編みぐるみのキューピーと浜矩子さん「まともな政治は政権交代で」など

先日、片付けものをしている夫がビニール袋に入れて引き取ってくれと言ったのがこの「縫いぐるみ」ならぬ「毛糸の編みぐるみ」のキューピーたちです。

息子たちが小さい頃、六甲から実家の隣へ越してきてこの家を建ててからですから、小2と幼稚園の頃、毛糸で最小のキューピー人形に仮面ライダーの衣装を編んでくるんでみました。これが我ながら風になびくマフラーまで上手く出来ていて、この人形を吹き抜けの上と下から飛ばしたりして兄弟二人で結構時間をかけて遊んでいたものです。

子どもたちが見向きもしなくなったころ、余り毛糸で大小のキューピーの編みぐるみをしていたことがあります。その時のキューピーたちですが、ガラス戸棚に入れていたのを夫が邪魔だと放り出したわけ。さて、断捨離中の私、捨てるつもりですが、しばらく並べて置いてたら、そうそう捨てる前に記念写真をと思って撮ってみました。

◎やっと夏が終わり秋らしいお天気になってきました。来週にはお彼岸を迎える今頃まで夏だった今年、コロナでこの半年の日常生活はすっかり変わってしまいました。

土曜日は半年ぶりにお茶飲み友だちのSさんを迎えることに。ハルメクとステーションの雑誌交換を兼ねての午後のお茶の時間です。バウムクーヘンをお皿に乗せてコーヒーを淹れました。息子さんが池田市にある有料老人ホーム勤務ですし、8つ年上で私と同い年のご主人(夫さん?)は府立箕面公園の管理の仕事で週何日間か公園事務所にでかけて検温されたりしていますので、奥様(妻さん?)のSさんは人一倍コロナの感染には注意を払って生活されていました。その為、ヨガも辞めて半年の引きこもり。

先週初めて土曜の整体の集まりに顔を出したとか。整体の先生は管理がキチンとされていて、熱を測ってノートにつけたりもされているそうです。それにSさんの人柄からか、これまでにも身内ではない知り合いの付き添いで何度も救急車に乗っておられるのですが、前日も救急車に乗って丸1日がかりだったとか。同じマンションの90代の一人暮らしの方が熱中症で倒れられたのか、かかりつけのお医者さんが電話しても出ず、かけつけてドアをたたいても返事がなく救急車が出動してSさんともう一人の方が一緒に救急車に乗り込んで病院探しから入院先まで全部付き合って、結局、南千里の病院から電車を乗り継いで自宅に帰ったのは夜の10時を過ぎていたとか。それがコロナ禍に入って初めての電車の乗車だったと。

高齢の一人暮らしは、いずれ私たちのたどる道ですので、こうならないためにどうすべきか…母の選択も一つの解答です。母が去年、我が家に来られた山口のWさんとSさんのお二人の前で「老人ホームに入ろうと思うのだけれど意見を聞かせて」と打ち明けたのが12月の初め頃だったと思います。それからやっと今週の金曜日に入所というところまで来ました。あれから10か月と二人で。

Wさんは珍しく赤旗日曜版を持ってこられました。頼まれて取ってるんだけど、読みだしたら面白いので、それにブログで「日曜版の桜報道が日本ジャーナリスト会議JCJ)大賞を受賞」したのをとりあげていたので持ってきたのよと。何年振りかで見る赤旗日曜版はえらく記事が増えて充実した内容のようです。裏表紙には女優ののんさんが。そう、そう、小泉今日子さんが赤旗日曜版で取り上げられて、それで共産党から出馬とか書かれたのよね。そう、そう、色んなタレントや俳優さんが取り上げられているのよと。映画にもなった「バッテリー」の原作者あさのあつこさんの連載小説も掲載されています。

🔲赤旗日曜版(9月13日号)の記事を写真で紹介です。1つは同志社大学教授の浜矩子さん。もう一人は法政大学教授の上西充子さんです。浜さん、最近見なくなったわね。上西さんもいいよね~と二人で。たしかに、テレビや朝日新聞ではお目にかかれない痛快な内容です。

◆最初に浜矩子さん。一面掲載分を書き移します:

「功」なく「罪」ばかり

 安倍政治に「功」はなく「罪」ばかりです。

 安倍首相が目標としてきたのは「戦後レジーム(体制)からの脱却」でした。戦前回帰をめざす21世紀版「大日本帝国」づくりを追求してきました。

 憲法違反の安保法制のごり押しなど、安倍政権のやってきたすべての制作は、そこにひもづいています。

 安倍政治に決着をつけるのは次期総選挙です。まっとうな政治を奪還するために野党は共闘し、一丸となって頑張ってほしい。

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🔲次に上西氏の記事。「桜を見る会」を安倍政権による『私物化』の問題として取り上げたところが素晴らしいと:

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