「塚本幼稚園」と「名前を変えて提出される”共謀罪”」と「靖国神社・遊就館にて」(山崎氏のツィート欄)

(木立性ベゴニアのつぼみが開きました→)
◎先週の木曜日(or金)?だったか、夕方のその時間にいつも見ている局ではなかったので「NEWSアンサー」ってどこの局?と思いながらこのニュースをたまたま見ていました。テレビ東京といえば、大阪では7チャンネルのテレビ大阪です。「塚本幼稚園」、ビックリしました! 幼稚園児たちが教育勅語を諳んじています。黒板には天皇一家の写真が並んでいます。こんな幼稚園へわが子を通わせる親が増えているそうです。偏ってるかもしれないが日本を憂えているから良いのだとか。来年には小学校も開校。名誉校長は首相夫人の安倍昭恵氏です。園長はあの右翼団体日本会議大阪の幹部とか。(動画の引用元はこちらです:http://blog.goo.ne.jp/root41_1942/e/fd0834978dff5b63eddd7d3119372518?fm=rss

山崎 雅弘さんがリツイート

辻田 真佐憲 ‏@reichsneet ·

塚本幼稚園がテレビで取り上げられたらしい。例の軍歌歌ってるところ。 /園児に「教育勅語」 安倍政権の支持勢力が…:NEWSアンサー:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_117059/




山崎 雅弘さんがリツイート

金子勝 ‏@masaru_kaneko ·

【強権国家】安倍政権は「共謀罪」を、20年の東京五輪やテロ対策を前面に出す形で、罪名を「テロ等組織犯罪準備罪」に変えて法案として、9月の臨時国会での提出することを検討共謀罪は定義が曖昧で乱用すれば治安維持法になる。独裁国家へ着々。(http://www.asahi.com/articles/ASJ8T4DF9J8TUTFK002.html)


 安倍政権は、小泉政権が過去3回にわたって国会に提出し、廃案となった「共謀罪」について、適用の対象を絞り、構成要件を加えるなどした新たな法改正案をまとめた。2020年の東京五輪やテロ対策を前面に出す形で、罪名を「テロ等組織犯罪準備罪」に変える。9月に召集される臨時国会での提出を検討している。


 共謀罪は、重大な犯罪を実際に実行に移す前に相談しただけで処罰するもので、小泉政権が03年、04年、05年の計3回、関連法案を国会に提出。捜査当局の拡大解釈で「市民団体や労働組合も処罰対象になる」といった野党や世論からの批判を浴び、いずれも廃案になった


 今回は、4年後に東京五輪パラリンピックを控える中、世界で相次ぐテロ対策の一環として位置づけた。参院選自民党が大勝した政治状況も踏まえ、提出を検討する。(後略)

内田樹 ‏@levinassien ·
週刊金曜日」の電話取材(done)だん。天皇生前退位について。天皇を「御簾の中」「雲の上」の追いやって、その絶対的威光だけを自己都合で政治利用しようとする人たちは幕末の勤王派から2・26の青年将校・宮城事件の陸軍参謀たちまで無数にいます発想も行動様式も同じですというお話をしました


山崎 雅弘さんがリツイート
内田樹 ‏@levinassien ·
安倍首相はじめとする日本の「右派」は、天皇の個人的信念に敬意を持たない自国に駐留している外国軍に対して反基地運動をしたことがないということからわかるように、「天皇主義者」でも「ナショナリスト」でもありませんじゃあ、あれは何ですかと訊かれて返答に窮しました。何なんだろう

◎山崎氏が靖国神社遊就館を訪ねてツィートです:

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki ·

△島薗さんが講演で話されていた内容に示唆を受けて、靖国神社遊就館にも行ってきた。「何を書いているか」ではなく「何を書いていないか」という視点で改めて展示内容を見ると興味深い戦前戦中の日本軍は、何一つ悪いことをしていないという物語。


遊就館の展示内容は、日本政府とそれに従う軍人は常に「正しいことをした」という絶対的結論を土台に、全ての歴史を説明しているのでその「物語としての心地よさ」は、歴史的事実の予備知識を持たない人には魅力的に映る諸悪の原因は常に「外部」にあり、日本は常に「一体」としてそれに対処した。



遊就館の展示内容を収録した図録に「改題」を寄稿しているのは、日本会議副会長の小堀桂一郎小堀氏は産経新聞で「天皇生前退位は国体破壊に繋がる」と書いた人物でもあるが、彼らの天皇観や歴史観は1945年時点でフリーズドライされている





靖国神社遊就館には、特攻隊員の遺書も多数展示されているが、特攻という任務への疑問や迷いを感じさせる遺書は皆無で、お国の為、天皇の為に一点の曇りも無く任務に納得し、当時の価値観を全肯定して死んでいった軍人の遺書のみが厳選されているそれは江田島の教育参考館の遺書展示も同様だった


戦後の日本の平和と繁栄は、当時の日本が戦争に完敗して無条件降伏を受け入れ、人権や人命を軽んじて特攻を肯定する価値観を全否定した上で、それとは違う価値観、つまり人権や人命の尊重という社会に変質したことで実現した民主主義国の価値観では、特攻のような人権・人命無視の命令はあり得ない。


後世の目から冷徹に観れば、特攻などの人権・人命無視の命令には「敗戦を遅らせ、結果的により多くの人的損失と国土の荒廃をもたらした」という負の側面があり、当時の価値観を信じた軍人の慰霊とは切り離した形で、その「負の側面」を検証する必要がある「情」を利用して、それを妨げる人間がいる


靖国神社遊就館付近には、東京裁判で日本の味方をしたとされるパル判事の石碑もあり、よく見ると民主党松原仁議員が献じた花輪がある松原議員も、日本会議国会議員懇談会の一員で、日本会議憲法改正イベント等の常連。価値観を共有している。


(写真をアップで見ると、供えられている花輪に「衆議院議員 松原仁」とある)