金曜デモと「不安な個人、立ちすくむ国家」

(「沖縄慰霊の日とお茶のお稽古」に次いで2つ目です)


6月に入って微熱続きで一向にスッキリしないので、さすがに怖くなり、土曜日の今日、お医者さんに出かけました。夫はバネ指で手術した指の抜糸をしてもらった後は山へ。私は血液検査でしっかり検査してもらって心配なしでした。喉の痛みをとるお薬を出してもらって帰ってきました。2000円以上の検査代は安心料でした。母には心配かけたくないので内緒。朝のコーヒータイムでは、小林麻央さんが34歳の若さで幼い二人を置いて乳がんでなくなったことを母は可哀そう、可哀そうとガックリしています。昨日も海老蔵さんの記者会見を見ながらもらい泣きしたと言っていましたが、今朝もその映像を見てまた涙を流していたんだとか。一方で「このハゲ〜!!」です。日本の女性も話題に事欠きません。というわけで、金曜デモの紹介が遅れてしまいました。今回の「特別な1日」さんのタイトルは「これからの日本を考える二題:『東芝メモリーの売却』と『経産省若手プロジェクト』、それに『0623再稼働反対!首相官邸前抗議』」。http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170623/1498225803
◎さて、書き出しは、あの絶叫議員の豊田真由子議員の話題から・・・お茶の時にも、”子供がいるというのに、もう人前へ顔を出せないよね〜”でした。学歴と人格、人間性は全く関係がないことを証明してしまいましたね。
タイトルになっている「これからの日本を考える二題」の一つ目は東芝。売却先に問題? シャープの場合と比較して書かれています。二つ目については:

もうひとつ、将来の日本を考えるうえで、5月末から大変話題になっている報告書があります。経産省産業構造審議会で発表された不安な個人、立ちすくむ国家』という報告書。NHKの朝7時のニュースでも特集していましたし、日経やネットでも取り上げられていました。役人とは思えない率直な物言いと危機感に満ちた内容だからです。『経産省若手プロジェクト』でググると山ほど出てきます。

◎関わっている方たちの名前を見ると、松岡正剛 さんの名前のほかに田中優子さん(法政大学総長 )とか中村正敏(イシス編集学校師範)の名前が見えますので、これは信頼できるかなと思います。内容をSPYBOYさんが掻い摘んで紹介されていますので、ぜひブログを訪ねて読んでみてください。全体の内容を知ったうえで報告書を覗いてみると考えさせられます。報告書「不安な個人、立ちすくむ国家〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜」(http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/018_03_00.pdf#search=%27%E6%AC%A1%E5%AE%98%E8%8B%A5%E6%89%8B%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%27

◎日本の少子高齢化、人生百年はもう数十年前にはわかっていたことなのに、65歳で定年、年金生活に入って、日本、本当に大丈夫?というのは私たち世代のお茶飲み話でも出ていた話題でした。
変わらないといけないし、変わることができる例として胃ろうの例が出ていました。これもとても分かりやすい例だと思いました。小学校の恩師の先生は、夫を亡くされた後も、胃ろうを施されている義父の入院先に毎日のように。行っても本人にはわからないんだけど、病院の人や周りの人たちの目があるし、自分の気持ちが許せなかったりで毎日出かけている。胃ろうが患者本人にとっても本当に良いことなのか分からないが、自分の場合は絶対にやりたくないと仰っていたのが10年ほど前のこと。ところが、過剰医療として胃ろうが問題になった2010年と2015年を比較すると、胃ろうは4割も減っているそうです。考え方が変われば医療の内容や制度も変わる例として挙げられていました。
◎これからは、高齢者=弱者ではなく、働けるものは働き続けられる社会。高齢者を支える社会ではなく、子供を支える社会という発想の転換が必要なのではないかというあたり切実に感じます。
◎SPYBOYさんはこの報告書の問題点も同時に指摘されていますので、これもブログを訪ねて是非!

ということで、今週も官邸前抗議へ#金曜官邸前抗議
今日の最高気温は30度にまでなりました。午後6時の気温は26度。それでもカッコつけて上着を着ていった(笑)。今日の参加者は650人。

★★★ 「これからの日本を考える二題:『東芝メモリーの売却』と『経産省若手プロジェクト』、それに『0623再稼働反対!首相官邸前抗議』」(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170623/1498225803