2月のお茶のお稽古

◎今日はもう3月も2日。昨日の3・1ビキニデーのことも取り上げたいと思いつつ、先に2月最終日のお茶のお稽古を。2月は、29日、珍しく木曜日がお稽古になっていました。午後から雨の予報だったので長い傘を持って出かけました。先生のお宅に到着、車庫に車が無かったので、ゆっくりとお庭の花を写真に撮りました。

珍しいサーモンピンクの椿の花(ピントがずれてしまって・・・)

紅白絞りの椿。我が家の絞りの椿は、今年葉を全部落として、ひょとすると枯れるかも。

一本に紅白の花がついている珍しい梅の木

掛け軸は「門笑照福」、『笑う門には福照らす』という意味かな。

「蹲(うずくま)る」形の珍しい壺に淡い色の椿の蕾と、

芽が出始めているユキヤナギ

格狭間(こうざま)透かしの木屋町棚に薄茶器。

いつもの角の丸い棗(なつめ)型ではないので、『棗』とは呼ばず、『茶器』と。

水差しは丹波焼

水屋に入って、お菓子。主菓子はゴボウの入った『花びら餅』と落雁の干菓子。

ここ数年、コロナで銘々皿を使っていましたが、昨日は菓子鉢に入っていました。

お稽古用のお茶碗が並んでいます。

右端のぼってりした乳白色のお茶碗と左端の爽やかな水色のお茶碗を選びました。

真ん中は夏用の平茶碗のようですが、五徳の絵が描かれていて冬用です。

左から2番目は、尾形光琳の梅の写しで「槍(やり)梅」とか。

お点前が終わってお飾り。

最初にお点前をすると、1か月のお休みで手順が飛んでしまっていましたが、今回は流れに任せて、それでも何度か先生の声を頼りに、何とか最後まで・・・

正座でのお点前を終わって、テーブルの立礼式に。

韓国製の水差しかと思ったら、日本の伊勢の焼き物だそうです。

『あこぎ焼』と聞こえたので、調べてみたらギターの写真が出て来てビックリ。

アコースティックギター」の略称かぁ~でした。結局、分からず。

この日は雨が降って寒い日でした。火鉢ではなくて「手あぶり」がイイ感じ。

熱くてもいけないので、小さなカケラのような炭が入っていました。

終わった後は、お庭の柚で作ったという先生手作りのユズマーマレードの瓶詰を戴いて、Nさんの老人会のお話を聞いて、来月のお稽古日を決めて、5時頃終わりました。日がすっかり長くなって、春のお彼岸が近くなっているのを感じました。