◎先週はニュージーランドで行われている女子サッカーW杯の日本代表の活躍が嬉しい結果でした。トーナメント戦に入っての対ノルウェー戦も安心して見ていられました(ついつい「報道特集」を見過ごしてしまいました)。ラッキーなオウンゴールで始まりましたが終始攻めの姿勢でやはり安定の強さ。この先も楽しみです。
今朝は台風の風と少し雨交じりでまだ30℃を超えてはいない様子ですが、写真は昨日までの酷暑の中咲くサルスベリのピンクの花。
🔲少し遅れてしまいましたがジャニーズの性加害問題について。「国連人権理事会の2人はジャニー喜多川氏の性犯罪問題のために来日したのではない」と言わねばならない日本メディアの扱いが問題:
🔲メディアの扱いはまるでジャニー氏の問題で来日したかのような取り上げ方でしたが、違います:
■国連人権理事会の声明は全部で9頁あって、「メディアとエンターテイメント業界」という項目は最後の頁の半分ぐらい。こんなにたくさん人権に関する問題を抱えている日本、人権後進国なのが分かります:結語のコピーを付け足しておきます。
20230804-eom-japan-wg-development-japanese.pdf (ohchr.org)
国連ビジネスと人権作業部会 訪日調査2023年7月24日~8月4日
ミッション終了ステートメントより
結語
日本でUNGPs(国連ビジネスと人権に関する指導原則)の履行を進めることは、地域的、世界的に、ビジネスと人権分野におけるリーダーとしての日本の評判を固めるだけでなく、国内・国外で日本企業の人権に関するプラスの影響力と競争力を高めるためにも重要です。作業部会は政府、企業および市民社会が、UNGPsと NAP(ビジネスと人権に関する行動計画)に関する能力と認識を高めるため、日々取り組んでいることを高く評価します。とはいえ、作業部会は、日本がビジネスと人権分野での官民イニシアチブで十分に取り組めていないシステミックな人権課題について、引き続き懸念を抱いています。女性や障害者、先住民族、部落、技能実習生、移民労働者、LGBTQI+の人々など、リスクにさらされた集団に対する不平等と差別の構造を完全に解体することが緊急に必要です。ハラスメントを永続化させている問題の多い社会規範とジェンダー差別には、全面的に取り組むべきです。政府はあらゆる業界で、ビジネス関連の人権侵害の被害者に、透明な調査と実効的な救済を確保すべきです。私たちは、実効的な救済と企業のアカウンタビリティへのアクセスをよりよく促進するため、日本に独立のNHRI設置を求めます。
日本には、ビジネスと人権のアジェンダをさらに推進するため、より具体的にはUNGPs を全面的に履行する明らかな必要性があります。作業部会は改めて、今回の訪日調査にお招きいただいた日本政府のほか、私たちの協議を通じてその知見を共有しようという東京都、大阪府、札幌市の各自治体を含むあらゆるステークホルダーの強い意志にも感謝します。作業部会はさらに数か月、情報収集に努めて最終報告書を作成し、これを2024 年 6 月の人権理事会に提出する予定です。最終報告書には、日本における事業活動の関連で、政府や企業その他のステークホルダーが、人権の保護と尊重を強化するための取り組みを支援するための具体的な提言が盛り込まれます。
(註)NHRI(国家人権機関):National human rights institution
🔲コロナ禍対応で「我が国はデジタル後進国だった」と岸田首相:
◆反省点を間違うと進むべき方向も間違ってしまいます:
「岸田政権はなぜデジタル化を急いで進めるのか?」という疑問に、岸田総理は自民党の政調会長として新型コロナとの戦いの最前線に立っていた2020年を回顧。「我が国のデジタル化の遅れを痛感した」として「国民への給付金や、各種支援金における給付の遅れ、感染者情報をFAXで集計することによる保健所業務のひっ迫、感染者との接触確認アプリ導入やワクチン接種のシステムにおける混乱、欧米諸国や台湾、シンガポール、インドなどで円滑で進む行政サービスが、我が国では実現できない現実に直面した」と振り返った。
🔲山崎氏は、岸田政権が進めるのは社会の『デジタル利権化』だと:
🔲洋上風力発電をめぐる秋元議員の収賄疑惑も、切り捨てて「解決」?
🔲NHKの土曜ドラマ「やさしい猫 - NHK」は入管問題を真正面から取り上げていました。娘役の伊藤蒼さんが法廷で亡くなった父親と義理の父親・母の再婚相手のスリランカ人のクマラさんについて語るシーンがとても良かったです。で、この件、これは当然で遅いくらいとは言え、一歩前進:
🔲日本の貧困問題を言い当てているような:
🔲昔は巨悪を捌く松本清張がいた。分かりませんよね、これから現れるかも。令和の松本清張や森村誠一が・・・