半年ぶりにバスで千里中央へ、千中パル50周年と住宅街貫く道路新設取り下げ

昨日の日曜日、天気予報を確認した夫はおにぎり3個を持って早朝、山仲間の迎えの車にどっさり荷物を積み込んでテント泊の山行<目的地(琵琶)湖東山塊>にでかけました。私は午前中隣の母の家の片付けや鉢植えの水やり、洗濯を済ませて、Sさんに電話したら不在で留守電を入れておきましたがお返事なしなので午後からはバスで千里中央へ出かけることに。

その前日の土曜日の午後、施設の母に届け物をと二人で玄関を出ようとしたときチャイムが鳴って出てみると一人の老人?が台車に荷物を載せて立っておられます。何事かと思ったら敬老の日のお菓子を配っておられるところでした。我が家と隣の母の分と袋に入ったお菓子箱を2つ。丁度出かけるところで良かった、母に届けることが出来ます。訪ねたホームでは母は丁度お風呂に行ったところだとか。小テーブルの上にクッキーを持参の鉢に入れて、添えてあった小学生のメッセージカードを置いて、会えずに帰ってきました。

それにしても、敬老のお祝いを若い人ではなくて年寄りが運ぶ時代になっているのに改めて驚きました。そういえば100歳以上の女性は8万人、男性がその一割ぐらいだとか。また70代が人口の5分の1、20%をしめるようになったとか。日本の高齢化率は世界一だそうです。10年以上前に民生委員をしていた頃から老々介護は勿論、福祉の担い手は元気な老人というのが当たり前になっていました。大変な時代のトップを日本が走っているという感じですね。

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さて、半年以上ぶりのバスを降りて地上から訪れる千里中央のショッピング街です。千中パル祝50周年の看板が出ていました。歩みを描いたパネルも。そうか、1970年の大阪万博が切っ掛けで生まれたターミナルと商店街と阪急百貨店と大丸ピーコックなんですね。70年生まれの長男も誕生日が来れば50歳を迎えます。半世紀! 竹藪がマンション群に姿を変えるきっかけが万博でした。その竹藪を切り開いた緑地公園の一角の介護付き有料老人ホームに母が18日から入りました。母にとっては新婚生活を始めた豊中岡町から70年ほどしてまた豊中に戻ったことに。豊中は日本でも優秀な地域福祉の充実した市ですので安心です。

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プレゼントするために和菓子用の金属製の楊枝とそれを収める和布製のサックを食器売り場で買うつもりでしたが、売り場が変わっていて戸惑いました。楊枝もショーケースにはなかったので店員さんに言って探してもらいました。最初は竹製の塗りのモノを出されたのですが、以前に自分用に買い求めたことがあったのであるはずと言ったら引き出しにあるのを思い出してくださって出してもらいました。紙箱に入った笹の葉を模したのが数本、持ち手の上に鶴を彫り込んだのが一本だったので鶴にしました。上の写真は10年ほど前に同じ売り場で買い求めたもの。お茶のお稽古のとき出された上生菓子を懐紙にとって頂くときに使います。

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婦人服売り場を覗いたらとてもおススメ上手な年配の店員さんに捕まって紺系のロングスカートとジャケットの上下を試着させられ?カードも持ち合わせていたので予算の3倍以上もするお値段なのに清水の舞台から飛び降りる覚悟で、それに、この店員さんの名札を見たら同姓!これも何かのご縁?なんてこじつけられて記念(何の記念?)に買ってしまいました。10年着れれば値打ちものと独りで言い訳して。

往復2時間で帰宅、玄関に入ったら電話。Sさんでした。彼女もコロナ以後の初バスで一人暮らしの方の家具の購入のお付き合いで千里中央に行っていたのだとか。奇遇! 家で会でってお喋りするつもりが電話で長話をすることに。彼女は人が良く面倒見がいいのでマンション仲間のお独り暮らしの方お二人のカギを預かっています。私から見ると彼女のやっていることは民生委員の活動の内容そのものです。そこが聞きたかったことと彼女も。Sさんのマンションは私たちの地区とは別の地区なので分からないけど、地区内の一人暮らしの老人(一応法律では65歳からですが、実際は70歳以上でないと老人呼びは失礼かな・・・)の把握と月一回の安否確認は民生委員の仕事の一部だったと話しました。一人暮らしでもご近所に気にかけてくれる若い人がいるというのは理想的なケース。こうなれば民生委員はいらないのですが、彼女のように掛け持ちして背負い込むと無理が来るので、担当の民生さんに連絡を取って何かあれば助けてもらえるようにしておくのが良いかな。

ところで、朝日のあの記事読んだ? 維新の新市長が道路の新設を取り下げたというの?「読んだよ~。やっぱり黙ってたらアカン.みんなで声上げなあかん」「そうね~パブコメ657件のうち反対が644件と書いてあったね。反対の声、無視できなかったんだね」。そういえば、我が家も二人とも意見書をだしたし、ステッカーも貼っている。4丁目5丁目の住民はほとんど全戸が数種類のこのステッカーを張り出しているし、たまに散歩で3丁目を歩いていて見ることも。撤回まで行くのか、この記事では分かりませんが、ひとまず取り下げさせたことは快挙です。

夫のいない連休の過ごし方初日としては充実していました。後はお彼岸を迎えますので室内の衣替えを今日中にやってしまって夕飯には夫も戻ってきますので夕飯の支度です。