🔲江川紹子さんの書いている通り、隠蔽する日本が許せません。なぜ隠す!
🔲日曜お昼の「アッコにおまかせ」、カンニング竹山さんの発言は、番組があからさまな小池寄りなのでバランスをとるためにあえて…という面もあったのに。結局、番組自体は小池ヨイショでないといけないということで・・・
🔲分かっていても止められない…のは、何故?
🔲命令には従うだけ。どこかで聞いた言葉ですね、「ホロコースト」でしたっけ:
手塚治虫の漫画のドラマ化でしたが、とても良かったです。主演の高橋一生のブラック・ジャック(BJ)も永野柚乃さんのピノコも手塚治虫の原作漫画のBJでピノコでした。お二人の扮装、衣装やメイクも良かったです。特に、バラエティ番組でお見掛けした永野柚乃さん、こんなに達者な演技をされる子役さんだとは…ピノコでしたね~!!
手塚は「ブラック・ジャックは医療技術の紹介のために描いたのではなく、医師は患者に延命治療を行なうことが使命なのか、患者を延命させることでその患者を幸福にできるのか、などという医師のジレンマを描いた」としている。
↑これは、Wikipedia の「ブラック・ジャック」の最後の部分ですが、ドラマでは安楽死を請け負う医師キリコを女性医師(石橋静河)に替えて、BJとのやりとりを通して手塚治虫の医療や延命治療について、また、愛とか命のあり方をしっかり伝えていました。シッカリした脚本は森下佳子さん。「森下佳子脚本」と言えば、何年か前の大河ドラマ「女城主直虎」を思い出します。磔(はりつけ)にされた家老の政次を直虎が槍で突き殺すシーンは、究極のラブシーン.と感想で書いたことがありました。この時、政次を演じたのも高橋一生さんでした。ゴーヤとカラスと政次と - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
高橋一生&森下佳子脚本という組み合わせ、いいですね。来年の大河ドラマ「べらぼう」の脚本も森下佳子さん。ひょっとすると高橋一生さんの出演があるかも??
◎ところで、宝塚沿線に住む小学生の女の子が宝塚歌劇に嵌まるのは「はしか」みたいなものですので、宝塚歌劇を小学生の頃から見ていたという手塚治虫さんは”同好の士”。その手塚治虫さんの妹さんと担任の先生が友だちという話を聞きました。
私の小学校の3~6年生までの担任の先生は、池田市にあった(当時)大阪学芸大学の短大を卒業(当時女性は短大というのが普通だったと、今年お訪ねした施設で先生が仰っていました)してすぐ私たちの担任でしたので、私たちと年齢差10歳弱です。
当時、手塚治虫の漫画が大評判でした。少年漫画雑誌に「鉄腕アトム」、少女向けには「リボンの騎士」でしたが、私はどちらも読んでいました。授業中だったか、休み時間だったか、先生の話を聞いたのはクラス全員だったと思いますが、先生は手塚治虫さんの妹さんと同級生だったというお話でした。はるか遠い存在の大人気漫画作家先生の妹さんと先生が友だち…と聞いて、近いような遠いような不思議な気がしたのを覚えています。
今回、確認したくてWikipediaで手塚治虫さんの項を読んでみました。そこで、戦争についてのこんな文章を見つけました。初めて読む文章ですがコピーしてみます。(書かれたのは1986年か、それ以前):
手塚作品のテーマ
手塚は自らの戦争体験によってもたらされた「生命の尊厳」を自身のテーマの一つとして挙げている。
手塚は、自身はマンガにおいて時代の流れに合わせ転向を繰り返す転向者であるとしたうえで、「ただ一つ、これだけは断じて殺されても翻せない主義がある。それは戦争はご免だということだ。だから反戦テーマだけは描き続けたい。」と語っている。
手塚は子供を「未来人」と呼び、以下のように語っている。
私は、暗い時代といわれた昭和初期のなかでも、実に恵まれた環境で子ども時代をすごせたと思っています。しかしそれも、青春期には、空襲と窮乏生活によってほとんど失ってしまいました。父は戦争にとられるし、勉強はできず、腹をすかせ、大勢の友人を失いました。空襲に襲われて周囲が火と死体の山となったとき、絶望して、もう世界は終末だと思ったものです。だから戦争の終わった日、空襲の心配がなくなって、いっせいに町の灯(ひ)がパッとついたとき、私は思わずバンザイをし、涙をこぼしました。これは事実です。心の底からうれしかった。平和の幸福を満喫し、生きていてよかったと思いました。これは、当時の日本人のほとんどの感慨だと思います。 もう二度と、戦争なんか起こすまい、もう二度と、武器なんか持つまい、孫子(まごこ)の代までこの体験を伝えよう。あの日、あの時代、生き延びた人々は、だれだってそういう感慨をもったものです。ことに家や家族を失い、また戦争孤児になった子どもたちは、とりわけそう誓ったはずです。それがいつの間にか風化し形骸化して、またもや政府が、きな臭い方向に向かおうとしている。子どもたちのために、当然おとながそれを阻止しなければならないと同時に、子ども自身がそれを拒否するような人間にはぐくんでやらなければならないと思うのです。それは結局、先に述べたように、子どもに生きるということの喜びと、大切さ、そして生命の尊厳、これを教えるほかないと思うのです。人命だけでなく生命あるものすべてを戦争の破壊と悲惨から守るんだという信念を子どもにうえつける教育、そして子どもの文化はそのうえに成り立つものでなければならない。けっして反戦だの平和だのの政治的のみのお題目では、子どもはついてこない。率先して、生命の尊厳から教えていくという姿勢が大事なのではないでしょうか。
★テレビドラマの「ブラック・ジャック」に戻って・・・手塚さんの漫画が懐かしいのでコピーします:
テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』あらすじ&メインビジュアル解禁!!|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
あらすじ
強固な警備でガードされた外国の病院に、黒マントを羽織った怪しげな男が現れた。彼の名はブラック・ジャック(高橋一生)----法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。
人目を忍んで彼を呼び出したのは日本の法務大臣・古川正文。実は、息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷。今しがた発生したドナーから臓器をすべて移植し、駿斗の命を救ってほしいのだという。そんな古川に、ブラック・ジャックは「息子さんの命はいくらですか?」と尋ねた上で合意。極秘手術を引き受けるのだが...。
ほどなく日本へ戻ったブラック・ジャックは研修医・長谷川啓介と出会う。実は啓介、服役中の友人・後藤一馬が自殺したと知らされるも納得がいかず、骨壺の中に入っていた"あるもの"を頼りに、ブラック・ジャックにたどり着いたのだ。だが、知らぬ存ぜぬの態度で啓介をあしらうブラック・ジャック。ますます一馬の死に疑念を募らせた啓介は、ブラック・ジャックにつきまとい...!
そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく...顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。
妻の"かわいい笑顔"を取り戻したいと必死に訴えつつも、提示された莫大な治療費には尻込みする明夫。そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。だが、自らの見目形に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の秘めたる思いに共感。治療を引き受けようとしないブラック・ジャックに食ってかかり...!?
直後、えみ子は以前から世話になっている医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。ところが何を隠そう、キリコは"安楽死"を秘密裏に請け負う人物。しかもブラック・ジャックの宿命的ライバルで...!
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