★昨日3日は4月最初の金曜日。「特別な1日」さんによりますと今週も再稼働反対の官邸前抗議デモはお休みです。今回のブログのタイトルは:
昨日は買い物に出ない代わりに庭に出て草引きをしました。
瑠璃色のラッパ型の花が今年はたくさん、それに編み笠ユリも咲いて。
◆想田和弘さんがツィッターで取り上げておられたツィート「原純子 @HarachanJ 3月30日 もう泣く。国あげてこんなにたいへんなときに資材搬入やってるの?政府はいったんストップと言うべき。」を読んで初め何のことかわからず動画を見て、コロナで大変な時にまだやってるの?と思いました:
30日午後3時、名護市辺野古のキャンプシュワブゲート前ではこの日3回目の資材搬入が行われ、市民ら約30人が抗議の声をあげました。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、市民には感染防止のためのマスク姿も目立ちました。 pic.twitter.com/Zs73ledql2
— 琉球新報辺野古・ヘリパッド取材班(沖縄) (@henokonow) 2020年3月30日
◆新型肺炎コロナウイルスの世界蔓延でお国柄や国のリーダーの在り方など見えてくるものが確かにあります:
町山智浩 @TomoMachi 4月4日
社会とは一つの船なのに、それが沈みそうな時、「生活保護受給者は助けるな」「風俗で働く母親は助けるな」「外国人は助けるな」と平気で言ってる人たちを見ると、パニック映画で救命ボートに群がる人を蹴り落とすセコい悪役の姿を連想しちゃうよ。
山崎 雅弘さんがリツイート
小島慶子 @account_kkojima 4月2日
息子たちに、今世界で起きていることをよく見てと話しています。いろんなリーダーたちをよく見ておいてほしい。選挙って、危機が起きたときに自分の命を預ける相手を選ぶことなんだよと。人の命のために権力を使うリーダーと、そうでないリーダーがいることを、絶対に忘れないでほしい。私も忘れない。
◆戦争の後始末ができていないことのツケがまわってきた? 白井聡氏(『永続敗戦論』2013年)と山崎雅弘氏(『戦前戦中の精神文化を引き継ぐ安倍政権の危険性』))のツィートです:
山崎 雅弘さんがリツイート
・恐ろしいのは、今回は1945年と違い、降伏しますと言えば攻撃を止めてくれる相手ではないということです。1946年も1947年も、焼夷弾や原爆を落とされ続ける展開になる可能性があります。
白井 聡/Shirai Satoshi
@shirai_satoshi 4月2日
安倍政権ができてから、私がずーっと言い続けてるのはこのことだよ。このことを言うために、わざわざ4冊も本を書いたよ。それでもまだ言う努力が足らなかったと反省している。けれども、ほかの知識人・言論人・学者さんは何やってたの?と言いたくもなる。
引用ツイート
石田英敬 @nulptyx 4月1日
いま私たちが日本の指導層に見ているのは彼らの祖父たちの世代がどんな人物たちだったか、ということだ。かれらが私たちの家族の何百万を犠牲にしたのだが、戦争に負けたにもかかわらずそれらの指導層が一掃されずに戦後の政治指導を形成したことの結果を私たちは見ているのだと思う。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki 4月2日
・私も『戦前回帰』とその増補版、新聞や雑誌、ネット記事などで、戦前戦中の精神文化を継承する安倍政権の危険性について書いてきましたが、2012年から7年間の「戦前回帰」を経て、2020年には「戦中回帰」した感があります。精神文化が同じなので、優先順位も同様になります。
今までは、適当なことを言いっ放しでも官僚や下僕メディアが取り繕ってくれましたが、それが通用しない相手です。
◆政権担当の政府とリーダーの責任、大きいですが:
▼平川克美 @hirakawamaru 4月2日
布マスク、選別支給、検査遅れ、受け入れ態勢の不備など、全てが悪い方向へ向かっている。非常事態下における論理性と倫理性を欠いた政治の不作為によるところが大きい。この政府を野放しにしてきたツケが、こんな形で回ってくるとは。
▼早川タダノリ @hayakawa2600 4月1日
あまりにも愚かな主君を監禁して権限を奪い、それでも改悛しないときは強制的に隠居させるのって「主君押込」でしたっけ。もはやあれレベルではないか。
