クリスマス前日の忘年会

昨日,24日は、1週間ほど前に連絡して4人で集まることになった会費制のクリスマス忘年会。どうしたものかな〜と考えていたころ、新聞広告やポストに入っていた広告が目に留まりました。「3〜4人用のクリスマスBIG TREE」と書いてあって、<ツリー寿司>とあります。「梅花女子大学食文化学科の学生さんとのコラボ企画。昨年大好評につき、今年も販売します!!」。よく見ると、22日〜25日の期間限定です。それで、皆さんに都合を聞いてみると24日(月)なら大丈夫ということで、さっそく予約をしました。

12時過ぎ、寿司桶が届きました。広告の写真通りです。すぐ周りのデザートやオードブルを別皿に取り除いてクリスマスツリーの形になったところで写真を撮りました。

お茶を入れて、さあ、乾杯だったのに、忘れて、途中で、ガラスの盃を取り出して、改めて乾杯をすることに。夫がわざわざ前日、酒屋へ行って「玉の光」というおいしい伏見のお酒を買ってくれて、冷で乾杯するようにと言ってくれていました。この日は、夫は大阪市立大学の植物園に出かけました。前日の新聞にメタセコイアの紅葉の写真が紹介されたので、見に行ってくると言って。それで、せっかくの親切に「忘れた」では済まないので、乾杯しました。やはり、おいしいお酒で、お替りする人も。良かったです。

全員揃った12時半ごろ、隣の母が通路から隙間風除けカーテンを開けて来てくれました。3人の皆さん、それぞれにご挨拶して、差し入れのチョコレート菓子をお土産に分けてあげてと頼まれました。皆さんと顔見知りの母ですので、ご挨拶ができてよかったです。

どのお寿司も一口サイズの食べやすい大きさで、なかなか良い味。それに、ツリーの木の部分のお寿司には肉が挟んであったような。オードブルにもフライものやローストビーフ、それにケーキやフルーツも入っていました。この辺が若い人のアイディアなのかも。60代、70代が二人、そして今年卒寿の90歳を迎えた方が一人で4人。私と60代の方は息子二人だけど独身。お二人は娘さんにそれぞれ子供がいて、孫、ひ孫も。

最年長の方は63歳で71歳のご主人を亡くし、それ以来27年間の一人暮らし。今年90歳になるというので、二人のお婿さんが相談して、1月に卒寿の会を開催、孫ひ孫合わせて30名ほどが集まったそうです。それでも、ただ一人結婚しない30代の孫のことが気がかりだと話しておられます。
私は今年、両親の入院と9月には父が亡くなりました。もう一人の70代の方は、1月か2月にご主人が脊柱管狭窄症になり手術を受け、現在リハビリ中。家を改装して手すりを付けたり段差をなくす工事をして、来年、リハビリ施設から帰ってくるのに備えておられる途中。そして一番若い60代の方のご主人は私と同い年ですが、膀胱がんが見つかって、在宅ですが免疫治療を受けておられる最中。4人集まると、つくづく、世の中の縮図よね〜ということに。

さて、食事の後は、缶ミカンに自家製カスピ海ヨーグルトかけのデザートでお口直し。それから、3時のおやつです。滋賀県のお義姉さんの娘(夫の姪)から届いていた、近江八幡たねやさんのバウムクーヘンを今日のために取っておきました。前日、箱から出して、母が昔から持っていた陶器のケーキスタンドを譲り受けていましたので、それを取り出して、乗せておきました。
いよいよ、入刀です。ビニール袋に密閉されていましたが、砂糖が塗ってある表面には乾燥しないよう紙が張り付けてあります。それを取り外しながら切り分けて、お皿に。飲み物は、神戸紅茶とお替りはリプトンに。しっとりとした生地が、あっさりと美味しい洋菓子になっています。たねやさんというと和菓子で有名ですが、洋菓子も美味しいということがわかりました。一緒に入っていた大きなリーフパイのクッキーはお土産に。

最後に、マンデリンコーヒーを淹れて、4時になったというので、母のチョコレートと、これまた母が滋賀県の親せきが届けに来たというたねやさんの和菓子があったので、分けることに。母は糖尿病で、甘いものは避けているので、助けてもらうことに。器付きの善哉と、手作り最中(皮と餡子を自分でセットして食べる)を3人に分けて。駅向こうの高台の方がまずタクシーを呼んで、帰られ、そのあと、お煎茶を淹れてまた3人で少し話してから4時半ごろにお開きにしました。

年上のお二人は今年初めて我が家で会って話しました。皆さん、会って話せば変わらず、年のことなど忘れてしまいます。楽しい忘年会になりました。たくさんの食器を洗いながら、声をかけてよかったと思いました。皆さんもそれぞれお土産を持ってきておられて交換し合いました。手作りのものや、故郷のお茶や、アイディア小物など、1日早いクリスマスプレゼントでした。

最後に辺野古の土砂投入反対のホワイトハウスの署名のことを言ってみました。ローラさんのあれでしょと知っておられても、お二人ともパソコンはご主人頼み。いつもブログの感想を言ってくださる若手のSさんも、ご主人の病気のことがあって以来、ブログ見てない、とのこと。ご主人でもいいから、読んで署名お願いと頼みました。これで私の友人でパソコンでブログを読んでくれているのは、遠方の友人たちばかりかな。お一人、来年からヨーガ復帰と聞いている、あの方は、どうかな…なんて洗い物をしながら思ったことでした。
(下から二枚目の写真は、棚に飾ってあったものを取り出して。カエルの小物はお一人から以前にもらったもの。ワインのコルク栓は、私が、コルクの絵柄に水彩色鉛筆で彩色したもの。とってあるコルクで実際に色塗りをして遊びました)