今日は朝から小雨模様。写真はご近所の枝垂れ梅。先週、散歩の途中で。
🔲やられたら、やらない…のではなくて、やられたら、やり返すのか?!と驚きました:
🔲そして、ドイツの不可解さ:
揺れるドイツ イスラエルを守る「国是」がなぜ?どうする? ガザの現状とナチスの負の歴史に葛藤する人々 | NHK
日本は戦争の加害の反省が今一つですが、ドイツのユダヤ人に対するホロコーストの反省も、行き過ぎるとユダヤ人国家イスラエル絶対擁護でいいのか?という新しい問題に直面。ドイツも揺れているという。丁度、朝日新聞(2月16日)にドイツ在住の多和田葉子さんの「ベルリン通信」が掲載され、「ドイツの今」を伝えています。GDP3位の国の実情です。
「年明けからベルリンの街中で悪夢とまではいかないまでも不安を呼び起こす光景に出くわした」と言う書き出しで始まります。エッフェル塔の見える通りを大型の農業用トラクターがデモ行進するツィッターの写真をアップしたことがありましたが、あれと同じような状況がベルリンでもあったということです。
町中を走るトラクターに驚いていると、今度は長距離列車のストが始まり、やっと列車が動き出したかと思うと、今度はバスや地下鉄がストを行い、空港でもセキュリティーで働く人たちのストが起こり、ドイツ国内の十一の空港で多くのフライトがキャンセルになった。物価が上昇しているのだから給料もあげてもらわなければ生活できない、と言う声が聞こえてくる。
◎暮らし向きが悪くなるにつれて気になる政党の動きが…と書き進めます:
◎ロシアのプーチン氏やイスラエルのネタニヤフ氏のような、自国の事しか考えない政治家が、ドイツやほかの国でもとなれば、世界はどうなるのか?と不安です。生活が苦しくなると原因を他に求めて排外主義のこういう政党が力を持つという傾向はドイツだけではありませんので、本当に市民として日本でも『これだけは譲れない最大公約数』を再確認しておく必要がありそう。
同じ日の「オピニオン&フォーラム」頁の『耕論/「経済大国日本」その先は」では「日本の国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ、世界4位に転落した。半世紀以上掲げてきた「経済大国ニッポン」の金看板を降ろす日も近いのか、これからどう歩んでいけばいいのか。」をテーマに3者の意見が掲載されました。
ノンフィクション作家の高野秀行氏は「今や辺境 現在地自覚して」というタイトルで「世界の古都」としての歴史、食文化、景観こそ誇れるので観光立国を目指せばという。これはイタリアやスペインと同じですし、そうなって行くしかないかも。
リチャード・ダイク氏(日本産業パートナーズ取締役)は「国外で生み出す富 視野に」と。三人目が経済学者の水野和夫氏の「脱・成長幻想で幸せ実現を」。これは全文の写真を載せておきます。