七夕集会「 反原発☆国会前集会」(「特別な1日」さんより)

(本日2つ目です)
やっと雨がやみました。朝刊の「西日本豪雨」の大きな字の横、「51人死亡58人不明」の大きな数字に驚きました。倒木が流木となって押し寄せる映像や木造の橋が流される様子に、想像を超えた自然の恐ろしさを感じます。自然の猛威が今までとは違ったレベルになっているとき、備え方も考え直さないといけないですね。それこそ、安全保障の最重要課題ですね。

内田樹さんがリツィート
オスプレイ不安クラブ
‏@ospreyfuanclub 7月8日

なにがプライオリティーか。

この災害大国日本に、消防庁の全地形対応車両レッドサラマンダーはわずか一台。1車輌1億1千万円を出し渋る。
一方で、1機あたり約130億円のF35戦闘機を42機+追加購入。オスプレイ17機セットを総額3600億円。

さて、昨日の七夕国会前集会について「特別な1日」さんが参加しておられますので、こちらで集会の様子を。タイトルは、「 『身の回りのグローバリゼーションと忖度』と『0707 NO NUKES! ENERGY AUTONOMY! 反原発☆国会前集会』」です。東京は雨が降らず1200人の参加者だったそう。(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180707/1530964834
★前半の「身の回りのグローバリゼーションと忖度」については、ブログを訪ねて読んでいただくとして、ここでは「東久留米日記」さんが取り上げた記事をコピーしたいと思います。外国人実習生の問題です。日本人に外国人蔑視や差別意識というのも根強いものがあります。チャンコロ、ロスケ、チョーセン人、と蔑視の感情を込めて話されるのを子どもの頃聞いた覚えもあります。ところが、そういう意識が、継承?されているとしたら・・・恥ずかしい日本人になっていはしないか?

@logicalplz
松本麗華さん(麻原彰晃の娘)へのリプが酷い。
これはネットリンチであり人権侵害。
https://mobile.twitter.com/logicalplz/status/1015219016510521344
いや酷いどころかおそろしい。こういうことはやってはいけない。https://mobile.twitter.com/maggy_xyz/status/1015094419576328192
 ↑↓
こういう外国人実習生に対する酷いリプと同根では
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@kinkuma0327
違法な長時間労働、賃金の未払い、ミャンマーに帰れという暴言…本当に、外国人実習生は人間扱いされていないんですね。移民を受け入れるとゴミ出しのマナーが云々、みたいなことを言う人たちがいるが、人権を守るという最低限のルールすら守れないポンニチ人の方がやばいわ。


実習生5人に賃金未払いか、岐阜 縫製会社、違法な長時間労働も - 共同通信
this.kiji.is


@kinkuma0327
昨年末の記事だが、この事件はぼくの感覚では殺人未遂のように思える。刑事事件における刑の重罰化の議論では決まって「被害者感情」が挙げられるが、この件では、被害者が「我々と違う人間」であるからこうした判決が出た、ということが絶対にないとは言えない気もする。
元外国人実習生が火だるまに… 異常な事件の中で起きた、さらに「あり得ない」事態huffingtonpost.jp
https://t.co/BJt557b6WB?amp=1

・・・もう、さて、ガソリンを浴びせられ、大やけどを負った——。
これだけでも十分に「異常」な事件だが、事件の「異常さ」はそれにとどまらない。
この同僚は、事件翌月の2017年6月に「暴行罪」で起訴され、水戸地裁下妻支部で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
「暴行罪」(2年以下の懲役 または 30万円以下の罰金)である。
相手に大ケガをさせたなら、普通は「傷害罪」(15年以下の懲役 または 50万円以下の罰金)のはずだ。いまも後遺症の残る明らかな大やけどなのに、なぜ......。
川上弁護士によると、それは、この同僚が「ライターで着火はしていない。勝手に火が付いた」と主張し、検察も「着火の事実までは認定できない」と判断したからだという。

★『0707 NO NUKES! ENERGY AUTONOMY! 反原発☆国会前集会』について。こちらもぜひ、ブログを訪ねて読んでみてください。ここでは、SPYBOYさんが感心したと仰る二人をコピーさせていただきます。
☆一人目は湖西(こさい)市の三上前市長。湖西(こせい)は琵琶湖の西を指しますが、湖西(こさい)は浜名湖の西ですね。このことを知ったのは原発事故の恐ろしさを描いた映画「朝日のあたる家」でした(20130927蛙ブログ)。湖西市が全面協力した映画でしたが、その時の市長さんが三上氏です。


この日感心したのはまず、湖西市長、三上元氏のスピーチ。この人は全国の首長で初めて「原発廃止」を打ち出したそうです(色字by蛙)。脱原発をめざす首長会議の活動を続けているという彼は「ここにいる人はどうせ原発反対なんだから、そんな話をしてもしょうがない」(その通り‼)と言った後 一緒に活動している小泉純一郎の話をしました。「小泉が講演をすると数千人の人が集まる、それも原発に興味がない保守の人が集まる。だから貴重なんだ」そういう観点って大事ですよね。

☆二人目は:


あともう一人、原子力情報資料室のケイト・ストロネルという人原子力情報資料室は原発反対の先駆けとなった科学者、故高木仁三郎が立ち上げた組織で、『市民のための科学』をモットーに脱原発のための情報収集・発信を行っています。政府や電力会社との対話を拒まない姿勢には頭の悪い原発反対派に裏切り者扱いされることもありますが、ボクは高木仁三郎氏と直接話した経験もあって、かなりの部分 信頼しています。X十年前は原発のことなんか言っても、だーれも聞く耳がなかったんですよ!


ストロネル氏は先日、立民や自民など超党派の議員と一緒に訪米、アメリカと日本のプルトニウムの話をして来たそうです。ここに来てアメリカが日本のプルトニウムを問題視し始めたのは、北朝鮮に核廃棄を迫る上で日本のプルトニウムが障害になっているのが大きいそうです。そりゃあ そうですよね。だから原子力基本計画にプルトニウム削減が入った。それは進歩じゃないかというのです。『経産省はダメだが、外務省は危機感を抱いているので、そちらに(ロビーイング)活動していく』
こういう現実的な話しか聞きたくないよ(笑)。

★★★全文を是非こちらのブログを訪ねて:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180707/1530964834