「うなぎパイ」と「沖縄」(県民投票不参加4市に)

先週金曜日の深夜、というより土曜日のAM1:30ごろ、夫は山仲間の30代の方ともう一組のご夫婦と一緒に長野県の白馬へ山スキーに出かけました。車の運転は隣町の30代の方。寒がりなのに、よく行くことと感心です。それに75歳の老人?をよく誘ってくださったとこれも感心しています。土日の留守の間は、母と二人の夕食を手抜きで済ませました。昨夜11時過ぎ、夫は無事車で送ってもらって帰還です。
夫のいない昨日の13日(日)は、丸1年ヨーガを休んでおられて今年になって復帰されたUさんに電話をしてお茶に誘いました。三連休でひょっとしてお孫さんたちが来られるかなと思ったのですが、お正月にたっぷり会ったのでと午後1時半ごろ来宅。これ食べてといきなり出されたのが変わったお饅頭? 豚まんの皮?に真ん中に入っているのがお赤飯。甘くなくてご飯一食分の食べごたえ、半分だけいただきました。

電話の後、私は生協さんで注文していた浜松の春華堂の”うなぎパイ”があるのでこれをお茶菓子にと準備。この「うなぎパイ」には思い出が。私の2年先輩だった夫が先に静岡県の教職についていたころ、大阪に来る時のお土産がこのうなぎパイでした。新幹線の中でワゴンの販売があったころのことです。決まってうなぎパイでしたので懐かしい味。お正月のお菓子にと選んでいました。母も、今朝、出してあるのを見て、どうしたの? 誰のお土産、懐かしいと。そして、定番、リンゴのバター焼き。フライパンで一個焼いて3人分、シナモンシュガーを振りかけておきました。

我が家には1年数か月ぶり。1年間のお話を聞くことに。ヨーガを休むきっかけが、胸椎の圧迫骨折だったとは。母と同じようにきっかけはドスンとしりもちをつくように倒れたことだそうです、それも夜、家の中で。母も長期にヨーガを休んでいるというのをとても気にして、いつもUさん、どうしてる?と心配していましたので、すぐ顔を出しました。そして、Uさんには、両親もお世話になっていたのでした。20年ほど前のこと、能勢の山の手の住宅で素晴らしいクリスマス・イルミネーションの住宅があるというので、私と両親がUさんの車に乗っけてもらって案内してもらったことが。Uさんは、父が亡くなったと知ったとき、そのたった一度の父の姿を覚えているので、一度お供えをしたかったと言って、お菓子箱を差し出されました。
母は、そうでしたね〜と。恥ずかしいことに、私はその時父が一緒だという記憶が飛んでいました。母と一緒だったけど父も?いたかしら? Uさんは、お父さんはお話ししなかったけど、一緒だったのは覚えていると仰るし、母はすぐ、「そうでした、そうでした、二人で連れて行ってもらった、貴女の若い頃でしたね」と言ってるので、私だけ父の記憶が飛んでいるのです。私にとって父の存在は、そのころ、その程度だったのか…と一寸した驚きでした。
4時半まで、尽きぬ話題でしたが、その中で、政治の話になったとき、辺野古の移設の話をUさんが、こんなこと言うと悪いけど、鳩山さんが「県外」と言って期待を持たせたのが悪かったと思うと言われました。辺野古に反対すれば普天間の解決にならないという政府の言い分ですね。私は、辺野古普天間の解決にならない。滑走路の長さが足りないし、稲田さんが防衛大臣の時、国会で8項目の条件が満たされないとダメだと答えている…メディアでは政府の言い分しか報じられないけれどと。それは知らなかったと言われました。(参照:http://d.hatena.ne.jp/cangael/20181220/1545233650
●その沖縄ですが、辺野古移設を問う県民投票については、昨年11月に、官房長官が「結果は無視」!宣言でした。
「誰が何を言おうと政府のやりたいようにやるというのは、実質的な独裁政権である」という指摘はプーチンさんからも。「沖縄であれだけ反対しているのに民意が反映されていない政治」というのが、ありましたね。アンタに言われたくないと言い返せないのが情けない・・・

