中山博喜写真展「水を招く(2001~2006年)」(中村哲さんとペシャワール)

11月2日の朝日新聞夕刊にこんな記事が出ました。

f:id:cangael:20211104142215j:plain

我が家の新聞は4日に子ども会の回収があったので出してしまって手元になく、写真展会場の受付にあった記事を写真に撮らせていただきました。

f:id:cangael:20211104142216j:plain

で、8日までというので夫と二人の行けそうな日を探して昨日午後から出かけました。

f:id:cangael:20211104133058j:plain f:id:cangael:20211104134105j:plain

千里の高層ビルと大阪に向かう途中、伊丹空港へ向かうANA

f:id:cangael:20211104134817j:plain f:id:cangael:20211104134855j:plain

松井市長がいる大阪市役所、右手後方は日銀の建物。

近くに地下鉄淀屋橋駅があり私が初めて働いていたのはこのすぐ近く。

目指すは、中央区大手町のOMMビル1階 リコーイメージングスクエア。

ビルの4階の駐車場に車を置いて一階の展示場へ。小さなフロアにありました。

写真を撮っても良いということで一部を紹介です。

f:id:cangael:20211104142812j:plain 住民たちの土で出来た住居が並ぶ丘

f:id:cangael:20211104141641j:plain 運転しているのは中村哲医師

f:id:cangael:20211104142904j:plain 左に見えるのは蛇篭のワイヤー?

f:id:cangael:20211104141722j:plain 誇らしげな顔、顔、顔

離れたところで夫が話し込んでいるお相手はご本人の中山氏。途中から私も加わって解説をお聞きしました。背がとても高くて180㎝以上はありそう。

アフガン人の男性看護師さんの写真があって、人種の説明を受けました。ヨーロッパ系や色んな人種の人達がいるそうです。アジア人はどうですか?と質問したら、髭が生えないとダメですね、僕はたまたま背が高かったのでまだ良かったのですが、背が低くて髭が生えないと、もう子ども扱いですとのこと。

f:id:cangael:20211104142734j:plain f:id:cangael:20211104141928j:plain

住民たちは生まれながらの石工。シャベルとトンカチとツルハシで何でもできる。

「護岸のために蛇篭を作って、そこに彼らはキレイに巧く石を入れていくんです。ワイヤーは数年でダメになりますが、柳の根が絡んでくれてシッカリ護岸の役を果たしてくれます。日本の昔ながらの工法がこちらでも役に立っています」

f:id:cangael:20211104142413j:plain f:id:cangael:20211104142910j:plain

当時の拠点・ペシャワールの病院の屋上。パキスタン旗と日の丸。

どの写真も、大きな石も砕けた石も粉になった砂も一面石灰を撒いたような白っぽい画面。いかにも養分が無くて草木も育たないって感じ。と感想を言ってると、中山さんが、コントラストをつけることも出来たけれど、見た儘を表現したくて白っぽくしていますと言われ、そんな感じが出てますよと私。

帰りは大阪城の前を通って帰ってきました。

f:id:cangael:20211104145503j:plain f:id:cangael:20211104145542j:plain

f:id:cangael:20211104141522j:plain