◎「秋の日はつるべ落とし」と言われますが、10月はあっという間でした。歳の所為かとも思いますが、我が家は足場を組んだ大げさな修理工事中ということもあるかも。足場を組んだのは屋根の上に太陽光パネルを載せるためですが、太陽光発電のための工事はあっという間に済んで、すでにコープ電気への売(うり)電、買(かい)電の恩恵に預かっています。薄曇りでも発電するのに驚きました。
太陽光パネルを載せるための家の診断で見つかったのですが、二階のベランダの鉄柵とコンクリートの間から雨が染み込んだ所為で柱の一部が腐っているのが分かりました。その柱の取り換え修理とベランダの柵をアルミに替えてコンクリート台に取り付けるというややこしい工事のため、まだ足場はそのまま。11月も下旬までの工事予定となって、家の中がうっとうしいのがまだ暫く続きます。
★「東京ドラマアウォード2024」授賞式が開催
https://mainichi.jp/articles/20241029/org/00m/200/026000c
作品賞<連続ドラマ部門>
グランプリは、『VIVANT』(TBSテレビ)。
優秀賞に『舟を編む ~私、辞書つくります~』(日本放送協会)、『燕は戻ってこない』(日本放送協会)、『不適切にもほどがある! 』(TBSテレビ)、『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)が選出された。
同賞の<単発ドラマ部門>では、
グランプリに『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)、優秀賞に『未解決事件 File.10 下山事件』(日本放送協会)、『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ放送網)、『ブラック・ジャック』(テレビ朝日)、『生きとし生けるもの』(テレビ東京)、『PICU 小児集中治療室 スペシャル2024』(フジテレビジョン)を選出。
◎秋のドラマは充実していて気になるものだけでも、とても見切れないくらい。既に始まったドラマの中でも日曜劇場の「海に眠るダイアモンド」の初回は圧倒的な映像でした。昭和と現代を行き来する内容でしたが、端島(軍艦島)の再現が素晴らしかった。
両親が写真の先生と廃墟の軍艦島に出かけて写真を撮っていましたので、懐かしい(?)のもあって…。島の全盛期を海底の炭鉱と共に理不尽に耐えながら生き生きと暮らしている人たちの物語が楽しみです。宮本信子は誰の老年期を演じているのか・・・杉咲花 or 土屋太鳳?
★NHK(火)10時「宙(そら)わたる教室」
東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(小林虎之介)。授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(ガウ)。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(伊東蒼)。青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(イッセー尾形)。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・
今週は第4回でした。毎回、一人一人のエピソードが語られ、それぞれ何らかの障害や問題を抱えていますが、先生がごく自然に寄り添いつつ受け止め爽やかに収めます。今回は「金の卵」の集団就職で職に就いたイッセー尾形が演じる人物でした。イッセー尾形の独り語りの超長台詞がありましたが見事でした。今回で4人揃って科学部が成立しましたが・・・
★カンテレ(フジTV系)月9時「嘘解きレトリック」
いわゆる月9枠で、初回だけのつもりで見始めましたが、昭和初期の時代の雰囲気がとてもち密に再現されているのに感心。建物や調度品、小物、衣装の着物や服など、また、それを生かす色彩、陰影深い照明、など丁寧な作り。今週は、「虎に翼」で美佐江を好演した片岡凜が登場。謎の女性を演じていましたが、次回持越しですので楽しみです。「謎解き」ではなくて「嘘解き」なんですね。
鈴鹿央士と松本穂香のコンビ。原作はマンガとか。松本穂香さんがウソを見抜く力を持った女性を演じています。
★10月25日大河ドラマ「光る君へ」クランクアップ
合戦場面のない大河はヒットしないと言われているそうですが、お公家さんたちの熾烈な権力争いがシビアに描かれていますし、不自由を強いられている帝やお姫様たちの内面もシッカリ伝わって大石静香さんの脚本はとても面白いと毎回楽しんでいます。今朝のNHK「あさイチ」は藤原道長を演じている柄本佑さん。既に丸坊主の剃髪姿でしたが、クランクアップも済ませての出演だったということです。
★来年の大河ドラマ「べらぼう」、海外向けタイトルは「UNBOUND」に