内田樹さんがリツイート

m TAKANO
@mt3678mt  1月11日

沖縄県民投票は辺野古移設工事に影響ない」という菅官房長官。これは、当事者である沖縄県民の民意すら完全に無視するという宣言だ安倍政権はいったい何に基づいて政治をしているのだろう誰が何を言おうと政府のやりたいようにやるというのは、実質的な独裁政権であるhttps://jp.reuters.com/article/suga-henoko-idJPKCN1NX0NK

2018年11月28日 / 16:50 / 2ヶ月前
沖縄県民投票、辺野古移設工事に影響ない=菅官房長官

[東京 28日 ロイター] - 菅義偉官房長官は28日午後の定例会見で、沖縄県が来年2月24日に実施を決めた米軍普天間飛行場辺野古移設を巡る県民投票について、結果が移設工事に影響することは「まったくない」と述べた。

●沖縄も政府の分断コントロールがじわじわと。飴と鞭もあれば、市側の忖度も。投票による民意がそれほど怖い!

内田樹さんがリツイート

横田良篤
‏@yokotayoshiatsu 1月12日
この沖縄市長、自分が何を言っているのかが全くわかっていないようだ。「投票に行くなとも言えない」ばっかじゃないか市民の投票する権利を奪っておいてなんと言う言いぐさだ。「あんたはどこの市長なんだ」行政はなんの為に誰の為にあるんだ。市民はあんたの奴隷ではないんだぞ。何と最低最悪な市長


yoshita07

@Harunchan123 1月11日
これは酷い、沖縄市長の住民投票不参加理由。「二者択一は乱暴、白紙・棄権などで戦おうかと思ったが、行くなとも言えないので.....」本音丸出し「戦う」って言い草は無いだろう。市民を愚弄している



立川談四楼
@Dgoutokuji
宮古島、宜野湾、沖縄の3市が「辺野古移設県民投票に不参加」だそうな。この3市長の判断は民主主義の根幹を揺るがすね。市民の意思表明である投票権を奪ってしまうのだから。賛成、反対、白紙、棄権、それらはすべて市民の権利なのだ。3市長が市民を見てないの尾は確かだが、では誰を見ての判断なのか?

●県民投票不参加は今のところ石垣市を加えて4市、検討中がうるま市。全体の3割以上。
県民投票不参加を勝手に決める市長は『憲法違反』!

辺野古移設、示せぬ民意3割 4市が拒否 沖縄県民投票、告示まで1カ月
毎日新聞2019年1月14日
https://mainichi.jp/articles/20190114/k00/00m/040/005000c


米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設の賛否を問う県民投票(2月24日投開票)は14日で告示まであと1カ月となった。県は全41市町村での実施を予定しているが、宜野湾など4市が実施を拒否。対応を検討中のうるま市を含め、県内の有権者の3割が投票できない異常事態に直面している。県は説得を続けるが、4市長が翻意する可能性は低く、全県下での完全実施は極めて困難な状況だ。


<中略>


憲法学の木村草太教授「投票できる県民とできない県民を区別し、平等権を侵害」


 県民投票への参加を4市の市長が拒否している事態について、首都大学東京の木村草太教授(憲法学)は「合理的な理由もなく、投票できる県民とできない県民を区別し、平等権を侵害している。憲法14条1項の法の下の平等に反しており、憲法違反だ」と指摘する。


 木村教授はさらに県民投票での投票行為を「選挙権というよりも県民会館で集会に参加する権利のようなもの。もし特定の地域の住民だけが県民会館を使えなければ平等権や表現の自由、集会の自由の侵害に当たる」と説明する。そのうえで「憲法上の権利の実現は議会の議決よりも優先される。首長が県民投票に反対だとしても、参加しない裁量は認められない」と話した。