ハートネットTV、本日の13:05に再放送。TVerで視聴できるのは20:29までです。ウィシュマさんのこと、入管問題、京都や川崎で起きたヘイトクライムのこと、共に生きようと呼びかけてきた人たちのこと、ハルモニたちの思い、ルーツを隠し生きた父のこと。よろしければぜひ。
🔲NHKのEテレ「ハートネットTV・生きづらさを感じるすべての人へ」の番組の前半、入管施設で亡くなったウィシュマさんの故郷スリランカを訪ねたお話の後半は安田菜津紀さんの差別を考えるきっかけになった亡き父親とのこと、そしてそのルーツである在日韓国人の川崎市「ふれあい館」のことについて。ご本人がツィッターでお知らせをツィートされているので、それをコピーです。
（1）についてはコチラで：Eテレ「ルーツのバトンを受け継いで～フォトジャーナリスト・安田菜津紀～」（１） - 四丁目でCan蛙～日々是好日～ (hatenablog.com)
🔲放送日（2日）の安田さんのツィッターから「ハートネットTV」の紹介：
安田菜津紀 Dialogue for People
ヘイトスピーチとは何か？も改めて伝えたかった。ハートネットTV、2/8の20:29までご覧になれます。ウィシュマさんのこと、京都や川崎でのヘイトクライムのこと、ルーツを隠し生きた父のこと。ヘイトを含む映像も流れるのでご注意下さい。でも、被害実態をしっかり伝えるもの。
【毎週月～水曜日 Ｅテレ 午後８：００から放送】 世界中を飛び回り、貧困や難民の問題について発信を続けるフォトジャーナリスト・安田菜津紀さん。
🔲放送が終わってからのツィートです：
最近、問題続きのNHKだけれど、番組の作り手にも色んな方がいて、こうして差別、ヘイトスピーチの問題に真正面から取り組む人たちもいる。撮影担当の方もとても熱心な方だった。組織の批判すべきところは批判しつつ、そんな人たちを応援することも、できることの一つなのかもしれない。
🔲安田さんの父親・清達さんは終生、在日韓国人であるというルーツを明かすことがなかった。何も知らなかった子どもの頃、突っかかりながら絵本を読んでくれる清達さんに安田さんは「日本人じゃないみたい」と言ったそうです。戸籍で自分が在日韓国人であることを知って初めて自分はマイノリティーであることを自覚。それまでマジョリティーである日本人であることを疑いもしなかった自分と両方を体験している安田さんだからこそ感じるこの国の差別。
「もうひとつの『遺書』、外国人登録原票」と「川崎ふれあい館」の記事を紹介するツィッターです：
父について書いた記事はこちらです。なぜ父は家族と縁を絶ち、ルーツを語らなかったのか。昨年、外国人登録原票が交付され、そこには確かに、家族の生きた証が刻まれていました。 もうひとつの「遺書」、外国人登録原票
d4p.world
もうひとつの「遺書」、外国人登録原票 | Dialogue for People
幼い頃、母は私に月300冊もの絵本を読み聞かせてくれていた。1日10冊、となると図書館で絵本を選んでくるだけでも一苦労だったはずだ。
ハートネットTVをご覧下さった皆さま、ありがとうございました。番組でも川崎・ふれあい館の取り組みが触れられていましたが、約6年前、醜悪の限りを尽くした言葉を路上で投げつけながら、ヘイトデモが桜本に迫りました。今、この地から発する「ともに」の思いとは。
２月15日（仮）刊行となる『あなたのルーツを教えて下さい』に収録する《なぜ、「ともに」を体現する街を目指し続けるのか？ 川崎、桜本を歩く》から、一部を抜粋して掲載
します。 ※本記事では訴訟の内容をお伝えするために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。
・条例に基づき設置された、差別をなくすための公的施設
・
「どうして朝鮮人に頭を下げなきゃ……」から見えて地域のニーズ・
ふいに掛けられた「お前のかあちゃん、朝鮮だろう」・ネット上に溢れた凄まじい差別と脅迫
・判決文から抜け落ちた「差別」の文言
・
「私が朝鮮人だからこんな思いをさせてしまってごめんね」・「差別がないことが、一番幸せ」
🔲安田菜津紀さんも書いておられますが、NHKもこうやって大切なことを伝える番組を創って頑張っている方たちもいます。だからこそ余計に政治の面で政権の言いなりになって広報活動をしてしまっていることが残念だし許せない思いがします。思えば、安倍政権下で経営委員会の役員に日本会議所属の人たちを送り込んだことから予想できたことが現実になってきています。NHK全体のバラエティ化、吉本化？も感じますので、Eテレのこういう良心的な番組はますます貴重ですね。
🔲最後に再放送のお知らせ：
