◎昨日で解散署名が20万筆を超えたという報告でした:
◎前回から1ヵ月も経っていないはず、で調べて見たら、10月は26日(水)でしたので3週間と2日で昨日がお稽古日でした。11月はお茶にとっては特別な月。
掛け軸は先月と同じ「秋菊有佳色」(秋菊、佳色有り)です。
お花は夏の籠ではなく、冬用の陶器の花入れになります。
白い嵯峨菊と蕾の椿。菊は格が少し上の嵯峨菊と椿は花が開くとガクッと落ちるのを嫌って、使えるのはツボミのみ。
先に棗(なつめ)を飾ってと言われて、珍しい白地にツタの葉模様の棗を棚の上に置いてから、組茶碗を持って出て部屋の前でご挨拶。続いて替え茶碗と建水を持って、お部屋に入ったら柱に対して斜めに座って襖を閉めて、炉の内隅に膝を合わせて正座してお点前を始めます。
風呂釜とは作法が違うので先生の注意を聞いて思い出しながらなんとかお二人にお茶を点てて、最後に柄杓と蓋置を棚の上に入り飾りに置いて、挿し水をして、終わりのご挨拶をしてお終いです。
今日の主菓子は小さなお饅頭(小豆と桜餅)と先生手作りの落雁の干菓子。黒文字は水につけて用意してありました。
今月から炉を使ったお茶、炉点てのお茶になります。風呂釜はお客様に対して横向きになりますが、炉になるとお客様に対して斜めになって、お茶を点てることになります。
炉の縁(ふち)の内隅(うちずみ)に正対する様に座っています。
左は箕面焼き(これは初代の作品で赤色が臙脂色になっていて大人しい)と薩摩焼の柿の絵柄のお茶碗。水屋で撮った写真です。
最後に、正座できない人のための立礼式のお茶。
赤茶色に黒の模様が入った小ぶりのお茶碗は小豆島の寒霞渓焼き。
Nさんの弟さんが、脳梗塞で救急車で運ばれて、病院についた時点で心筋梗塞にもなって、豊中病院は入院できず、大阪の脳外科病院に入って、何とか後遺症もなく…というお話を聞きました。60代後半だそうですが、不幸中の幸いでよかったね~と。お母さんが同じ脳梗塞で独り暮らしだったので発見が遅かったので、今回はラッキーだったと仰っていました。10年以上の間に先生と、私を入れて二人が親を亡くしていますし、お一人は大病をされています。健康で月一度のお稽古に参加できる有難さに感謝でした。