの曲はヴァイオリンがお喋りを続けているような面白い曲でした。終わって、アンコールは大サービスの3曲。最後の曲は、チェンバロが「♪あ〜きのゆ〜ひ〜に」と「もみじ」の出だしを奏で始めました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが続いて豪華な”もみじ”になりました。終わって外に出ると地面が濡れていて小雨も。家についてすぐ父を誘ってみんなでお茶に。

<「紅葉(もみじ)」は、作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一による日本の童謡・唱歌。1911(明治44)年に「尋常小学校唱歌(ニ)」上で発表された。岡野・高野コンビは、「紅葉(もみじ)」の他にも「故郷(ふるさと)」、「春が来た」、「春の小川」、「朧月夜(おぼろづきよ)」などの日本の名曲を数多く残している。>


『紅葉 もみじ』


秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)


溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)