WEB面会と朝の連続テレビ小説「おちょやん」

先週写した沙羅の木(夏椿)の花。

椿に似た小さな白い花ですが、花弁の一部だけ微かにほんのり赤く染まります。

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◎火曜日はホームの母とWEB面会の予約をしていました。棚を整理していて引き出しから出てきたスケッチブックのことを聞きたいと事前に葉書も出していました。10時、アプリを開いて教えてもらっていた暗証番号を打ち込んでも応答なし、慌てて夫に助けてもらっているうちに8分ほど経過。心配しているだろうとホームへ電話をしましたら、えっ!?という感じでした。母は待機中ですか?と聞くと、それが、今から呼んできますという。あちら側での準備が整っていないようでした。

その後も何度やっても上手く行かず電話をしたら、じゃこの電話で代わりますのでお話しくださいとのこと。電話口から元気な母の声がしました。耳が遠いので電話は苦手な母ですが、言いたいことは言えます。母の方から「どれだけ待ってもダメなのよ~」と言ってます。「今回は残念だったけど、元気?」と私。「おかげさまで元気だから……」と話が通じました。「お世話をかけるけど元気にしてるから」とのこと。ほんとに元気そうな声で安心しました。画帳は封書で送ることになりそうです。

(↓ もうすぐ終わりを迎えるビオラ。半年近く咲いています)

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◎その画帳のことを書いたブログを読んで東京のNさんから携帯にメールが入りました。気づいたのは就寝間際でしたが、花の名前をイサヤクと私が書いた野草はイチヤク草ではないか、花が似ているということでした。Nさんは山にも登っておられて山野草は良く知っておられるので間違いないと思って訂正しました。翌日、じっくりメールを読んでお返事しようと思ったのですが、メールが消えて何処を開ければいいのかが分かりません。ときどき、行方不明になることがあります。あの時しっかり読んでおけばよかったと思いましたが、どうもまだ、スマホもパソコンも上手く使いこなせていません。

◎花の名前で思い出したのですが、父は山野草のエキスパートでもありました。山野草で名前が分からない時父に聞いて、分からないと言われたことがないぐらいよく知っていました。スケッチブックにもキチンとカタカナ名の洋花の名前が書かれていましたので、若い時から花の名前は良く知っていたのだということが分かりました。

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★今週からNHKの朝の連続テレビ小説が「おちょやん」から「おかえりモネ」に変わりました。モネの方はこれからなので、終わった「おちょやん」について。

朝日新聞の昨日の番組欄の囲み記事に島崎今日子という方が「敵味方作らぬ優れた脚本」というタイトルでこのドラマのことを書いています。八津弘幸脚本が誰も敵役にしなかったこと、特に千代の夫一平とその子供を産んで千代が分かれる原因を作った灯子や、幼い千代を売り飛ばしたりその後も借金に現れた父親をも最後は赦して終わったことを褒めていました。脚本家の八津弘幸さん、作品名を読むと見た見た、知ってる知ってるというドラマが続々でした。

八津弘幸(1971年生まれ)

主な作品・半沢直樹(TBS、2013年7月 - 9月)・流星ワゴン(TBS、2015年1月 - 3月)・刑事7人テレビ朝日第1シリーズ(2015年7月 - 9月、2・4話を担当)第2シリーズ(2016年7月 - 9月、3話を担当)・下町ロケット(TBS、2015年10月 - 12月)・家政夫のミタゾノテレビ朝日、2016年10月 - 12月)・1942年のプレイボールNHK、2017年8月)・陸王(TBS、2017年10月 - 12月)・NHK正月時代劇 家康、江戸を建てるNHK、2019年1月) 

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最終週の一週前だったか、苦境に立つ千代に長年花籠を届けてきた謎の人物が分かりました。意外にも、千代が売られる原因になった継母の栗子でした。演じた宮澤エマさんが美しいままで老け役をやっておられました。最近は特殊メイクが進歩したのか、若い人に皺を寄せて驚くほどの老人にして演じさせるのが流行りのようですが、栗子さんはそのままの美しさで声やテンポや表情、しぐさだけで時の変化を演じていました。とても良いと思いました。

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・千代の子ども時代と春子を演じた毎田暖乃(のの)さん

父親に連れてこられて子どもの千代を追い出した栗子でしたが、その後は千代のことを陰ながら見守り続け時に花籠を届け、そして千代の前に姿を現すと、亡き妹の忘れ形見の春子(毎田暖乃)を自分はもう長くないから育ててほしいと頼みます。恩讐のかなたに・・・です。千代の新たな生きがいとなります。

浪花千栄子さんの早口の大阪弁を見事に使いこなして最後まで演じた杉咲花さん、お見事! 憎まれ役の天海一平(渋谷天外)を演じた成田凌さん、このコラムでは『色男』と書かれています。ナレーションは、私の高校時代の同窓生の息子さんの桂吉弥さんが務めていましたが、はまり役でした。(吉弥さん、お父さんのリクエストに応えて快く同窓会に参加、照れながら一席を披露する孝行息子さんでした)。

見終わっていい気持ちで居られるのは確かに人皆それぞれ一生懸命に生きている、過ちも赦し合って・・・という脚本にあったのでしょうね。コロナ禍のなか、戦争中の苦労を含めて、毎朝、優しい気持ちで見ることが出来た15分は貴重な時間でした。

オロナイン軟膏のホーロー看板  

 なぜ、オロナイン軟膏の宣伝に❓

浪花千栄子さんの本名に関係あり。

本名は南口キクノさん。

なんこう(軟膏)、キクノ(効くの)

 浪花千栄子(本名は南口キクノ)は、明治40年(1907年)11月19日に大阪府南河内郡東板持村(富田林市東板持町25番屋敷)で、父・ 南口卯太郎 と母・南口キクの長女として生まれた。 東板持村は60戸ほどの貧しい農村で、竹が綺麗な村だった。 父・南口卯太郎は養鶏業を営んでおり、わずかな農地も持たず、ニワトリの行商で生計をたてていたので、東板持村の中でも南口家は最も貧しい家庭だった。 しかも、母・南口キクは長男を産んだ時に病気になり、浪花千栄子が4歳の時に死んでしまった。 母・南口キクの死後、父・南口卯太郎がニワトリの行商に出ると、南口家は大人が居なくなるので、子供達の遊び場となった。

★★★ドラマが現実に。「逃げるは恥だが役に立つ」のお二人が結婚!

おめでとうございます! 星野源さんの新しい主題歌「不思議」がTBSの「逃げ恥」枠の「着飾る恋には理由があって」で流れています。歌詞の意味を考えると・・・恋にも涙にも似合う曲と言っておられるので、ちょっと違うか・・・

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