▼三島邦弘 @mishimakunihiro 4月2日
お肉券に続き、布マスク2枚。叶うなら喜劇であってほしいこの悲劇。7年以上にわたり日夜繰り返されてきた実態が誰もがわかる形で可視化されてきました。で、問題はここからです。これから私たちはどうするのか? トップの入れ替えをおこなう。もちろんそれは欠かせない。けど、→
一番の問題は、1人ひとりが「は?」「何かの冗談?」と感じ、納得できないことが可決され実行されてしまう、その土壌を放置してきたことにある。拙著『パルプ・ノンフィクション〜出版社つぶれるかもしれない日記』 (@pulp_nonfic) | Twitterでは、その問題を自産業と重ねて論じ、突破口を探しまくりました。自分たちの足元からそこを変えていかないことには同じ問題が形を変え 繰り返されるだけ。
火急の事態を前に何を呑気な、と思われるかもしれませんが、これからの日々が非日常モードを基準にしなければいけないなら、急がば回れ、です。そう考えると今は、移動できずともやることだらけ。もちろん、しっかり勉強、研究をしたり、知見を深めることもその一つですね。
◆医療関係者や大阪府知事、コメンテーターの方たちが緊急事態宣言をと言っていますが:
▼渡辺輝人 @nabeteru1Q78 4月2日
安倍首相が緊急事態宣言に前向きでない理由は、今までの行動様式から推測するなら、第一には支持率にマイナスに影響すると踏んでるからだろう。国民はもう自粛ムードに疲れている。第二には米国ですら直接給付をするときに「絶対に国民に補償したくないドグマ」に取りつかれているからだろう。
▼孫崎 享 @magosaki_ukeru 4月2日
・米国ではNY市が爆発的感染と死者。医療はほぼ崩壊状態。制御不能状況。他方ワシントン州と、カリフォルニア州は米国では最初の感染で急に増加。危機感。両州は早期に外出禁止を徹底し今沈静化傾向。東京も二週間の外出禁止を考えなければならない時か。早ければ早いほど効果。遅れて実施は制御不能。・現在コロナウイルス抑制に成功した形は、①徹底した外出禁止、ないし完全封鎖(中国)と、②早期検査の徹底(韓国、ドイツ)の二つの形。日本は人的接触が薄い国で感染・死亡の爆発を避けてきたが、これで乗り切れるか。東京都動向を見ると不安拡大。
◆企業の内部留保について水野和夫氏のお話:
山崎 雅弘さんがリツイート
山口二郎 @260yamaguchi 4月2日
今日、久しぶりに水野和夫さんと話をした。460兆円を超える企業の内部留保。「まさかの時」に備えてため込んだ富。今、まさに「まさかの時」なので、惜しまず放出して、従業員や下請け企業に金を回して、みんなが生き延びられるようにしろという指摘、目から鱗が落ちる思いだった。
◆山中伸弥さんが「アメリカからの情報を毎日見ていて日本だけにコロナウィルスがやさしくしてくれるわけがない」と。その通りだと思いますが、内田氏のツィッターで次の動画を見ると素人の私でも、BCG接種と死亡率との間に何か関係がありそうなと思ってしまいます。半月の変化を見てください。先端に日の丸がついているのが日本: (ただしコロナによる死者数が正しければ)
BCGは結核菌と言う細菌感染に対するワクチンなので、基本的にコロナウイルスどころかウイルス全般に無効ではないかと思っていましたが、ここまでワクチン接種と死亡率に相関関係があると何かあるのでは?と思ってしまいます。(つづく) pic.twitter.com/wmCHUg3FdJ
— 森田洋之@自著「破綻からの奇跡」発売中! (@MNHR_Labo) 2020年4月2日
◆内田樹氏の著書「サル化する世界」、私も読んでみたいなと思っていますが、いつもツィッターでお世話になっていますので宣伝兼ねて引用です:
内田樹 @levinassien 4月2日
岩田先生、ご紹介ありがとうございます。日本社会の危機耐性の低さについて縷々書いたのでしたが、書いた通りのことが現実になってしまいました。出るのはため息ばかりです。
引用ツイート
岩田健太郎 Kentaro Iwata @georgebest1969 4月2日
なかなか本が読めずに困ってますが、久しぶりに内田先生のご本を。いつもとても勉強になります。理性や知性が集団的同調圧力に抑え込まれる現在、必読の書。 『サル化する世界』|感想・レビュー・試し読み